
(承前)
真冬なので、前項に書いたとおり稚内公園は閉鎖されているし、中央公園などの野外彫刻もすっかり雪に埋もれています。
ホテルから近い観光名所の「北防波堤ドーム」は、話のタネだと思い、夜と朝に足を運んでみました。
かつてライブペインティング大会の会場になったこともある、ながーい建造物です。


確かにその巨大さは圧巻で、古代ローマの神殿もかくやという規模ですが、端から端まで歩くといささか単調さをおぼえるのも確かです。
「北海道遺産」にも選ばれており、長さは427メートルもあるそうです。



地図をみると、先端の方に「稚泊航路記念碑」とか「大鵬幸喜上陸の地」とか書かれていますが、雪で覆われていて、よくわかりませんでした。
※「稚泊」は「稚内ー大泊」のこと。大泊は現在のコルサコフ。
ドームの裏側は宗谷海峡です。
西の端に、上に続く階段があり、登ると鉛色の海が見えました。
打ち寄せる冷たい波を見ていると、これを防ぐ施設の(つまり、このドームです)必要性があらためてよくわかります。
戦前まではこの巨大ドームの中まで線路が続いて汽車が入線し、すぐ脇の埠頭に停泊した船に旅客が乗り換え、荷物・貨物が移し運ばれていたのでしょう。
筆者が行ったときは、稚内海上保安部の巡視船「りしり」が停泊していました。
真冬なので、前項に書いたとおり稚内公園は閉鎖されているし、中央公園などの野外彫刻もすっかり雪に埋もれています。
ホテルから近い観光名所の「北防波堤ドーム」は、話のタネだと思い、夜と朝に足を運んでみました。
かつてライブペインティング大会の会場になったこともある、ながーい建造物です。


確かにその巨大さは圧巻で、古代ローマの神殿もかくやという規模ですが、端から端まで歩くといささか単調さをおぼえるのも確かです。
「北海道遺産」にも選ばれており、長さは427メートルもあるそうです。



地図をみると、先端の方に「稚泊航路記念碑」とか「大鵬幸喜上陸の地」とか書かれていますが、雪で覆われていて、よくわかりませんでした。
※「稚泊」は「稚内ー大泊」のこと。大泊は現在のコルサコフ。

ドームの裏側は宗谷海峡です。
西の端に、上に続く階段があり、登ると鉛色の海が見えました。
打ち寄せる冷たい波を見ていると、これを防ぐ施設の(つまり、このドームです)必要性があらためてよくわかります。
戦前まではこの巨大ドームの中まで線路が続いて汽車が入線し、すぐ脇の埠頭に停泊した船に旅客が乗り換え、荷物・貨物が移し運ばれていたのでしょう。
筆者が行ったときは、稚内海上保安部の巡視船「りしり」が停泊していました。
(この項続く)