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朝日新聞の火曜夕刊がリニューアルした

2019年04月10日 12時12分25秒 | 新聞などのニュースから
 筆者の勤務先ではない、よその新聞の宣伝をするのは気が進まないが、これはひとこと、触れておかざるを得まい。

 札幌などで配布されている朝日新聞の夕刊は以前から、一般の展評や、1点のみの画像を大きくあしらう「美の履歴書」といったアートの記事が多かったが、この4月から「彩る art」という囲み罫を添えて3ページに拡充された。
 全体で8ページしかなく、しかも最終面はテレビと広告だから、実質4割強がアート関連という計算になる。かなりの高率だ。

 これはもともと朝日新聞が東京配布の紙面には載せていたが、道内印刷の紙面ではカットしていた、首都圏の展覧会情報(写真付きの短い文章と、各美術館・博物館の日程一覧)を、道内配達分でも掲載するようになったのが大きいと思われる。

 読売新聞は朝刊文化面で週1回アートを重点的に取り上げている。ただ、必ずモノクロである。
 毎日新聞は道内では夕刊が配達されないこともあり、文化面自体がやや少ない。

 これらと比べると、朝日新聞の情報量は、オールカラーであることもあわせて、他紙を圧倒している。
 道内の展覧会については、従来は木曜夕刊の道内欄にあったものを移設してきただけなので、小さなカラー写真と短い文章の紹介が三つと、小さな表があるだけで、首都圏の記事がメインではあるが、札幌の美術家には休日を利用して東京の美術展を見る人も多く、そういう人には役に立つと思われる。

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