まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

むくげ咲く 庭の静けさ 日の永さ

2015年07月26日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は26度から30度、湿度は84%から70%、風は2mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の28日は、湿った空気の影響で雲が広がりやすく、昼前から雨の降る所がある見込みらしい。

  

 台風12号は熱帯性低気圧になってしまったし、体調が思わしくないので帰ることにした。帰ると言っても、今週末にはまたもやってくるのだから、片付けも戸締まりも大まかで良い。

 

 朝の5時半に起きて、片付けや掃除をやって、7時半から8時までの間、島を一周してきたが、そんなに変わった風景も見えなかった。で、8時35分のフェリーボート「しわく丸」に乗って帰ることになった。車数台に乗客は18名、のどかな島の朝である。

  

 足は相変わらず痛むけれど、歩き出したらそんなでもない。立ち上がるとき、座るとき、寝転ぶときが痛いだけだ。いったい、これはどうした訳なんだろうか。

 

 膝の部分が桃のように赤い。その下の部分、ふくらはぎも少しばかり赤くなってきた。動き出すときには、相変わらず激痛が走る。膝の前の部分が痛い。

 

 丸亀港には9時10分に着く。そこから歩いて駐車場までおよそ15分。右足を引きずりながら歩いた。歩き出すと、そんなに痛みもなくてゆっくりと歩いた。そのまま、突っ走って病院に行きたかったが、病院セット(診察カード・保険証などの入ったバッグ)を持っていないので自宅に戻ってからになった。だから、病院に着いたのは11時前だった。

 

 ところが、今日は月曜日。整形外科は大混雑だという。3時頃(15時ごろ)に再度おいで下さいと言う。一旦、わが家に戻って、食事をして・・・。で、出直して、3時頃に病院に戻ったのだが・・・。

 

  16時を過ぎても、16時半を過ぎても・・・患者さんは減らない。

 

 結局の薬局で、診察になったのは17時半過ぎ・・・。奥方からは「入院させてもらいなさい」のメールが届く。

 

 しかしのかかし、「皮膚炎ですね・・・」の一言でおしまい。鎮痛剤と消炎剤を頂いて帰宅したのは18時半。永い一日になったことだった。

 

 「ばい菌が入ったんでしょう」とはいうものの、どんなばい菌がいつ入ったのかはわからない・・・。だから、ばい菌がいなくなるまでの我慢と言うことになるのだろうか・・。なんだかわからんことではあるばかり。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である。」というもの。フリーチェというロアシアの文学者の言葉である。幸せになるためには、何を学ぶのがいいのだろうか。人生には、幸せなこともあれば、不幸なこともいっぱいある。不幸なことも「良い教師」と考えることができれば、今後の幸せのために活かすことができるのかもしれない。「人生に無駄なことはない」「すべてのことはいい経験」のように考えることもできるのではないだろうか。

 

じゃあ、また、明日、会えるといいね。


台風の それて時間を 持てあます

2015年07月26日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は26度から35度(今季初)、湿度は85%から56%、風は1mから4mの南南西の風が少しばかり。気象台では、高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとって欲しいと呼びかけている。明日の27日は、台風第12号から変わった低気圧が山陰沖を東に進むため雲が広がり、昼過ぎから断続的に雨が降る見込みらしい。

 

 外は暑いけれどからりとしていて、風が吹くと気持ちがいい。けれど、そう、長くは外にはいられない。

  

 さて、この右足の痛みだけれど、そんなにも変化がない。この黒いものはほくろ状のもので虫の咬んだ跡ではない。だから、外傷は全くない。半月板あたりが痛むようだ。でも、病院に行くと、「異常はありません」とか「お年ですから」と言われておしまいになりそう。WEBで、膝の痛みを調べてみたら山のようにさまざまなものがあふれ出してくる。こりゃぁ、だめだとあきらめた。五日もすればなんともないように歩けるようになるのだから。

 

 朝の間、前のおうちの草を刈ってくれた。その向こうの防風林が低ければ、海が見えるのに・・・。最初はここからでも潮の音や潮の香りが感じられたのだけれど、感性がずれたのか、全く、潮の音も香りもしなくなった。

 

 午前中の涼しい間にお勉強。咸臨丸が浦賀を出て、サンフランシスコまでの難航の様子はしっかりと書いてあるのに、帰りのことはほとんど書いてない。書いてあっても、ホノルルに滞在したときのことばかりだ。塩飽の水夫がきびきびと働いた様子は書かれていない。それが当たり前と言えば当たり前のことなんだけれど。

 

 たった一人きりでは海に行ってもおもしろくない。海に入るのはいいのだけれど、海からあがった後が面倒になる。プライベート・ビーチにはシャワーなんぞないから、そのまんま、わが家に戻ってきて、シャワーを浴びて風呂で洗って着替えて・・・と。一人きりではなんとも空しい。この島にきた当時は、それが珍しかったのだけど。

 

 10時過ぎからは島一周のドライブに出た。室内ばかりにいると、余計に膝小僧が痛くなる。冷やしすぎるのがよくないのかも・・・と考えたからである。中古の軽トラにはエアコンなんぞない。窓を全開にして自然の空気を満喫して走る・・・。

 

 今日はジェットバイクの音もにぎやかな若者の声も聞こえない。それでも20人ばかりの海水浴客が海に入っている。

 

 ここの海は遠浅だから100mほどは、こうして歩いて行ける。だから、この時間帯には泳げない。潮が満ちてくると、そこは深い海の底になる。3mから4mほどの高低差がある。

 

 この島の産業は石材採石である。少し前までは、カンカンと「石切り丁場」の音が響いていたが、近年は石屋さんも週休二日になったのか、丁場からも工場からも音は全く聞こえなくなった。石材屋さんで働く若者たちも、丸亀などから通勤でやってくる時代になった。島にはお嫁さんが来ないからである。

 

 今日の高見島である。

 

 こちらは断水事故で揺れている佐柳島である。まだまだ、当分は断水状態が続くらしい。フェリーボートに給水車を積み込んで給水しているらしい。だから、お風呂には入れないとニュースでは報じていた。

 

 こちらは、丸亀市広島町に属する「小手島(おてしま)」である。山の上にあるのが「小手島小中学校」である。小学生が一人いると聞いたけれど・・・。

 

 この島の「広島小中学校」が休校になって久しい。島をぐるっと回ってみたけれど、元気なのは竹と雑草とアブラゼミ。特に竹の勢いはすさまじい。半年、見ない間に、民家がすっかりと呑み込まれていたりする。

 

 今日のお客さんはこちら。昼間は静かなんだけれど、夜になって泣き出すと困るなぁと思いつつ眺めているのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「確かな一歩の積み重ねでしか遠くへは行けない」という、「イチロー選手」の言葉からである。何事においても、一歩、一歩、また一歩。亀のように、その歩みはのろくとも、大地を踏みしめ、確実に前に進んでいけば、いつかは必ず頂上にたどり着くことができるし、確実に前に進んでいけば、いつかは目標にたどり着くことができる。目標に向かって進んでいくプロセスと、人生を歩んでいく過程とは同じだと感じたことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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