今日は一日雨になる予報だったので、何の予定も入れず、読書三昧のつもりにしていたが、雨は降らず・・・なんだか・・・蒸し蒸しするような空気ばかりで終わってしまう・・・。
さて、今年の研究テーマは、塩飽水夫の一人「古川庄八」だとご案内しているが、今日はその庄八を主人公にした小説「笹色の紅」という単行本を読み始めた・・・。著者:河治和香、小学館・定価1785円。
でも、380ページあまりの本だから・・・半分も読めなかったが、なんで、この新進女性作家はこんな塩飽水夫を取り上げたんだろうか・・・と思いつつ・・・。あの激動の幕末の動乱期に生きた人々は山といる・・・。その中で・・・なんで、こんな水夫に目をつけたんだろうか・・・。
というと、「じゃぁ、なんであんたは・・古川庄八に目をつけたのか?」と言われるかも知れない。そりゃそうだ・・・。古川庄八は、同じ塩飽でも東部に属する「瀬居島西浦」の産。
たまたま・・・今年は・・・そのオランダに向かう留学生を乗せた咸臨丸が、塩飽本島に寄港しての「150周年記念の年」になる。そういうことで・・・日本最初の海軍留学生となった古川庄八にスポットを当てている。
この留学生16人の中には榎本釜次郎(武揚)もいるし、沢太郎左衛門とかもいるが、そういう人には興味がない。この庄八の養嗣子になったのが塩飽広島・市井浦の山口家の阪次郎。この山口家からは山口嘉次郎という人も出ている。そいう関係もあって・・・。
で、今日はさぬき市津田に向かった。さぬき市津田にある「羽立:はりゅう」という一般店のうどん屋さんに向かった。
ここは一般店だが、そんなに10分も15分もは待たせない。その点がうれしい・・・。店長もきさくな人だし、お手伝いのおばさまがたもやさしい・・・。
で、今日は・・・パワーをつけようと肉うどん小を注文した。550円は少し高いがそれなりに麺もお出汁もお肉もおいしかった・・・。この白いのはタマネギだが、そんなに生ではないし、柔らかすぎず、シャキシャキとして歯ごたえも気持ちが良かった。
午後からは・・・新しく買ったスキャナーで、関連資料をスキャニング・・・。ワード文書に取り込み整理・・・。でも、誤読というか誤認識というかで、相当・・・修正しないといけなくて、結局の薬局・・・、夕方まで掛かってしまった・・・。ちなみにソフトは「読んでココ」。
でも、画像取り込みとかは普通にやってはいたのだが、文字として認識させるという作業には少し慣れてきた・・・。これまでは資料を手元において、そのまま、カタカタと手入力したのが、一気に文字認識してワード文書に置き換わるのは楽だなぁと思った。ま、修正も大変だけれど。
今日の掲示板はこれ。「同じ手が握ればゲンコツ 合わせれば合掌」。同じ手が絵も描くし、写真も撮るが、その同じ手が生き物を捕らえて殺して食べてしまう。同じ手が草花を育て、生き物をはぐくむが、その同じ手が・・・牛を食べ、豚を食べ、鶏を食べる・・・。食べなければ私たちは生きていけないが、かと言って、そういうものを食べても私たちはいつかは死んでしまう・・・。
全てのいのちに感謝して・・・「あなたのいのちをいただきます!」と言いたいものだ。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。