さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で概ね曇っていた。気温は1.7度から11.1度、湿度は85%から57%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の27日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
全く、穏やかな春らしい朝になった。
朝、ブラウザを立ち上げて、「あれ・・」と思った。よく使うHP一覧だが、「おへんろつかさの会公式HP」のトップページが何か変・・・。
で、そのページを開いてみたら・・・。これでは、トップページだけで、どこにも行けない。
普通は、こういう画面で、「ご案内」とか「スケジュール」とかのバナーがないといけないのに、夜の間にバナーが消えた。バックファイルを開いても、複製ファイルを開いても同じ状態。仕方がないので、同じように最初から作り直すはめになってしまった。(泣)
さて、FBFの福田さんという方が長尾寺においでになるというので、毎度おなじみの「長尾寺」にやってきた。今日はこういうイベントが行われるらしい。
「NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク」さんの開催する「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」というものらしい。遍路道が安全か、不備なところはないか、トイレはあるか・・などを調べるウォークらしい。それに道ばたのゴミも拾いながら・・・。
コースは、87番長尾寺から88番大窪寺までの約16キロ。10時前に長尾寺を出て、おへんろ交流サロンでお接待のおうどんを食べて12時出発、15時に大窪寺到着。
参加者は約50人とかお昼のニュースでは言うていた。
NHKの記者さんのインタビューを受けながらのウォークである。
いやいや、私はそのNPOさんとは関係ないので、そのウォークに参加しとる訳でもなく、また、歩いている訳でもない。ま、よそさまは、どういう活動をしとるんじゃろうか・・という「野次馬」の一人なのである。しかも、マイカーで伴走しとるようなもの。
先回りして、いつもの「おへんろ交流サロン」に着いたら、事務員さんやら、顔見知りの方々から勧められて「お接待」を頂くことになった。こういうお接待は断ってはいけないことになっているそうで。
いつもの高松の大学生によるお接待である。彼女らはお遍路の勉強をしていて、年に何回かは、ここでお接待実習をやっている。
かわいいランチョンマットの上におうどんのお接待。歩きもしないのに、お接待を頂いて感謝感謝。
今日の掲示板はこれ。「何ものも「自分のもの」ではないと知るのが智恵である」というダンマパダからのことばである。「降れば濡れ 濡るれば乾く袖の上を 雨とて厭う人ぞはかなき」と一遍上人は言った。煩悩にまみれた自分でいいのだと腹をくくると光が見えてくる。「煩悩 を断ぜずして 涅槃を得るなり」と親鸞聖人も言った。人生さえも借りものである。清々しく生きられるコツがそこかしこにある。「何ものも“自分のもの”で はない、と知るのが知恵であり、苦しみからはなれ、清らかになる道である」と、『ダンマパダ』に書いてある。考えても仕方のないことを、あれこれ思い悩む のは愚かなことだ。「眠れぬ者に夜は長く、疲れた者に一里は長い。真実を知らぬ愚者に生死の道は長い」とも『ダンマパダ』に書いてあった。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。