北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

夏は終わらない。2024年9月5日のギャラリー巡りは9カ所

2024年09月08日 06時28分20秒 | つれづれ日録
 札幌市内のギャラリー巡りを資料館からはじめることが多いのは、他の施設よりも早く午前9時から開館しているためです。
 「佐藤伸美 油絵展」「レンゲショウマの会合同展」「第34回ボワパレット水彩展」「孔画展2024」を見ました。
 「竹本修水彩画展 心に残る光景」は10時開室だったので見ていません。
 いずれも8日まで。

 続いて、西11丁目駅に近いコンチネンタルギャラリーで、渡辺可緒理さんの写真展
 多重露光を駆使した作品で、別項で紹介済み

 地下鉄東西線でバスセンター前駅へ。
 市民ギャラリーで第68回新道展
 うわさの通り、出品数が激減していました。
 これは、そもそも搬入数が減ったのか、それとも昨年まで2階に並んでいた、絵画教室展で見かけるような初心者の凡作を落としたためなのかはわかりません。後者のタイプの絵が今回はとても少なくなっていました。
 会場で会った、大御所のAさんは
「見やすくなったね」
と高評価でしたが、案外、後者のタイプの絵が少ないことに好感を持ったようでした。
 確かに、2段掛けも皆無ですし、見ていて疲れません。
 8日まで。 

 
 昼飯はがっつり食べたくなって、サッポロファクトリー・アトリウムの「T」で三元豚ロースとんかつ定食。

 SCARTS スタジオで「書凰の会」展。
 創玄あたりによくあるタイプとは違った、しかし力強さを感じさせる近代詩文書がほとんど。題材も新しいものが多めです。
 我妻緑巣さんが賛助出品。
 9日まで。

 スカイホールで北山寛一展を見ていたら、札幌在住で自由美術の大ベテラン佐藤泰子さんにお会いした。なんと、三笠市幌別の中学校で北山さんが教え子だったとのこと。
 佐藤さんはことしで87歳。「もう最期だから」と繰り返していましたが、まだまだ健筆をふるってほしい。
 北山さんは相変わらずうまい。500号の大作を完成させるまでは死ねませんと話していました。
 8日まで。

 さいとうギャラリーは、甲斐野弘幸・市子2人展と霜月窯石川直子作陶展。
 石川さんは自力で穴窯を造ったという陶芸家。淡いピンク色は自然釉でしょうか。
 8日まで。

 カフェビストロ+ギャラリー・オマージュで「知の華」展。
 金内俊静:詩文■齊藤雅彰:絵画■別府肇:抽象画の3人展。
 3人は赤平の同級生。別府さんはいつものように、小さな画面に大きな世界。
 齊藤さんは「本業」は演劇らしいです。
 9日まで。

 ギャラリーエッセで第14回北辰社書展。8日まで。
 併設のミニギャラリーで「HOKKAIDO PHOTO FESTA 2024 協力企画 第五回入江泰吉記念写真賞受賞作品 眞岡綺音『陸の珊瑚』」。
 20代の若手。家族というか親戚の写真ですが、川内倫子のようなエモさはなくて、距離の取り方がなんか不思議。
 21日まで。日祝日と9月7、14日休み。


 以上9カ所で打ち止め。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。