まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

片付けは もう少し先 彼岸過ぎ

2014年03月23日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3度から20度、湿度は76%から35%。風は1mから3mの北北西の風が・・・。全くの春の天候になってきた。明日の24日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷が接近するために夜は雲が広がる見込みらしい。

 

 朝方は気温も低く、風も冷たく感じられたけれど日差しはまさに春の陽光うららか・・・。そこで、今日の散歩は北方面の1時間コースになった。たまには見慣れた光景から違った風景にも出会わないと・・・。

 

 我が家から北に進んで鮎帰(あゆかえり)を経て松尾小学校を過ぎて県道まで出て・・・。みろく自然公園経由で戻って来るというコース。散歩するにはいい時候になった。

 

 小鳥の声もにぎやかになったし、ウグイスの声も上手になった。だんだんと花をつける植物も増えてきた。

 

 10時過ぎに我が家に戻ってきて、それから二階のバルコニーに布団を干した。前回は私のお布団だけを干して、奥方に叱られたもので、今日は奥方の布団も干しておいた。「当たり前でしょ!」と云われてしまった・・・。

 

 今日もお客さんが来るかも知れないということで自宅待機になった。でも、母がいなくなってからは、来客もすっかりと減った。だから、この三連休はどこにも出掛けずに居た・・・という、おもしろくない三連休になった。

 

 と云うことで、今日も論文の修正や追加、レポートの推敲やら確認作業・・・。今日もドライ・アイで目が痛い・・・。天気がいいのにね。

 

 で、今日は「歎異抄」のお勉強。『歎異抄』(たんにしょう)は、鎌倉時代後期に書かれた仏教書であって、作者は、親鸞聖人のお弟子である唯円坊とされている。その内容が親鸞滅後に浄土真宗の教団内に湧き上がった異義・異端を嘆いたものであるので、「歎異抄」という書名になっている。

 

 最近は解説書やコミックスも出ていてずいぶんと親しみやすくはなった。この本もまた、聖書同様に隠れたベストセラーになっているらしい。だから書店に行けばずらりと「歎異抄」関連の本が並んでいる。

 

 でも、なかなかに難しいお話だから、すんなりとは頭には入らない。だから、これを読んで感想を述べよと云われても、どこからどぅやって感想を引き出せばいいのかもわからない・・・。ま、優等生並の感想を書き並べるしかないのでは・・と。

 

 そそ、明日は早くも県立病院の予約診察日。明日も「血液検査」と、胸部レントゲンの一般撮影とドクターの診察。これで午前中はつぶれてしまう。明日のお昼はおうどんになりそう。

 

 で、一週間は何もない予定。お天気次第でどこかにお出かけしたいものである。

 

  今日の掲示板はこれ。「一生懸命 一度きりの人生だから その夢に懸けてみて・・・。幸せな運命がそこで待っているから。」と云うもの。幸人遊名オリジナルポストカードにある言葉で、作家が「一生懸命」を使って詩を創りあげたというもの。前半は納得できるのだが、後半はやや疑問。一生懸命に努力をしたからと云って、必ずしも幸せな結果が待っているとは限らない。ソチのオリンピックを思い出してみても、結果は幸せだったとは思えない。だからと云って、一生懸命に生きると云うことは大切なことだとは思っている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


精出すと 決意もないが 梅の花

2014年03月02日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は気圧の谷や南海上の前線の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は7度から12度と暖房のいらない一日になった。湿度は92%から54%。風は1mから2mの北西の風が少し。寒い風ではなかった。明日の3日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 今日もお天気が悪いし、奥方がいるもので外出禁止。仕方がないので、今日もデスクワークの引きこもり状態。朝夕の犬の散歩に出た程度。

 

 三月の第一週中に、例の「英国士官レキ研究」の「パワーポイント」データを事務局に送らないといけないのだが、その構想がまだできあがっていなかった。行き当たりばったりで、データや情報を追加・追加・修正・改造をやってきたものだから、話の筋が通らない。

 

 今朝方、布団の中で、ハタと気がついた。肝心の「英国士官レキ研究会」のことが何も出てこないのでは、研究報告会にはならないではないかと夢の中で気がついた。そら、そうだ。

 

 「なぜ、この研究テーマを選んだのか」「どういうメンバーが集まって、どういう研究をしようとしたのか」という所から始めないといけないじゃないか・・ということに気がついた訳だ。そこで、シート(画面)を追加したり、入れ替えたりして、ストーリーを組み替えてみた。それでは話がつながらなくなって、またもや、シートを入れ替えたり並べ替えたり・・・。

 

 ま、紙芝居の絵の順番を入れ替えて並べ替えるみたいな作業なわけだ。絵の順番を並べ替えるとお話が飛んでしまったり、切れてしまったりするから、新しい絵を差し込んで話をつなげてみたりするってことだ。まるで、とんちんかんなことをやっていることになる。

 

 普通のお話は、「起・承・転・結」で組み立てるもの。新聞とかでは、「結・起・承・転」とかの技を使ったりするが、普通はそういう流れは考えずに流れを決めてしまっているのが実情。時系列で情報を並べてしまって、それで報告を終わってしまうスタイルである。

 

 で、今日もお昼はリンゴと紅茶という簡単なもの。こんなんで大丈夫かなぁと思ったけれど、リンゴもまるごと一個を食べると、それなりにおなかも満足している。不思議なものだ。

 

 お昼もそうだけれど、夜の部の、20時からのテレビを見ながらの二次会で、清酒二合あまりと、生玉子二個を飲むのがカロリーオーバーになるのだと、けいこばぁは云う。それをやめて二週間。果たして効き目はあるのだろうか・・・。

 

 近くの畑では麦が若葉を出してきた。これを見ると春だなぁと思う・・・。 でも、最近は「麦踏み」というものを見なくなったが、それでも麦は大丈夫なんだろうか。

 

 我が家の裏庭を見ると、ここにもふきのとうが少しばかり生えてきている。ここは、いつでも採れるからとそのままにしてきたのだけれど、あんまり大きくなっても・・・ということで採ってきた。

 

 大きいものばかりだから、どうして食べようか。フキの佃煮にでもするのだろうか。

 

 母のさっちゃんの植えたチューリップが、今年も芽を出してきた。自然は律儀でけなげでまじめで真剣だなぁと思う。時期が来れば、それなりに芽を出してつぼみをつけて花を開かせるのだから・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「精だせば凍るひまなし水車」というもの。世間には三日坊主という言葉がある。計画を立てることは誰でもするのだが、それを長く続けることは大変なことだ。正月の初めに目標を立てた人も、この時期は忘れがちになるころ。 わたしたちは、悩み、苦しみが続くと、色々な神さまに頼ったり、一心に仏様を拝んだりするもの。だが、少し良くなるとやめてしまって、忘れてしまいがち。 このような姿を「火の信心」と云い、一時は火が燃えさかるように熱心になるのだが、いつのまにか消えてしまうもの。 その反対に、目立ちはしないが、いつまでも続けている姿を、「水の信心」と云う。 川の水は、たとえ細くとも、止まることなく流れ続けている。この姿が大切なことである。 「精出せば、凍る間もなき、水車かな」 私たち人間は、どちらかと言えば、苦労を嫌って安易を求めがちである。一度怠け癖がつくと、なかなか立ち戻ることができない。何事も継続することが大切なのであるのだが・・・。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あれやこれ 迷っている間の 黄水仙

2014年02月24日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は0度から8度、湿度は76%から52%。風は3mから1mの北北東の風が少し。今日、松市内で「モンシロチョウの初見」が観測されたそうで、平年より20日早く、昨年より23日早いのだそうだ。このお天気も明日まで。明後日の水曜日以降は曇り空か雨になるそうだ。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 朝方の迷犬ごんの散歩の時には朝霜で真っ白だったが、陽が昇ると暖かくなったので、またも散歩に出掛けた。とにかく、体重を落とさないと心臓に負担がかかるし、足腰にも影響することだし。とにもかくにも、記録的な「69Kg」というのはなんとも嘆かわしい。運動不足と夜の深酒が原因だとは思うこと。

 

 ということで、今日は北に向かって歩いて行って、小学校があるメインストリートまでの約2Kmの往復という1時間コース。たいしたコースではないが、運動不足がたたっているのか、膝とか腰とかがびっくりしている様子。少しずつ距離を伸ばそうかと思いつつ・・・。

 

 散歩しながら、こういうお花なんぞを写しながらだから、たいした運動量にはならないが、じっとデスクワークよりかはずっと健康家的ではなかろうか・・・という自己満足。

 

 それと並行しながら、レポートのテーマである「タマシイはあるのかないのか」という問題も考えていた。これって、簡単なようで難しい課題だなぁと思った。「やまとだましい」とか「刀は武士のタマシイ」とか、「三つ子のタマシイ百までも」とか・・・「ことだま」とか「タマシイを揺さぶられる」とか「タマシイの叫び」とか・・・一般的は使われるのだけれど、誰も見たこともないし、触ったこともないし。絵や工作を見て、「タマシイが入っていない」とか云われるけれど、作者がタマシイを入れるのを見たこともないし、また、「タマシイを入れた」という人もいない・・・。「タマシイ」って、何だ??

 

 「あの人はタマシイの「抜け殻」だ・・」とか、「仏作って、タマシイ入れず・・」などというが、「精神」とか「こころ」でもないし、「根性」でも「気力」でもない。「思慮」とか「分別」とも違うし、素質や天分でもない。それでは・・「タマシイ」はないのか・・と言うと、「ない」とも言えないし、「ある」とも言い難い。例えば「天国」とか「地獄」とか、「宇宙の果て」とか・・・。「ある」とも言えないし「ない」とも言えない。

 

 そう云えば、「あした」はあるのか、ないのか。今日は確かに今、ここにあるのだけれど。昨日も確かに昨日にはあった。でも、だからと云って、明日がかならず来るかと言うと、明日は来ない。明日になったと思ったら、相変わらず、「今日」になっている・・・。なんと、ややこしい課題を出されたものだ。

 

 この問題、四月末日までにレポートにして提出できるんだろうか。ということで、今日のお昼はここになった。東かがわ市落合にある「手打ちうどん讃州讃岐屋」という一般店。国道11号線沿いにあるうどん屋さん。

 

 で、今日は珍しく「かまたまうどん」並で500円。おうどんに生玉子を載せておしょうゆをかけるだけのもの。ネギや天かすが少しばかり載るけれど・・・。ま、ヘルシーと云えばヘルシーかも。

 

 で、午後からは気分を入れ替えて、「英国士官レキ研究」のパワーポイントの資料の追加。あれも、これもと欲張って資料を追加中・・。時間内に入らなければ通過すればいいだけのこと。お話の材料だけはふんだんに用意しておこうと思って。

 

 英国公使の依頼を受けて、香川県知事吉原佐分利からの返書が届いた・・・という記事。本当に「吉原佐分利」なる人が居たのかどうかを調べてみた。いなかった・・。

 

 吉原佐分利・・・という人物がいたのかもしれないが、香川県第八代知事は「吉原三郎」という人だった。これを「佐分利」と、英国人が聞き違えたのかもしれなかった。

 

 そんなこんなで、春めいてきた二月の一日は暮れてゆくのだった。ちなみに、県立病院で69Kgと測定されたが、今夜、お風呂で計測したら、66.4Kgになっていた。ひとまず、安心しての夕食になる。

 

 歩くこともいいのだけれど、夕食後、ゴールデンタイムのテレビ番組を見ながらの20時からの二次会で、日本酒を二合あまりを飲みながら、生たまご二個を飲む・・・というのがカロリーオーバーだったかもしれないなぁ~と反省しきり。

 

 今日の掲示板はこれ。「損をしてもいいではありませんか 損をすることをおそれ 得をするために心をくだくことだけが良き人生だとは考えられません」という五木寛之さんのことば。病気がちだからこそ理解できることもあるのだし、人に嫌われる人間だけに感じられる真実もあるものだ。人間、やらなければならないことが、山ほどある。 しかし、どうでもいいことをやることも、また大事だし、必要なことだけをやって過ごす人生などというものは、むなしいこともある。どんなふうに生きても、しょせん、人間の一生なんて、あっという間の時間だ。 自分で納得のいくように生きるのがいちばんいいのかもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


やぶつばき 明日はどこに 向かおうか

2014年01月17日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で瀬戸内側では雲が広がっていたが、太平洋側では概ね晴れていたように思う。丸亀市広島町の気温は2度から10度、湿度は79%から58%。風は1mから3mの西南西の風が少し・・・。明日の18日は、冬型の気圧配置が強まるため雲が広がり、雷を伴い雪や雨の降る所がある見込みとか。いよいよ、冬本番かな。

 

 昨夜は島のお友達と飲んでいたので、寝たのは24時前・・・。いつもは22時前だから2時間ほどの夜更かし。それでも、朝は7時前には目が覚めた。きっと、肌寒かったに違いない。家の周りは雪が降ったかのように真っ白・・・。島でも霜が降りるのだ・・・。

 

 朝の準備を終えたのが9時過ぎ・・・。お風呂の後片付けやゴミの片付けなんぞをやって済ませて・・・。

 

 今日は、「イギリス士官レキ研究会」の実行委員会の開催日。朝食を食べて、資料を準備して、10時前に、「広島コミュニティーセンター」に着いた。別名、「丸亀市広島支所」またの名を、「丸亀市広島公民館」・・・、少し前には、こう、云うとったらしい・・・。

 

 ここで、午前10時10分から、「イギリス士官レキ研究会」が行われる。

 

 今回、集まったのは会員中、7名。で、小豆島での福武財団の発表会の様子の報告、前回までの活動報告、会計報告などがあって、当面する、「地元での成果発表会」についての準備・構成・集客・内容・・・などについての打ち合わせ。

 

 成果報告会のチラシ作成、配布資料の作成・発表用原稿の作成・・・などが当面する私のお仕事。当日の発表も私・・・。ずしりと背中が重くなった・・・。

 

 会議室にはこのような、水仙の生け花が・・・。「なんとかなんとか春遠からじ・・・」。思い出せん・・・・。

 

 それとは別に2月下旬から3月頭にかけては、「島案内人プロジェクト」の案内人用のマニュアル作成と、配布資料の作成も仰せつかった。パンフレットや看板やポスターなどのデザインなどはまるで得意でない。それでも、人手不足だから、みんな、私の所に回ってくる。

 

 私も、この島で育てられたのだから、恩返しの意味でやるしかないのだけれど、優先順位(プライオリティー)の順番がまだまだわからん・・。とにかく、今月いっぱいは、お遍路研究の「まとめ」が最優先。

 

 二月に入ったら、本山の某研修の準備が最優先。二月11日から13日の研修までは、真宗のお勉強三昧。その後は、島案内人プロジェクトとレキ墓プロジェクトを同時並行作業・・・。うまく行くのかな・・・。

 

 ということで、12時45分の江之浦発のフェリー、しわく丸に乗って島を出た。

 

 旅の終わりは、あらたな旅の始まりになる・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「ものごとはうれしい前に決まって心配事やら悲しいことがあるんです」というもの。古今亭志ん生さんの言葉らしいが詳しいことはわからない。確かに経験上、そんなことに思い当たるふしはある。旅行に行こうとわくわくしていたら、親戚の叔父さんだかおばさんだかが亡くなったとか・・・、時たまに頂いたお小遣いが、思わぬ車の故障で全部使ってしまったとか・・・。それも、「娑婆の有様だ・・・」とあきらめるしか他、ないではないか。それが、「忍土だから・・」と、納得するしかないではないか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


遍路道 無心無心と 霜の朝

2014年01月15日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、ときおり、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がってきた時もあった。気温は1度から9度、湿度は78%から57%。風は2mから4mの西北西の風が少し・・・。明日の16日は、東シナ海に中心を持つ高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 昨夜は奥方がお泊まり勤務だったもので、BS放送なんぞを楽しみながら、ちびりちびり・・・とやっていたら23時を大きく回ってしまっていた。おかげで、今朝は8時過ぎ起き。かと云って、別に予定もアテもあるわけではないので全く支障はない。犬のごん様が散歩に行きたくてうずうずしているくらいなものである。

 

 ということで、午前中は、スキャナーで読み込んだ資料の校正作業というか修正作業というか・・・。やはり、機械で読み込んだ文章には読み間違いが幾つもある。うちの場合、「は」と「ほ」との区別ができていないし、カッコの(「」、『』、【】)が認識できていない。漢字も複雑なものは認識しないので、そういうものを修正していかねばならない。

 

 それに、一番、面倒なのが「ルビ」。「ロロロロロロロロロロロロへんろ」などという記号があるので、それらは削除しないと文面がおかしくなってしまう。だから・・「邊路(へんろ)」などのように書き直す作業も入る。

 

 今日のお昼はさぬき市役所に用事があったもので、さぬき市志度にある、このお店に入った。ここもプチセルフのお店で、「こがね製麺所・志度店」。

 

 で、注文したのは「しっぽくうどんの小」で480円だったか。ここは白味噌仕立てなので、見栄えも味も少しばかり違う。白味噌のおかげなのか、味はマイルドで食べやすいなぁと思った。

 

 これは先日の「おへんろつかさ」の閉講式の写真。大山市長が閉講の挨拶をしているところ。このゴマシオ頭のおじさんが私。そろそろ髪を切らないといけないぞ。

 

 これは、修了証書を授与されているところ。このごましお叔父さんの頭が邪魔やね・・・。

 

 これが、修了生と講師・市長さんらとの記念撮影風景。修了生は18名やね。前列左から三人が講師、そして市長。最後部の高い所にいるのが会長。こうしてみると、本当におじいさんになったねぇ~。私は市長さんの後ろにいたつもりなんだけれど。

 

 午後からも、ワード文書になったもののチェック。さすがに連日ともなると、眼が乾いてしまう「ドライ・アイ」現象なのか、文字が見えづらくなってくる。

 

 これもお遍路さんが行き倒れて、地元の人がお墓を建てたものらしい。こういうお墓が建ててもらえるのも、路銀をいくらばかりだか持っていた人。お金のない人は形ばかりに埋められて、お墓の代わりに菅笠を載せ、杖を墓標代わりに立てておしまいになった。

 

 お花は自然に咲く野の花で、お水は天からのもらい水だった。そんなお墓が、このあたりにはおびただしい数で残されている。

 

 ということで、明日からはまた、しわく広島に行くのだけれど、光化工事の最終試験も明日だという。早くに最終試験が終わって、しわく広島に向かいたいものである。

 

 今日の掲示板はこれ。「財布を忘れたらびっくりするけど 自分を忘れてもびっくりしない」というもの。確かに財布や携帯電話を忘れたら身動きできないくらいになっている昨今、びっくりするだけじゃなくと、どうにもこうにも動きがとれなくなってしまっている現代。そんな中にあって、夢中になって自分を忘れる、ぼんやりしていてて自分を忘れる。ふっと、自分を忘れてしまっているときもあるが、そんなときにも、私たちはそんなにはびっくりしない。その差はなんなんだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


小春日に 歴史談義の 編集者

2013年11月05日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の6日も、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。今日の気温は12度から十八度。湿度は70%から54%。風は2mから3mの西北西の風が少し。

 

 すっかりと晩秋の風情から初冬の兆しが見受けられるようになってきた。

 

 さて、福武財団から頂いていた瀬戸芸の3シーズン用のパスポート。瀬戸芸も昨日で終わってしまったが・・・。

 

 中は真っ白けのまんま・・・。ま、現代アートというのは全くの興味がないので見る元気も参加する元気もなかったので・・・。ま、自分でお金を出したパスポートならば、少しは見てもいいかなぁと思うけれど、財団からいただいたものだから・・・そのまんまになっていた。

 

 今日は、島の文化祭用に作成中の「論文集」の論文追加作業・・・。今頃になって大慌てしているわけではないが、あれも、これもと欲張っていたら120ページもの大作になってしまった。

 

 漫然と見ていた路傍のお墓。それをじっくりと調べていたらとんでもない事実が浮かび上がってきて・・・。私たちにすればすごいスクープだと思うのだけれど、福武財団からすれば、「軽すぎる活動や研究が多すぎる」と一喝された。確かに、このお墓一個で世界が変わる訳でないはないし、大きな学術論文になるわけでもない。このお墓で人類が豊かになるわけでもないし、人類の飢えが解消されるものでもない。

 

 ましてや、このお墓で島興しができるわけでもないし、丸亀市の歴史が塗り替えられる訳でもない。単なる民俗学的な話題が一個増えたというだけの話・・・。

 

 今日のお昼も手近なところの、さぬき市長尾東にある「笠堂や」というセルフのお店。

 

 相も変わらずの「わかめうどん」で260円。別に髪の毛が黒くなって欲しいという訳でもない。この食感がなんとなく好きだなぁと言う程度。「一日一麺」、「好麺必食」、「廉価安心」。

 

 きのう、どなたかにうどんの種類をお話したのだけれど、函館の方が小豆島においでていらして、「フェリーの中でおうどんを食べたらお出汁が少ないのにおいしかった」と言われた。ま、一般的に言って、フェリーの中のおうどんは陸(おか)で作ってビニールパックされたものかセイロで運び込んだ物だから、基本的には時間が経っておいしくない。でも、期待と、空間と、環境とで、おいしいと思う。確かにわたしもおいしいと思う。思うけれど、本当は、本場のお店で食べるのが「お・い・し・い・・・」。

 

 こういうお店が,本当は「お・い・し・い・・」のだ。

 

 午後からも、レキ墓研究の論文集の編集と校正作業。版下の作成も兼ねて・・・。おお、そうだ、わたしも「まほろば工房・編集長」とか、「まほろば書房・コーディネーター」とかという名刺に切り替えようか。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は見えても自分は見えない」というもの。他人様の姿形や人様の言動やらははっきりと見えて、「あの人がこんなことしてはる」。「あの人がこんなこと言うてはる・・」と、要らぬ事まで見えてしまうのだけれど、それを見ている、このわたしの姿はなぜか見えない。そうだ、わたしのこの目は、外向きについていて、外面ばかりを見ていて、このわたしの内面は見えないようになっているのだと思う。それじゃ、ダメじゃん・・・釋暁光。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ゆるゆると 山を紅葉が 降りてくる

2013年10月28日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。若干、雲が流れてくる時期もあったのだけれど。明日の29日も、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。今日の気温は11度から19度。湿度は66%から52%とさわやかな秋日和になった。風は1mから3mの北北東の風が少し・・・。

 

 今日も予定がないので、朝からデスクワーク。島の文化祭用の「レキの墓」に関する論文の加筆修正作業。昨年の今頃に書き上げたものを、一年経った時点で追加や修正もどんどんと出てきて。

 

 で、これまた、150ページほどの論文になる。このレキの墓は慶応二年から明治七年くらいがメインになるもので、この、釣先生の「和洋暦換算辞典」が重宝するというか、無くてはならないものになっている。役所の記録は和暦だし、新しい事例は新暦と和暦が混在しているし・・・。

 

 で、今日のお昼はここになった。さぬき市津田にある「さぬきうどん羽立」という一般店。

 

 で、今日は奮発して「肉うどん」をお願いした。一玉で550円。でも、日中には気温が高くなったようで、冷たいお水がおいしく感じられた。いやいや、おうどんがおいしくないというわけではないのだが・・・。

 

 ここも常連さんが多いらしくて、次から次へとお客さんがやってくる。

 

 ふと、目に着いたこの幟(のぼり)を見つけて、菊を見ることにした。

 

 こうした大きな物はきれいに花が開いているのだけれど、懸崖などの小菊はこれから・・・という感じ。

 

 ま、お花のことはよくわからない。菊の名前や種類なんぞはまるきりわからない。こういう大きな物は「大輪」とは言うのだけれど・・。

 

 菊作りの苦労話はなんども聞いたけれど、ほとんど忘れてしまっているのも事実。自分に関係のないお話はすぐに忘却の彼方だ・・・。

 

 どっちかというと、こういう野路菊というか野生の菊のほうが性格的には似合っているのかもしれない。

  

 午後からも、論文の続きを入力していた。今年になって見つかった国立公文書館の資料(塩飽島へ英国海軍人死屍埋葬届とか英国公使からの感謝状など)も盛り込まなくてはならないし・・・。

 

 あと、数日で10月も終わりになる。確かに朝夕は冷たくなってきた。今年の冬は早く来て冷たくなりそうだという長期予報を聞いたような・・・。少し前までは、暑い熱いと汗を流していたのが、最近はすっかりと秋の空気になってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分にも、人にも レッテルを貼らないほうがいい。人間は変わる動物だ。人との出合い 触れ合うことで人間は変わっていく」という鎌田實さんの言葉である。

 とくに結婚という空間では、相互作用によって化学反応を起こす。いい方向へも、悪い方向へも変わる。赤の他人だった二人がともに暮らし、誰よりも深くかかわり合いながら
子供を産み育てていくのだから、ほかの人間関係以上に、お互いに与える影響は大きいのである。

(空気は読まない、鎌田實)

 

 人は、自分の意志ではなかなか変われなくても、環境が時代が変われば、やむを得ず変えられていく。だから、つまり変われるのだ。ただ、引き金はいろいろあって、そのうちの何かだ、ということ。自分がこれで変われたから、ほかの人も同じもので変われるとは限らない。逆に、変わる人もいれば、変わらない人もいる。その選択をするのはその人次第なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


雨の日は 歴史散歩の 菊花展

2013年10月22日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れるという予報だったが、ほとんど雲のかかったどんよりとした天候になった。気温は17度から22度、湿度は86%から65%。風は1mから3mの北北東の風が少し。明日の23日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夜には雨が降る見込みらしい。

 

 ということでもないのだが、今日も午前中は読書をやっていた。

 

 今日もまた、「仏教学法然講座」。別に法然上人に傾倒している訳でもなんでもないのだが、「死の教師」などというどきっとするような表現についつい引き込まれてしまって。確かに、法然上人は「念仏をして極楽に往生する」という「死の座標軸」というものが感じられる。でも、親鸞聖人は、「生の座標軸」を構えたと感じている。その違いはどこなのか・・と。

 

 で、今日、来週は少し旅に出るので、タブレット端末の充電器と予備バッテリーを探しに量販店に行ってきた。

 

 これでどのくらい持つものか実験もしておかねば・・・。もう一つは車載用のシガレットライターから取るもの。モバイルの電源対策ってことだ。

 

 で、今日は東かがわ市湊にある「うどん元匠・湊店」に寄った。ここは安い・早い・旨いを実感するところ。好き好きやけれど、少なくともわたしはそう、思っているだけ。

 

 で、山菜うどん(280円)+掻き揚げ天(100円)で380円。ずいぶんと小食になったもんだ。こころも。財布も、根性も・・・小さくなった。

 

 午後からは「幕末歴史学レキ墓論」の整理を継続・・・。

 

 こういうもの・・・幕末ころの瀬戸内海の海図である。数字はフィートやメートルではなくて「尋:ひろ」で表記されている。

 

 明治になってからの海図などをプリントアウトして・・・。

 

 5冊のファイルに整理をしてゆく・・・。一方では・・・

 

 論文の整理などもやっておく。これはパワーポイントを使っての資料の整理中・・・。

 

 今日、英国から送られてきたグラハムさんからの論文を和訳中に、永年の謎が氷解した。イギリスのシルビア号の艦長だった、セント・ジョン氏から広島住民に対して送られた感謝状に記載された「1866年」という日付の意味。それは、同じく国王陛下の艦船・サーペント号が、広島周辺で測量をし、さらに船員たちが上陸したのが、1866年10月のことであった。こういう歴史の記録の断片が綴られて・・・あのお話につながって行った。

 

 これで、わたしのレキ墓研究は完成を見ることになる筈。とりあえずは、今週の行事、来週の行事を終えてからのまとめにしたいものだ。

 

  今日の掲示板はこれ。「待ったなし やり直しなしに 木葉散る」というもの。次に生まれる若芽にいのちを託して、古い葉は散ってゆくもの。しかも散りぎわに、『裏をみせ表を見せて散る紅葉』と永遠の生命の縦承のために静かに散り、譲り受けた生命は大地に立って長い冬の寒さを忍びながら、新たな春の新芽となっていく。思うままにならない人生であり、予期せぬことに出合ったとき、戸惑い、うちひしがれていくこともあり、辛い道のりだけれども、たしかな人生を強く歩めたらと、感じる今日このごろ。私も一度しかない人生を美しく歩み、美しく散って行きたいと思うばかりである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


まだ蕾 雨に打たれる 菊花展

2013年10月20日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が一日中降っていた。明日の21日は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。今日の気温は16度から18度、湿度は92%から90%。肌寒い一日だった。風は1mから3mの北の風が少し。寒いと言うほどでもなかった。

 

 今日はさぬき市主催の「おへんろつかさ養成講座」の三回目。四国霊場86番札所の「志度寺」での実地研修。受講生22名とサポート・OB・OG・主催者が20名ほど。志度寺の山門で受付。

 

 今回は、お寺さんの都合で受付が10時からというので、塔頭の「自性院」に寄って、「平賀源内」さんのお墓を見学してきた。私はこういうお墓にお参りする習慣はない。ただの見学である。

 

 雨の中、OBさんの案内で境内の研修。「奪衣婆堂」と「五重塔」、「閻魔堂」の特別開帳を見学した。

 

 ここの閻魔さんは頭に十一面観音が乗っているという珍しいもの。奪衣婆とか閻魔とかいうものは真宗には見掛けないので、「ふむふむ・・」みたいな感触だった。

 

 その後は、バスで「真珠島」という所に移動して、「弁天さん」の秋祭りを見学した。志度寺には海女の玉取り伝説があって、面向不背の玉を取り返した海女が引き上げられた所ということで、志度寺さんがここで読経をし、お神輿を担いでにぎやかな祭だったというが、例に漏れず、担ぎ手がいなくなったのと雨のために御輿渡御はなし。

 

 こういうお堂に入って、真言宗のおつとめにも参加。一応のお経は読めるが、「般若理趣経」は難しすぎる。弁財天はインドの神さまらしいが、それが仏教に入って仏様になったというのだが、ここはお宮さん形式。聞けば、神仏混交時代からの名残で、お宮さんにお坊さんがお参りしてお経をあげてお神輿が出るという、なんともファジーな信仰だなぁと思った。

 

 12時丁度にお寺に戻って休憩。雨の中、お遍路さんがたくさんお参りに来ていた。お昼はパンとコーヒーがサービスされた。たまにはこうした食事もおいしいものか。

 

 書院に通されて眺める「無染庭」という枯山水のお庭。この中央の石が「真珠島」をイメージして作られたものだとか。海女の玉取伝説がここにも息づいている。

 

 これがその「海女の墓」といわれるもの。伝説では1、000基も作られたというが、凝灰岩でできているもので崩壊が激しく早急な対策が必要だとか・・・。いつ、崩れるか分からないので周囲に柵をして人が入れないようにしてある。

 

 午後からは、おへんろつかさの会の渡邊副会長が、志度寺縁起のうちの「海女の玉取り縁起図」の絵解きをしてくださった。こんな片田舎にしては立派な縁起図であった。

 

 その後、副住職の十河陽之助氏による講義があって、歴史や縁起のほか、四国霊場を世界遺産登録する手順などについて、内容の濃い講義になった。とりわけ、納得したことは、「あれはダメ、これは間違い」という考え方でなく、「こういう伝承がある」「こういう縁起がある」「こういう民俗伝承がある」という総論並記の考え方を持って欲しい・・・と言う言葉には大いに納得した。とかく、私たちはAかBかで判断して、ここはAだからBは間違いだと決めてかかってしまう。Aもいいし、Bもあるし、Cもあるぞ・・ということで学んでいかねばと思った。

 

 きょうの掲示板はこれ。「晴れた日と雨の日があって一つの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって人生が深くなる」というもの。

 「悲しみの意味」

   冬があり夏があり
   昼と夜があり
   晴れた日と雨の日があって
   ひとつの花が咲くように

   悲しみも苦しみもあって
   私が私になっていく
                   星野富弘

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うどん屋に さりげなく挿す すすきの穂

2013年10月19日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降っていた。それがほぼ1日中続いた・・・。明日もこんな天候らしい。今日の気温は14度から19度、湿度は92%から66%。風は2mから3mの南南西の風。おかげでセーターを一日中羽織っていた。

 

 雨は小雨が断続的に降り注いでくるという感じ。大きな雨ではないが、そうそう、梅雨時の雨みたいなもの。おかげで今日も引き籠もり状態。

  

 来月の九日・十日がしわく広島でのふれ愛まつり(文化祭)だから、少しは展示物の用意でも・・・ということで、資料づくり・・・。

 

 イギリス士官レキに関する画像や資料が約85点ほど。これをパネルにしたり、ポスターにしたら展覧会か資料館のようになってしまう。

 

 そこで、何冊かのファイルに収めて見て頂くことにする。そのほかに論文集とか冊子とかの資料やチラシも用意して・・・。

 

 これがその、チラシの一部。両面印刷で配布用にしたいものだ。

 

 この案内板には、こんなことが書いてある。

 慶応二年(1866)英国の軍艦セルビア号が瀬戸内海の航路を測量中士官のレキが死亡した。そこで近くの広島に着け遺骸を江の浦の西のはずれの人里離れたところに葬り十字架の墓標を建てて去った。明治元年(1868)に江の浦の庄屋の岡良伯という人が英国士官の霊をあわれんで長谷川三郎兵衛という日本人の仮の名を付けて寺院の過去帳に記載し墓碑を建てて菩提を弔うようにした。後に英国より感謝状が送られて来た。

                          丸亀市教育委員会

 

 それを修正したならば、こうなった。

  明治元年(1868)英国の調査船マニラ号が瀬戸内海の燈台用地を調査中、士官候補生のレイクが死亡した。そこで近くの広島に着け、遺骸を江の浦の西のはずれの人里離れたところに葬り、十字架の墓標を建てて去った。明治四年(1872)に江の浦の庄屋の岡良伯と寺脇儀右衛門が図って、英国士官の霊をあわれんで長谷川三郎兵衛に頼まれていた墓碑を建てて菩提を弔うようにした。このことを伝え聞いたシルビア号のセント・ジョン艦長が感謝状を送り、後に英国公使アーネスト・サトウからも感謝状が送られて来た。

 

 ということになるらしい。おおまかにまとめ上げれば・・。

 

 今日は雨降りだから遠くへは行かずに、町内の「杉本うどん」にした。雨の土曜日だから客は少なかった。ま、時間も早いのだけれど。

 

 で、今日はかけうどん小(180円)+野菜の掻き揚げ天(100円)+いなり寿司(90円*2)で、460円だった。ここは麺が太くて硬いからしっかりとしたおなかになった。

 

 午後からも、似たような作業の繰り返し。それをまた、どういう順番で、どのような説明をつけるかで一思案。私の場合、考えて実行するのじゃなくて、やってから考えるタイプだから、どうしても手間がかかってしまう。

 

 ということで、秋の日はつるべ落とし。あっという間に日が暮れる。

 

 今日の掲示板はこれ。「身近な人の死に逢うたびに 人のいのちのはかなさと いま、ここに生きていることの尊さを味わいました」というもの。

 

つまづいたり ころんだり したおかげで
物事を深く考えるようになりました

あやまちや失敗を繰り返したおかげで
少しずつだが人のやることを
暖かい眼で見られるようになりました

何回も追いつめられたおかげで
人間としての自分の弱さとだらしなさを
いやというほど知りました

だまされたり 裏切られたり したおかげで
馬鹿正直で親切な人間の暖かさも知りました

そして・・

身近な人の死に逢うたびに
人のいのちのはかなさと
いま ここに生きていることの尊さを
骨身にしみて味わいました

            あいだみつを

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


どんぐりを 振りまいて行く 風がある

2013年10月16日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は湿った空気や寒気の影響で、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨の降っていた所もあったらしい。気温は19度から20度と、ほぼ一定の温度だった。湿度は90%から62%とさまざま。風は6mから5mほどの西北西の風。今日は薄手のセーターが手放せなかった。明日の17日は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 台風26号の影響はなかったように思う。我が家は雨も風もそんなに強くなかったのだから、丸亀市広島町もたいしたことはなかったんじゃないかなぁと楽観的。

 

 でも、金木犀の花は散ってしまったし、花のなくなった彼岸花の茎がなぎ倒されるように倒されていたことくらいか・・・。多少のおしめりで野菜が喜んだ程度だったのかも。

 

 で、先日来の著作・「讃岐に於ける法然上人足跡巡拝指南書」のプロトタイプ(試作品)が完成した。これを監修していただいた、まんのう町文化財協会の近兼先生に目を通して頂いて、修正すべきところは修正して正規バージョン(Ver1.00)にする。

 

 買い物に出たついでにここに寄った。東かがわ市白鳥(しろとり)にある「讃州うどん・ほそかわ」というお店。

 

 以前には「ぶっかけうどん」で有名なお店だったのだが、今はセルフのお店になっている。

 

 で、今日はわかめうどんの小300円にちくわ天100円を乗せて400円。このチクワ天は健在だった。

 

 午前中は重い雲がずっしりと空を覆っていたのだが、午後からは少し晴れ間も見えてきた。それで風が吹くと肌寒くて、まるで冬の木枯らしに打たれているような心持ちだった。

 

 午後からは、今月末に四国中央市~今治~大島に向かうとかでルートの調査やら道路状況なんぞを調べていた。吉海町の高龍寺なんぞ何十年ぶりだろうか。果たしてうまくたどり着けるのだろうか。

 

 それに伴って予定表の修正作業とホームページの行事予定表の更新作業もやっておく。

http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/memo2510.html

 

 台風一過・・とよくいうのだけれど、前回は梅雨時みたいに蒸し暑くなって困ったし、今回はいつまでも風が吹き付けて来るし空には重い雲が垂れ込めてきている。まるでいきなり冬になったかのような気候になった。

 

 今日、あちらこちらと走ってみたが、この黄色い「セイタカアワダチソウ」が目立つようになってきた。少し前には見えなかったのに、急にこの黄色い花を咲かせるようになってきた。

 

 きょうの掲示板はこれ。「毎日を 私の一番若い日として生きましょう」というもの。渡辺和子著 『置かれた場所で咲きなさい』で、「美しく老いる」という章からこのような言葉がありましたのでご紹介しよう。『毎日を「私の一番若い日」として輝いて生きる』。そして「歳を取ることは悲しいことではない。新しい何かにチャレンジして、いつも輝いていよう」
という添え書きと共に。そうして、もう一つ。「置かれた場所で咲きなさい」

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


蕎麦の花 今日の日記を 書き終える

2013年10月15日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降り続けている。気温は18度から22度どまり。湿度は74%から92%だがムシムシ感はなくて肌寒いほど。風は1mから2m程度の北北東の風。明日のお昼頃には強くなる予報。

 

 朝の間は曇った程度だったのだが、お昼前から雨になってきた。

 

 雨だというても小雨程度。台風の雨とはとても思えないほどの柔らかい雨。

 

 表紙用の写真用紙が切れたもので、量販店に行って写真用紙を幾つか買って来た。それにカートリッジインクも・・・。讃岐弁では「けない」というのだけれど、ものがあっという間になくなること。「お金がけない」とか「インクがけない」とか「トナーがけない」とか言う。

 

 今日は年金支給日だったから、まだ早いのだけれど、ダイアリーと暦も買った。暦はホームページの行事予定表に使うもの。ダイアリーは毎日の予定表のために。

 

 私の場合は、「デスク・ブロック」というダイアリーで、会社時代から使っているもの。昔は欲しい・・というと、会社から支給されていたが、民営化されてからは個人購入になって、ずっと、これを使ってきた。現役時代はA4版だったが、退職してからはB5版になっている。そんなに記入することもなくなってきたし・・・。

 

 で、今日のお昼はさぬき市志度にある「こがね製麺所志度店」に寄った。で、かけうどん小で190円。それにフリートッピングでわかめうどん風になった。

 

 ここのお出汁は最後まで飲んでしまうが、そんなに辛くないし・・・。

 

 で、午後からは試作品の印刷作業。10ページずつを両面複写しながら、見開き2ページがうまく整合するか・・・ということを確認して行く。で、今日は、私用と、監修の近兼先生のものとの二冊を作って行く。

 

 こうしてやってゆくと、写真をスキャナーで取り込んだものが薄くなって読めないとか、ページ数が画像に隠れてしまうとかのエラーが出てくる。それを確認しながらコピーしてゆく。

 

 で、こうした、A4版114ページの冊子ができあがる。まだまだ変更ができるので製本作業はやっていない。この表紙が写真用の厚手の用紙を使っている。表紙だから硬い方がいいと思って。普通の印刷用紙だとぺらぺらになってやぶれてしまう。

 

 雨の中を、迷犬ごんの散歩に行ってきた。さすがに台風接近中というわけかお参りの人がいない。

 

 雨に打たれてソバも力なくうなだれているように見えた。

 

 きょうの掲示板はこれ。「人にあるものは自分にもある 人がすることは自分もする 善人といれば善人となる 悪人といれば悪人となる」という、「荒了寛」さんの言葉。この言葉もいいが、下の「悪しき友と交わるなかれ いやしき者を友とするなかれ 善き友と交わり善き人と共に行くべし」という言葉もいいなぁと思った。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


朝寒に 今日の予定を 西東

2013年10月14日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日の15日は、台風第26号が北上するため、湿った空気の影響で雲が広がり、昼前から雨や雷雨となる見込みらしい。台風の進路が気に掛かる。今日の気温は15度から26度、湿度は78%から52%。風は2mから4mの東北東の風がゆったりと・・・。

 

 昨夜、二次会をやっていて、ふと思った。「最近、ホームページの更新をやってないなぁ・・」と。そこで、午前中はHPの更新作業。とりあえず、行事予定のコーナーだけでも・・と。

 

 もう、10月中旬だというのに、まだ8月分・9月分が残っていたり、11月分ができていなかったりと・・。月日の早さにただただ・・驚くばかり。そういえば、もう、本屋さんには来年用のカレンダーとか日記帳とかダイアリーとか・・暦とかが山積みになっている。そうそう、年賀状の印刷本とかも・・・。

 

 ということで、今年分の11月・12月分のカレンダーは入力できた。おかげで肩がずっしりと痛い・・・。

 

 最近は見かけなくなったなぁと思っていたエンジェル・トランペット、時期が来れば花が開くんだ。私らのように怠け者ではないなぁと教えられた。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市津田にある「道の駅津田の松原」構内にある「松原うどん」というプチ・セルフのお店。

 

 ここのお店のおすすめだという肉うどんを注文した。小の一玉で400円。だが、お肉の量がしっかりと・・・。最近また、肉体労働をしないから、あんまりおうどんも入らない・・・。

 

 今頃・・・ホテイアオイの花が咲き出した。いつもこの頃やったんだろうか・・・。近くでも花の準備をしているつぼみが幾つか・・・。

 

 午後からは「法然上人讃岐の足跡」の製本準備。きれいにできたと思っても、コピーしたら、何がなにやらわからんページになったりする。そういうときは別のものに差し替えしなければ・・・。そうなったときに、あれが見つからぬ、あれはどこに保管したんだろうかと・・・バタバタしてしまう。

 

 ページ数が少し足りないからと別の記事を差し込んでみたりとやってみて、一応の印刷スタイルはできた。目次の訂正もやったりしながら・・・本の体裁ができてくる。うちは企画がおおまかだから、あとは行き当たりばったりのやっつけ仕事。

 

 明日には印刷試験をやってみる。右のページと左のページが不都合のないように確認しながら印刷してみる。ページ数の確認もやりながら。そこで、急遽、1ページを割り込ませたりするから時間もかかってしまうことになる。そしたら、目次のページの修正が必要になったりして・・・。

 

きょうの掲示板はこれ。「平凡なことを 日々平凡な気持ちで実行することが すなわち 非凡である」いうもの。作家のアンドレ・ジイドの言葉らしい。当たり前のことを、日々淡々とこなすことほど難しいことはない。ブログにしろ、ホームページにしろ、フェイスブックにしろ、何かを始めるときには、多くの人が「この習慣を毎日続けるぞ!」と意気込んでスタートしていると思うのだが、一ヶ月もすると飽きてきたり、他の用事でできなくなっている場合が多いように思える昨今。一日を一生と考えて、日々大切に生きていきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


カリンの実 主なき庭の 留守居役

2013年09月30日 | たまには真剣な研究なども

 丸亀地方は晴れている所もあったらしいが、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、弱い雨の降っている所があったとか。明日の10月1日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みだとか。気温は19度から28度、湿度は76%から60%。風は1mから4mの北の風が・・・。

 

 で、今日はしわく広島に帰ってきた。というのも、「イギリス士官レキ研究会」の当面する問題点の意識会わせ・・・ということで、急遽、呼び戻されたということ。

 

 ご案内の通り、この研究会は福武学術文化振興財団の補助事業ということでやっているのだが、その活動成果報告会への資料提出とか会計報告書の提出とかの事務処理が遅れている・・・tおいうので、早急に資料提出をしなければならないということらしい。

 

 で、9時半発のしわく丸に乗って、しわく広島へ帰宅・・・。帰宅たって、住民票はさぬき市にあるし、家族(妻と犬一匹)もさぬき市民なんだが、ここ、しわく広島の江の浦集落の自治会費はちゃんと支払っているし、「木村さん、お帰ったんなぁ・・」というのだから、「帰宅」になるんだろうと思う・・・。

 

 そうそう、その前に、朝昼兼用のおうどんを食べた。丸亀市土器町になるのかな、「手打ちうどん・麺輝屋」というセルフのお店に寄った。

 

  ここは朝の間はかけうどんが100円。それに油揚げを載せて180円。

 

 あとは・・フリートッピングの刻みのりとか天かす、ネギなどでおしまい・・・。

 

 でも、地元のご隠居さんかな、おでんに熱燗でチビチビやったり、運動会の代休なのか、子供を連れた家族連れが数組、にぎやかに朝うどん会をやっていたりする。のどかなさぬきの風景だ。

 

 これが・・「英国士官レキの墓」このお墓の歴史的背景とか世の中の事情とかを調査している。瀬戸内海のこの広島に、なんで、こんなお墓があるのかという・・歴史遺産の根本的調査である。

 

 で、行きがかり上、11月頭の連休に行われるせいか発表会に私が原稿を書いて、ポスターも造って、発表会や懇親会にも参加しなければならなくなった・・・。

 

 本来ならば、この春先に提出しなければならない資料を担当者が失念していたとかで、急遽、私におはちが回ってきたと言うこと。今夜は徹夜はしなくて・・・、明日の朝からでもやっつけておかねば・・・。

 

  ということで、報告資料のアウトラインはできたので、今夜はゆったりとしてお休みすることにして、明日の朝は周辺の草刈りをやってから、原稿を仕上げる予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分というものをよくとらえないと 自分が生きてゆく方向が決まりません」というもの。海の上で、山中で、砂漠の中で、自分のいる場所が決められないと進む方向が決められないのと同じ。ヘタに動けば死につながってしまう。それと同じ事で、この「私」というものがとらえきれないと、どんな自分になるのか、どのような人生を送るのか、どのような人生設計をすべきなのかが決めかねるという・・・映画監督・新藤兼人さんらしいお言葉である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


キンモクセイ 我が家の庭を 独り占め

2013年09月28日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れるていた。朝方は雲が多かったがやがてにはすっきりと晴れた。明日も似たような気候らしい。気温は16度から28度、湿度は73%から58%としのぎやすい時候になった。風が強くて3mから5mで南東の風が・・・。

 

 今日は朝からずんやりと・・・パソコン三昧のPC作業。法然上人讃岐の足跡の編集作業。先日、まんのう町の近兼先生に校正をお願いしたものの修正作業。テキストの修正はいいのだが、地図の修正とか画像の修正には時間がかかる・・・。

 

 おおむね、A4版150頁の冊子なのだが、夕方までには全て修正完了。まずはやれやれだ。

 

 あと、主題論文、目次、添付資料、口絵の選定なんぞをやらねば・・・。論文と目次が少しやっかい。

 

 そうそう、朝方に電話連絡があって、30日の週の頭に、レキ墓研究会について事前打ち合わせをしたいから島の方に来て欲しいとのこと。ようやくに前向きに動き出しそう。それと11月の頭の連休に、小豆島でのイベントがあるので参加して欲しいとのこと。福武財団の瀬戸芸のまとめのイベントかな。

 

 そんなんで、目はドライアイと飛蚊症が、耳にはセミの音が、オツムには法然さんと英国士官レキさんが渦巻いている・・・。おまけにデスク作業だから、足はむくむし、指は震えるし、肩や背中は凝っているし・・・。なんとも情けない状態。

 

 でも、明日は「おへんろつかさ」の研修会と講演会があるのでお出かけ。あさってからはしわく広島での打ち合わせなんぞでまたもお出かけ・・・。なんとか、今日中にお荷物は片付けておきたかったもので・・・。

 

 今日は気分を変えるために、さぬき市志度にある「讃岐うどん処麺喰」志度店にやってきた。ここもプチ・セルフのお店。カウンターで注文して、代金を前払いして、食べて、食器を返す・・という簡易型のセルフ式。麺は全てお店の人が作ってくれる。ネギや大根おろしまでお店でやってくれる。

 

 で、今日は「肉ぶっかけ小の冷や」400円にちくわ天80円を乗せて480円なり。

 

 最近は少しばかり、胃の調子は戻ったみたいだけれど、そう、多くは食べられない。おなかが空いた・・・という感じはまだない。だから、少し食べたら、もう、満腹感。

 

 我が家の彼岸花はすっかりと姿を消した。ま、スローなものが思い出したようには出てくるのだけれど。

 

 午後からも似たような作業を延々と繰り返して・・・。

 

 夕方の3時からは迷犬ごんの散歩とエサやり。3時半からお風呂の掃除と準備。その間に洗濯物を取り込んで、16時から入浴。16時半からブログの準備。写真の選定とアップロード。17時からは夕食なんだが、今日は奥方の帰りが遅い。夕食も遅くなるのかな・・。

 

 そろそろと夕食の準備でもするとしようか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「葦(あし)と書いてもヨシと読む 勝手に決めるな 人の善(よ)し悪(あ)し」というもの。葦(よし)は、葦(あし)のアシと読む音が「悪(あ)し」に通じるのを忌んで、「善し」に因んでヨシというようになったそうで、「悪し」の気持をもって葦の髄をのぞくともっと良くない結果になるのかも。「善し」に因んだ先人の気持を大切にしてゆきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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