まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

小春日に 歴史談義の 編集者

2013年11月05日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の6日も、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。今日の気温は12度から十八度。湿度は70%から54%。風は2mから3mの西北西の風が少し。

 

 すっかりと晩秋の風情から初冬の兆しが見受けられるようになってきた。

 

 さて、福武財団から頂いていた瀬戸芸の3シーズン用のパスポート。瀬戸芸も昨日で終わってしまったが・・・。

 

 中は真っ白けのまんま・・・。ま、現代アートというのは全くの興味がないので見る元気も参加する元気もなかったので・・・。ま、自分でお金を出したパスポートならば、少しは見てもいいかなぁと思うけれど、財団からいただいたものだから・・・そのまんまになっていた。

 

 今日は、島の文化祭用に作成中の「論文集」の論文追加作業・・・。今頃になって大慌てしているわけではないが、あれも、これもと欲張っていたら120ページもの大作になってしまった。

 

 漫然と見ていた路傍のお墓。それをじっくりと調べていたらとんでもない事実が浮かび上がってきて・・・。私たちにすればすごいスクープだと思うのだけれど、福武財団からすれば、「軽すぎる活動や研究が多すぎる」と一喝された。確かに、このお墓一個で世界が変わる訳でないはないし、大きな学術論文になるわけでもない。このお墓で人類が豊かになるわけでもないし、人類の飢えが解消されるものでもない。

 

 ましてや、このお墓で島興しができるわけでもないし、丸亀市の歴史が塗り替えられる訳でもない。単なる民俗学的な話題が一個増えたというだけの話・・・。

 

 今日のお昼も手近なところの、さぬき市長尾東にある「笠堂や」というセルフのお店。

 

 相も変わらずの「わかめうどん」で260円。別に髪の毛が黒くなって欲しいという訳でもない。この食感がなんとなく好きだなぁと言う程度。「一日一麺」、「好麺必食」、「廉価安心」。

 

 きのう、どなたかにうどんの種類をお話したのだけれど、函館の方が小豆島においでていらして、「フェリーの中でおうどんを食べたらお出汁が少ないのにおいしかった」と言われた。ま、一般的に言って、フェリーの中のおうどんは陸(おか)で作ってビニールパックされたものかセイロで運び込んだ物だから、基本的には時間が経っておいしくない。でも、期待と、空間と、環境とで、おいしいと思う。確かにわたしもおいしいと思う。思うけれど、本当は、本場のお店で食べるのが「お・い・し・い・・・」。

 

 こういうお店が,本当は「お・い・し・い・・」のだ。

 

 午後からも、レキ墓研究の論文集の編集と校正作業。版下の作成も兼ねて・・・。おお、そうだ、わたしも「まほろば工房・編集長」とか、「まほろば書房・コーディネーター」とかという名刺に切り替えようか。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は見えても自分は見えない」というもの。他人様の姿形や人様の言動やらははっきりと見えて、「あの人がこんなことしてはる」。「あの人がこんなこと言うてはる・・」と、要らぬ事まで見えてしまうのだけれど、それを見ている、このわたしの姿はなぜか見えない。そうだ、わたしのこの目は、外向きについていて、外面ばかりを見ていて、このわたしの内面は見えないようになっているのだと思う。それじゃ、ダメじゃん・・・釋暁光。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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