まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

人待って 月にはぐれる 虫の声

2017年09月05日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷の影響で曇り、昼過ぎから雨が降ってきた。気温は22.8度から27.2度、湿度は94%から62%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の6日は、前線や湿った空気の影響で曇り、明け方まで雨の降る所がある見込みで、昼過ぎからは前線が北上するため概ね晴れるらしい。

 

 今日は涼しくはなったものの、湿度の高い朝になった。湿度が高くなると呼吸困難になるから困りものだ。

 

 今日は9月に入っての火曜日だから、これからまた、ここへ出勤することになる。

 

 渡邊会長や中島先生も出勤しているみたい。

 

 早速に、先週に頼まれていたこの本を・・・

 

 中島先生にお渡しし、右上の佐々木女史には、大窪寺の観光ガイドマニュアルを頼まれていたのでお渡しをした。

 

 で、こちらが「大窪寺ガイド担当のチームである。このチームは五人。あと、六車女史はお茶の準備で、カメラを構えた私がいる。

 

 この試作版の訂正事項の周知や、質問、意見交換などが行われた。

 

 「土砂加持」とか「什宝」とかの仏教用語がわからん・・・というので、大窪寺用の仏教語辞典を作ることにした。確かに「業界用語」は部外者から見れば、不思議な言葉が多い。同じ文字でも「礼拝」を、「れいはい」と読むとキリスト教。「らいはい」と読むと仏教徒になるみたいなこともある。「献灯献香」とはなんぞや・・と言う人もいる。「会所」を「かいしょ」と読むと、雨水などを集めたマスのことになり、「えしょ」と読むと、僧侶の集まる場所になる。

 

 あと、今年の大窪寺ガイド予定と、その内容について説明し、参加者やガイドの方法なんぞを検討した。多くの場合、ある地点からへんろ路を歩いて大窪寺について、境内をガイドして、門前でおうどんを食べて解散になる。

 

 でも、「志度寺担当」、「長尾寺担当」、「大窪寺担当」、「へんろ道担当」があるのだから、「歩き」の部分は「へんろ道担当」にお願いし、私たちは大窪寺山門でお出迎えしてガイドすることにした。

 

 お昼過ぎに、ようやくバルコニーの塗装が終わった。さぬき市鴨庄の藤目塗装さんのお世話になった。娘の同窓生らしい。これで、五年は大丈夫らしい。

 

 塗装屋さんが帰ると間もなく小雨が降り出してきた。でも、二階に屋根を付けたものだから、ここに雨が降ることはない。

 

 今まで、雨が降れば、こうした「絵」がアップされてきたが、今後はもう、こんな画像は見られないらしい。

 

  今日の掲示板はこれ。「涼しさや 弥陀成仏のこのかたは」という小林一茶の俳句から。地球温暖化だ、環境保護だと騒ぐことは簡単だが、もはや文明生活を手中にした限り、私たちがそれを手放すことは容易ではない。いまさら、ろうそくや井戸水の生活には戻れないのは百も承知だ。阿弥陀さんはそんな私たちのありさまを救おうと、五劫という永い間、ひたすら思惟してくださり、成仏されたという。人間の思考や歩みをはるかに越えた、悠久の過去から、そしてまだ見ぬ未来へ向けて大きな願い(本願)をかけてくださっ ているのだとも言う。しかしながら、今のごとき念仏なき生活からは一茶の感じた風ほども聞きとることはできないかもしれないなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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