まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨明けを 待つ勢いの たちあおい

2017年06月30日 | たまには旅など・・。

 四国地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で、太平洋側を中心に雨が降り、雷を伴い非常に激しい雨となっている所があった。気温は21.4度から27.3度、湿度は98%から72%、風は1mから4mの西北西の風が一時は強かった。

 

 かねてから、奥方のけいこばぁが、「室戸の海を見てみたい・・・」と、言うていたのだが、私は、そんなものは見たくないので相手にしなかったのだし、右目が見えにくくなっているし、30分ごとにトイレに行くので、旅などしたくなかったのだ。

 

 奥方は、仕事場が変わるので、今は退職手当のなんたらでお休み中。そこで、私の下の弟、「たっくん」を運転手にし、おとなりのおばさんを連れてのドライブを決めてしまった。そこで、仕方なく、高速道路を使わずに、国道11号線を走って、徳島市内へ・・・。

 

 天候は、梅雨時の晴れたり曇ったり、雨が降ったりの不順な状態。30分ごとに、コンビニなんぞでトイレ休憩なんぞをしてもらって、国道55号線を南下して、徳島市内から小松島・阿南経由で、美波町へ。

 

 で、こうした道の駅・日和佐などでトイレ休憩とか簡単な運動とか散歩。車に乗ったまんまでは身体が痛くなるし、エコノミー症候群になる。ご婦人たちは野菜なんぞのお買い物。私はちくわなんぞを買ったが、おひるの弁当のおかずになった。

 

 ここには足湯なんぞもあったが、そんな余裕はなかった。

 

 徳島と高知県の境目あたりにある「宍喰町」の道の駅でもトイレ休憩。おしっこをするために行ったようなものだ。天候は悪いし、さりとて、お土産にするようなものもない。

 

 室戸岬はまだまだ先のほう・・。歩きへんろの方は、23番薬王寺から24番の最御崎寺までは遠いと思った。ここをてくてくと歩くとどれだけかかるんだろうかと、他人事ながら心配になった。

 

 正午を少し過ぎて、室戸岬に到着。小雨の中でお弁当を食べた。

 

 でも、つめたいお弁当だけれど、みんなで食べるお弁当は少しばかり、おいしいと、完食をしてしまった。

 

 岬近くの露店のおじさんが、「ここからだと、南国経由が近いよ・・」と言うので、ユーターンをせずに高知県の南国市に向かった。この区間はノンストップ。

 

 高知自動車道の南国IC手前の、「道の駅南国」で、トイレ休憩と最後のお買い物。ご婦人たちは野菜をどっさりと買った。南国ICから一区間、大豊ICを走って降りて、今度は国道32号線を走って、三次市の井川池田ICから徳島自動車道に乗り、脇町ICで降りた。

 

 そこからは、国道193号線を北上して、さぬき市に戻った。夜は飲んで食べてのカラオケになった。はぁ~、長い一日になったことだった。

 

 六月も最終日だから、期限ぎりぎりでの今日の掲示板になった。「欲を減らせば苦しみも減らせる」というもの。苦しみの原因は、無知と執着であると言う。知ることは、苦しみを減らすカギになり、人それぞれが抱える苦悩を知ることで、和らぐ苦しみがある。失敗から学ぶことによって、追い払える苦しみもある。執着とは、不要なものに、しがみついているところから生ま出て来る。思い込みや執着を手放せば、苦しみが減るかも知れない。執着をゼロにすることはできなくても、減らすことは可能であり、苦しみをゼロにはできなくても、減らすことは可能にはなる。でも。欲を持ったまま、苦を持ったまんまの生き方もまた、大切ではないのかと思う今日このごろ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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