まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

うたたねの 夢の静けさ 緋南天

2019年02月08日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で曇っていた。気温は7.0度から9.0度、湿度は78%から66%、風は2mから4mの北北東の風が少しばかり。明日の9日は、気圧の谷や寒気の影響で曇り、昼前から夕方にかけて雨や雪の降る所があるらしい。

 

 132/78-66 36.4c-96 61.6Kg 1024hPa,10c,64% 体重が少しばかり増えたようだが水分が溜まってきているみたい。排水ができたら正常に戻るのだが。

 

 昨日は朝の薬を飲み忘れていて、夕方になって気が付いて飲んだものだ。それだから、夜中じゅう、1時間から2時間おきにトイレに起きたもので、少しばかり寝不足気味。で、奥方が休みだからと7時過ぎに起きた。

 

 へんろ道にある石造物は、香川県教育委員会やさぬき市教育委員会やらへんろ研究会などの偉い先生方が調べてくれている。でも、先生方の視点が違うから、切り口が違うから、同じように歩いても見るものが違っている。だからデータもさまざま。ある先生は、遍路墓ばかり、ある先生は明治のものは見てみないふりをするし、ある先生はなんでもかんでも調べてしまう。そんな膨大なデータの中から、観光ガイドの視点で拾い出してまとめて整理中。

 

 だから左のマシンで、先生のデーターを表示し、右のマシンで、私が調べたものを画面に映し、真ん中のマシンで、私なりに整理したデータをまとめていた。

 

 そうして、へんろ道を歩く時の観光ガイドマニュアルを作ろうとしているわけだ。ま、うちの会では、「志度寺班」「長尾寺班」「大窪寺班」と、「へんろ道班」があるが、どことも、単独ではエリアが狭すぎて活動範囲も時間も制約されてしまう。だから、大窪寺班はへんろ道班とタイアップするし、長尾寺班もへんろ道班とコラボしなければならなくなっている。そんな時に、このマニュアルが必要になる。

 

 大窪寺班はほとんど、多和小学校から大窪寺までの約5Kmのへんろ道を歩いて観光し、お昼に門前でおうどんを食べて、その後、大窪寺境内をガイドするパターン。

 

 だから、ほとんどをへんろ道班との共同作業になる。今年の三月もそういう予定の筈。それまでには間に合わないが、四月以降までにはまとめ上げたいもの。

 

 今日は奥方がお休みだということで、今日のお昼はここになった。さぬき市長尾東にある「うどん亭・いわせ」という一般店。奥方のお好みのお店である。

 

 私は足が悪いからいす席を選ぶ。この時期にはあまりお客さんが多くない。

 

 で、私はしっぽくうどん(580円)で、奥方はかけうどん(370円)におでん(110円)を三つほど。

 

 今日は気温があがらずに風が冷たいので、温かいおうどんはほっこりとしたものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。睡蓮の葉っぱや花は水面に浮かぶが、蓮の花は水面から高い場所にあって花開いている。「散るときが 浮かぶときなり 蓮の花」

 昔、京都伏見に、たいへんよく働く八百屋がいた。百両もの大金を持っていたので、盗られはせぬかと、夜もおちおち眠れないほど心配でたまらない。ある晩、仏さまが八百屋の夢枕に立って告げられた。「こりゃ八百屋。近いうちに大盗人がやってくる。そのときは、ハッキリと答えてやれ。命はやるが金は渡さぬとなァ。そう言えばだいじょうぶじゃ」

 八百屋のおやじ、冷汗びっしょりで目がさめた。すると案の定、ある晩、大盗人が入ってきた。「こりゃおやじ!、生命が惜しけりゃ、金を出せ」 夢のお告げを今じゃと思い出した八百屋のおやじはたんかをきった。 「生命はやるが、金は渡さぬ!!」

 盗人は、ほうほうのていで逃げうせた。捕まった石川五右衛門は、〝オレは生涯、恐ろしいと思ったのは、あのときだけだった〟と、述懐したという。生命をかけて達成できぬことはない。

 散るときが   浮かぶときなり   蓮の花  

 飛びこんだ   力で浮かぶ   蛙かな

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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