まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

さるすべり 今日の日課は 果たしたぞ

2013年08月16日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀市地方は高気圧に覆われて概ね晴れているが、山沿いを中心に雨や雷雨となっている所があった模様。気温は28度から37度。湿度は80%から59%。風は2mから4m。

 

 今日は島から戻る日。撤収日ということで、朝から空き缶だの段ボールだの生ゴミだのを片付ける。ご婦人たちは布団を片付け、掃除機を掛けて回る。洗濯物の片付けもああだこうだといいながら・・・。

 

 例の洗濯機だが、注水口から噴水状態で洗濯槽脇の隙間から吹き出しているみたい。水圧が高いのだろうか・・・。洗濯槽に入るはずの水が散乱して・・・洗濯機内部に漏れ出している模様。

 

 ともかく、浮き輪から釣り具から遊んだおもちゃからマンガ本から・・・を片付けてしまわないといけないので大わらわ。座布団とかクッションとかは、片付ける端っこから孫たちがむちゃくちゃにしてくれる。

 

 片付けが終わるのがだいたい・・8時半過ぎ・・。これからの時間が長い。次のフェリーは12時45分。およそ4時間が手持ちぶさた。動けば部屋が汚れるしシャツも汗で濡れる。洗濯をするのもの面倒だし・・・と。もちろん、外は暑いから動けないし・・。

 

 どうにか10時半が過ぎ、11時半が過ぎて・・・12時を過ぎたら、一斉に帰る準備。荷物を車に積み込んで、犬も車に押し込んで・・・。フェリーり場に移動する。早く行っても遅く行っても予約してるのだからかまわないのだけれど。

 

 島の魚もめっきりと減ったし、海水浴場というか海も環境が変化してきたし、楽しいことがぐんぐんと減ってきたように思う。孫たちが高校受験だ大学受験だと慌ただしくなると島の家に来る機会も減るだろうし・・・。そう思うと・・・なんだか切ない広島の海である。

 

 だから・・・来年の夏休みには孫たちの高校の受験準備とかで来られないかも・・・。複雑な思いで島を後にする・・・。

 

 で、この前からお気に入りになっている「麺どころ番や丸亀本店」に寄った。時間的には14時前くらい。だと、麺がないので、8分ほど待って欲しいとのこと。お盆休みのお昼過ぎ・・。仕方がないなぁと待ったけれど・・。

 

 お盆の間は・・どこともこんな感じで家族連れでうどん店に集まる。都会のレストランが讃岐ではうどん屋だと思えばいい。やすくて手軽で経済的。それでも家族四人連れで、天ぷらだのおにぎりだのをチョイスすれば、四千円から五千円にはなるのであなどれない。

 

 私は今日はふんぱつして「牛肉ぶっかけうどんの小の冷や」をお願いした。確か、470円だったように思う。決してお安くはないお値段だった。

 

 でも、おいしく食べられたらそれでいいじゃないかと納得した。ありのママならばったがパパじゃである。

 

 今日の掲示板はこれ。「数秒間 『心を空っぽにする』これが人生のコツ」という、沢庵宗彰のことばである。これを毎日、少しずつでもこころがけていれば、それなりの壮快感を得ることができるらしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


むくげ咲き 庭の草焼く 島の朝

2013年08月15日 | 時にはぼぉっ~とする時

丸亀市地方は高気圧に覆われて概ね晴れている。気温は朝から28度越えで日中は34度越え。風は無風で湿度は78%から66%。やや、むぅぅぅ・・とする天気。

 

 朝は5時起きで空き缶とかゴミの片付け。わずか一日で空き缶もペットボトルも燃えるゴミもたまるものだ。朝食の後、気になる物を探しに出かけた。

 

 例の「英国士官レキの墓」である。この上の竿石、芯石に刻まれている字は有名で、正面に「英国士官レキの墓」右側面に「明治元年」、左側面に「十一月七日」と刻まれている。しかし、この台石のことはどこにも触れられていないが、後ろ側に「石工・・・・・」なにがしかが刻まれている。字が浅くて風化とこけがついていて判読不能。

 

 拓本取りの要領でやってみたが・・・読めない。「弥蔵」らしき文字だが読めない。その左に漢字三文字があるのだが、それも読めない。次第に日差しが高くなって来て諦めて戻った。

 

 こどもたちは早速にプライベートビーチに出かけて海水浴。向こうに見えるのが江の浦海水浴場。

 

 子供たちにすれば、海では泳ぐか魚釣りかだが、おとなたちはこの暑さでダウン気味。それを繰り返していれば、洗濯機はフル稼働。ついには洗濯機から水が漏れだしてきて・・・。洗濯機もダウンしてしまったのか・・・。

 

 リビングルームにはクワガタだのカブトムシがあちらこちらで這いずり回っている。まるでゴキブリみたいに・・・。

 

 とうとう、大人たちは午後からはお昼寝モード。こう暑いと何をする元気も出ない。だから子供たちも釣られてお昼寝モード。子供たちが動かなくなると洗濯機はようやく静かになった。

 

 ごんも家の縁の下に潜り込んで暑さから逃れている。みんなが・・・静かになった午後だった。

 

 昨晩同様に,今夜も子供たちの花火大会で、この夏休みの締めくくり。明日の朝からは撤収準備・・・。荷物の片付け、掃除などで午前中が過ぎて、お昼過ぎのフェリーで島を後にする予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「おぼん 父や母に会いたいな ご先祖様にも会いたいな みんなに会える夏の盆 こころを洗うふるさとの盆」そんなお盆もまもなく過ぎる。今夜はここの集落の盆踊り大会だが、我が家の一行は花火大会で終わることだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。


まどろみを みんみん蝉に やぶられる

2013年08月14日 | 自然ありのままに

 丸亀市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は朝から28度越えの日中は34度越え。ぬるま湯の中にいるような感じの一日。各地で熱中症の被害者が続々と・・・。

 

 今朝はまだまだ暗い四時起きで丸亀港へ。朝一番の6時15分のフェリーで「しわく広島」に帰る。今日から三日間は広島での夏休み。

 

 今回も迷犬ごんを連れての島帰り。さっちゃんがいなくなると、どうしてもこうなってしまう。

 

 神戸からのお客さん5人と孫のはやてクン、我が家の2人の合計8人と一匹。娘となぎちゃんは高松まつりに参加のため、今日は島には来られない。

 

 フェリーの中は人も車もいっぱい・・。ま、夏休みとお盆と海水浴客が一緒くたになったせいもあって。

 

 ま、島はあつい・・・。家に入るなりエアコンを最強に入れて・・・荷物の整理。子供たちはキャッチボールだ、海水浴だと大はしゃぎ。朝食も食べたいものが食べたいものを食べたいときに食べる方式。おとなたちはお茶代わりに缶ビールを・・・。

 

 で、おとなたちはお昼寝モード。子供たちは水泳だ、虫取りだと暑さもものともせずに動き回っている。早速にカブトムシをつかまえてきていた。

 

 私はこのレキの墓を建てた「岡良伯」さんの子孫の方と会うために自治会長さんと岡さん宅を訪問。この方は普段は下関だかにお住まいで、お盆の時にしか帰らないというもので、この機会をみつけての訪問となった。

 

 その訪問では新しい事実はみつからなかったが、興味深い話を二つきくことができた。それを明日にでも確認したいものだ。

 

 このあたりが江戸末期頃には海だった。そいて、ここから砂浜を上がってきてレキさんの遺体を埋めたものだろう。この石垣は昭和の後半になって作られたもの。

 

 期待していた新事実も見つからず、下関行きのプランも立ち消えになったかっこう。

 

 今日の掲示板はこれ。「蓮は泥沼で華開く 憂き世の苦しみの中でこそ 人は磨かれる」というもの。ま、憂き世の苦しみの中で汚れてしまってしまうのが、私たち凡夫の姿であることなのだけれども。

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。


さるすべり 我慢我慢の 日々ばかり

2013年08月13日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れ渡っていた。気温は朝から28度越えで、日中は34度をこえていた。まさに猛暑という毎日。

 

 さて、毎年の13日は、我が家では「盆礼」ということで、親戚が集まってお食事会をする日。一月二日は「正月礼」ということで、年に二回の宴会日。昔は、お正月とお盆にはみんなで集まってお仏壇にお参りし、親睦と連帯を確かめ合った行事だった。

 

 今年はその上に、母のさっちゃんの「新盆」ということで、ま、正式にお坊さんを呼んでお経をあげることにした・・・というても、お坊さんちだから自作自演ということになる。

 

 30分ばかりの読経があって・・・。

 

 で、お昼はこうして生ビール付きのお食事会。

 

 お寿司やら・・・

 

 オードブルやらで楽しくお呑んで食べて・・・。それが夕方まで。さらには神戸からのお客さんが合流して・・・。

 

 お食事会は夕方まで続いたのである。

 

 だから、私のいとこ夫婦と弟夫婦、娘家族などのお参りだけで、叔父さんやおばさんたちは足が痛いとか身体が動かないとかで来なくなってめっきりとさみしくなった。

 

 これも時代のな流れだから仕方がない。

 

 今日の掲示板はこれ。「私は他のいのちの集合体」というもの。私に賜った「いのち」は「私の…」という私有化を許さない、自我意識で解釈した命を超え出たものであり、牛や鶏や魚や野菜やお米など、多くのほかの命で作られた命であるというのです。「私は」、「俺が・・」と、自分の物のように思っているこのいのちは、決して自分の物ではなく、多くのほかの生き物のいのちを預かって生かされている命でありました。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


人見れば 暑い暑いと いうばかり

2013年08月12日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。明日も似たような天候らしい。気温は朝から28度超えで37度を超えた様子。湿度も88%から53%、風は1mから3m程度。もう、「暑い」というしかことばがない。

 

 今日は孫のはやてクンが部活に行くというので、屋島まで送って行って、お昼には迎えに行くことになっていた。それだけが予定と言えば予定。

 

 だから、午前中は、先日の講演会のレポート作成。ま、昨日にほぼできあがっているので、段落の整理とか構成の追加だとか・・・。

 

 レポートはそれなりにできあがったので、メールで依頼主に送付して一件落着。

 

 次には、英国から届いた論文の製本作業。島の文化祭用に、それらしく製本して展示しておこうかと・・・。背中にノコで傷を入れておいてから、寒冷紗を貼り付けて「背」の部分の補強。

 

 これで中身部分ができあがった。表紙のハードカバーをどういうものにするかが思いつかず、今日はここまで。

 

 中身の本体部分はそれらしくできあがっている。

 

 今日のお昼はここになった。高松市新田町甲、新田(しんでん)街道沿いの久米池脇にある「久米池うどん」という一般店。なにせ、部活が終わったのが12時半過ぎ。行列に並ぶのはいやだから・・ということで、ここまで戻って、ここに入った。13時近くになっていた。

 

 夏はこれだろう・・ということで、「冷やしぶっかけの小」をお願いした。これで390円だった。ここの麺は平べったい感じで、しかも麺が太い。だから、小でもしっかりとしたボリュームだった。はやてクンも私も一気に食べてしまった。おなかが空ききっていたものだし・・・。

 

 ここの店先にはこんなものがいる。イノシシの親子らしい。何の関係があるのかは知らないのだけれど・・・。

 

 高知の四万十市では、気温が41度を記録して史上最高気温になったとか。一方ではゲリラ豪雨で土砂崩れが起こるし・・・。最近の天候の異常さは驚くばかりだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「何が起こるかわからないのが世の中 何をしでかすかわからないのが自分」というもの。毎日毎日、思いもかけない様な出来事の情報が流れて来る昨今。この世の中、本当に何が起こるかわからないものだ。新聞記事やテレビニュースを見ていても、自然災害もあれば、人災もある。何をやってるんじゃいと思うような話もある。それらを見聞きしているとき、「何をしでかすか分らない」私達の心の中には、常に仏様と鬼が同居してるんだなぁと思うときがある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


カナカナが 鳴いて悩みを 忘れる日

2013年08月11日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。明日も似たような天候らしい。気温は朝から28度の現在は38度超え。湿度は74%から52%。暑い空気に包まれている気分。

 

 今日は朝イチでお墓の掃除に行った。朝の間でなければやってられない。それでも28度超えの気温の中。汗が噴き出せばどこからともなくヤブ蚊が集まってくる・・・。

 

 奥方のけいこばぁは完全武装だけれども、それでもあちらこちらを刺されたと大騒ぎしていた。今日はお花の交換が目的。お墓の掃除は、八月頭の、親父の命日の時にあらかたやっておいた。

 

 山の旧宅部分は草まみれで野山状態だが、こう暑いと手も足も出せない。少し涼しくなったら一気に刈り払うつもり・・・。

 

  朝シャワーを浴びて着替えてからは、昨日の講演会のレポート作成。古代寺院の成立と伽藍配置、古代寺院の役割とその配置、仏教の成立と伝来、讃岐への伝来と受容・・・。最後のまとめだけが残ってしまった。こう、暑いと考えもまとまらぬ。

 

 今日の朝昼兼用うどんはここになった。さぬき市津田町津田にある道の駅「津田の松原」の敷地内。そこにある「松原うどん」というセルフのお店。

 

 今日のおすすめは「肉ぶっかけうどん」だというので、それの小の冷やをお願いした。490円は少し高めだなぁと思った。肉ぶっかけは温かいのがおいしいなぁと思った。

 

 午後からも・・レポートの修正やら追加やら・・・。ようやく14ページを過ぎた。

 

 この行商のおじさん風の方が、玄奘三蔵というお方。西遊記の「三蔵法師」さんとは似ても似つかぬお姿。この方が、古代インドから仏典や仏舎利やらを中国に持ち帰った人。

 

 昔、テレビではこんな人が三蔵法師をやっていた。今は亡き「夏目雅子さん」。

 

 高砂百合があちらこちらでゆれている。風もないのに揺れている。

 

 それはそれとして、さぬき市観光協会では「おへんろつかさ養成講座」というものをやっているらしい。それも今年は七期生だという。募集人員は20名。期限が8月20日だというのを昨日送ったけれど、週末があって、お盆休みがあって・・・19日が来たら予約一杯だと言われそう・・・。

 

 「おへんろつかさ」というのはお遍路さんへの観光ボランティア・ガイドのことらしい。ま、人員枠が余っていたら仲間にいれてくれたらありがたい。受講料が3000円で、9月から6回の講座があるらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「年をとったら遊ばないのではなく、遊ばないから年をとる。」というもの。 イギリスの劇作家のバーナード・ショウ先生の言葉らしい。一方、アメリカの女優ヘイズさんのことばという説もある。いずれにせよ、好奇心をなくしたら老け込むよ・・・ということらしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


さるすべり 今日の暑さを 愚痴にする

2013年08月10日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は朝から28度超えで午後には38度を超えた。松では39度を超えたみたい。湿度は74%から54%と幾分かは下がってきた。風は無風か1m程度。

 

 今日は坂出市府中町にある香川県埋蔵文化財センターで「考古学講座」が開かれる日。とある友人から、「讃岐国の古代寺院」についての講演会があるのでレポートして欲しい・・という依頼があった。東かがわ市には「白鳥(しろとり)廃寺跡」というのがあるので、その講演会だな・・ということで行ってみた。

 

 昔の讃岐には、30もの古代寺院があったとされる。その頃、他国には10ヶ所ほどの寺院しかなく、讃岐の30以上という寺院は多すぎる。その訳は何か・・・というテーマだった。

 

 ところが、中に入ってみて・・「じぇじぇじぇ・・」となった。入口には「考古学講座」という看板があり、こうした発掘された軒先丸瓦などの展示がある。そりゃ、そうだ。ここは「埋蔵文化財センター」だ。私は「考古学」には全く興味なんぞないのだし、全く・・「お呼びではない!」のだ。私は僧侶であり、俳人であり、放浪の文学者。全くのお門違いの講演会・・・。

 

 こういう発掘現場の説明を聞いても・・・馬の耳に念仏、のれんに腕押し、ぬかに釘。ただ・・退屈するばかり・・・。お隣ではいびきを書いていねむりする猛者が居る。

 

 でも、友人にレポートを提出しないとあかんので、それなりには聞いていたつもり。とにかく、南海道という古代の幹線道路に沿って、国策として寺院が置かれ、鎮護国家のために仏事を執行し、写経をし、法会を催したもの。だから、僧坊などは掘っ立て小屋の板屋根で、寺院も小さく簡素な構造になっていたらしい。

 

 だから、金堂は狭く、今の「内陣」程度。外の広場が「テラス」であり、「外陣:げじん」であって、そこに下級の僧や尼、民衆たちが集まって法会に参加したものと思われる。塔は「仏舎利」を納めた佛塔であって、寺院のシンボルだが、芯柱は細く短く、せいぜい三重の塔らしいと考えられる。

 

 これは、白鳥廃寺跡から発見された螺髪(らほつ)で、お釈迦様の頭のパンチパーマのうちの一個らしい。ということは仏像は粘土で作られたものだということが知れる。その高さは4.85mであったらしい・・・。

 

 つまり、古代の讃岐は大陸や朝鮮半島と中央政権との間にあって、重要な交通路になっていた。そのことから地方豪族らが中央政権と結びついて、多くの寺院を経営していたと考えられる。しかし、平安時代・鎌倉時代を経ると、氏寺や民間の寺院が台頭し、官寺であったこれらの寺院は廃絶してしまったと考えられる。

 

 栄枯盛衰は世の習い。南海道という幹線道路もいつしか埋没してしまい、その姿を探ることができないが、古代寺院はその埋蔵された瓦や佛器などから、少しずつ、その姿を見せ始めてくれている。

 

 で、今日のお昼はここになった。高松市香南町横井にある「宝山亭」という」一般店。講義が11時半まで。その後、質疑応答があって12時を過ぎてしまって・・・。あちらこちらと行列のあるところを素通りしてくると、ここに落ち着いた。ここまで戻ると13時前になったし。

 

 これがここの名物!の「おばけの小」で400円。どんぶりは「大用」で、どんぶりいっぱいの揚げがどぉぉんと。真ん中に乗っているカラシを出汁に溶かせながら食べる仕組み。ネギはこの揚げの下に乗っている。唐辛子は・・これを半分、めくってから振りかける。暑いときにこそおいしい・・・おばけである。

 

 午後からはお昼寝をすれば、早くも15時。迷犬ごんの散歩、お風呂の支度に洗濯物の片付けをすれば17時の夕食になる。あっという間の一日が暮れる。

 

 今日の掲示板はこれ。これだが、私が言うてる訳やない。「ウソくらべ 死にたがる婆 とめる嫁」という川柳がある。たしかに、「心口各異 言念無実」(しんくかくい ごんねんむじつ)という経典の言葉のように、私たちの心と口は各々(おのおの)異なることがある。 たとえば、心の中では相手を馬鹿にしているのに、口では上手に誉めたりするなど、心と口が一致しないこともしばしば。

 姑(しゅうとめ)は、嫁が自分を大事にしないので、「わしも歳だし、死にたくなった」と嫁に嫌味を言い出す。本心はもちろん死ぬ気などサラサラないのだから、真っ赤なウソ。ところが嫁は嫁で、「お母さん、何を言われるんですが。お母さんはこの家の柱じゃありませんか。百までも千までも長生きしてくださらないと、私たちが困ります」と、心の中では“いつまで生きているつもりだろう。いい加減に死んだらいいのに”と思っていながら、役者よりも上手に演技してしまう。こうして、姑も嫁も、心にもないことを言って、ウソくらべをしているのである。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


暑い日を なお熱くする 原爆忌

2013年08月09日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日もまた、今日と同じような天候らしい。気温は朝から28度、日中は35度超え。高松は37度越えだと聞いたけれど。湿度は78%から57%と少ししのぎやすくなった。風は2mがときおり・・・。

 

  奥方は五時起きで相変わらず野菜畑にホースで散水。私はお布団を干したり、部屋中に掃除機をかけたりと・・・主夫業。なんか、お布団までがジトジトとしているようで・・・。

 

 我が家では「お盆」というても何もしないんだけれど、今年は母のさっちゃんの「新盆」ということらしいので、盆灯籠を飾ってみた。13日の日には親戚の何人かが集まっておまいりをしてくれるらしいが、翌日からは島の家に出かける予定。もう、我が家に集まってくれるおじさん・おばさんはいなくなった。

 

 で、朝昼兼用のおうどんということで10時過ぎにここにやってきた。さぬき市大川町にある「まるたけうどん」というセルフのお店。町内にあるお店だから車で数分のところ。

 

 今日は、おろしぶっかけうどんの小で冷やをお願いした。230円だった。ま、冷たいおうどんの上に大根おろしが乗っているだけ。そこに「つけ出汁」を注いだだけ。ネギとか天かすとかおろししょうがはフリートッピング。それでも、あ、麺がおいしい・・・と思った。

 

 ここのお店では、店長さんがお客を見ながら麺を打っている。だから余分には作らないみたい・・・。

 

 ものはついで・・だからと、さぬき市志度にある「さぬき市図書館」に行ってみた。あることは知っていたが、中に入るのははじめて・・・。さすが、夏休み。数十人の方が本を選んだり読んだりしている。

 

 なかなかに読みやすい本ばかりが並んで居るなぁと思った。で、今回は読みやすい4冊の本を選んだ。これが最初に目に止まっただけのことだけれど。

 

 俳人・種田山頭火の本ばかりを四冊・・・。お盆休み・・というても、こういう本を読む時間があるものかどうか・・・。

 

 英国士官レキの墓研究用の資料を印刷中にトナー切れ・・・。すばやく交換して・・印刷。

 

 そんな合間にがさごそとやっていたら、古いHDDの中から、こんなものが見つかった。

 

  これは石巻にある洞仙寺の過去帳で、ここには、「戒名『賢孝院儀融良傅居士』十月六日讃州広島産開陽艦徳川御人数の内、折浜にて病死当寺にて弔う」とある。 享年35歳の字も見える。ここにこうして記載されているのだから、塩飽広島の住人には違いないのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「生涯 初体験の連続である」というもの。これまた、どこの誰の言葉かはわからないが、確かに確かにそうだと思う。毎日毎日が初体験であるし、一時間一時間もまた初体験である。だから毎日がどきどきするし、新鮮であたらしいわけだ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


利他は自利 つくつく法師の お説教

2013年08月08日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、日射の影響で山地を中心に雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は朝から28度、午後は36度を超えた。湿度は90%から63%。風はなくて1mから3mの西風が少し・・・。まるで、サウナ風呂に入っているような感じの毎日だ。

 

 奥方のけいこばぁは五時半から畑の野菜の水やりに夢中・・・。ここんところ雨が降らないものだから畑もカラカラ・・・。ま、幸いにしてすぐ横の川には水が流れているので、それをポンプアップしてきて消防士のように散水している。これも少し上流に県営ダムがあって、農業用水として幾分かは放流しているおかげである。

 

 今日から甲子園での夏の高校野球が始まった。今年は95回の記念大会だとか。でも、開会式を見ていても、胸が熱くなることはなかった。30年前には、入場行進を見ているだけで涙があふれたものだが、アナウンサーもあまり語らないのだろうし、私の感情が古びてきてしまったのだろうと思う。

 

 さて、中井初次郎の件だが、とうとう電話はかからなかった。中井初次郎を探して塩飽本島に向かったというのだが、暑さのために引き返したのだろうか。ま、いまさら、塩飽本島を歩いたところで、中井初次郎の足跡はわからない・・・。上は、しわく広島にある「中井初次郎顕彰碑」。讃岐龍馬会しわく社中・・・のメンバーと。

 

 この文書(もんじょ)の末尾3行は、「開陽御船 小頭 中井初次郎」と読むのだそうだ。確かに榎本武揚とともに北海道に向かった開陽丸に、中井初次郎は乗っていた。それも小頭である。しかしのかかし、その初次郎が、どこの島に住んでいたのかがわからない。

 

 これは石巻にある、中井初次郎の墓石。讃岐国塩飽諸島(香川県丸亀市)出身者は、豊臣秀吉の時代より皆豊富な航海術を身に付けた者ばかりで有名であり、中井初次郎もその流れを汲む者の一人であった。まじめで、善良なる行動をとり、多年の乗船の間、他者とは比較にならない働きをし、公より武士と同じ苗字帯刀を許された。

 

 
 8月19日館山沖を出航。初次郎は、榎本率いる軍艦『開陽丸』の航海士として乗り組み、北海道に向かって航行中、鹿島灘で台風と遭遇。帆柱は折れ、帆は裂け千切れる中、乗組員を励まし一晩中奮闘努力。 甲斐あって8月24日、松島湾(寒風沢)に至り、8月26日折浜港に停泊した。

 

 初次郎、艦上視察中に眩暈を起こし、その場に倒れて再び起き上がることがなかった。 時に、初次郎35歳。慶応4年(明治元年)冬10月6日の事であった。初次郎はそこにある洞仙寺の過去帳には、塩飽広島産と記録されているというのだが、広島にいたであろう水夫(水主)たちの中に、「初次郎」の名前は見えないし、「中井」という姓はないという。

 

 ただ、個人的に、平成30年12月に予定されている「英国士官レイク没後百五十周年祭」に合わせて、「中井初次郎没後百五十周年祭」もやればいいのになぁと思ったりする。ちなみに、初次郎は旧暦10月6日・新暦11月19日、Lakeは11月7日・新暦12月20日である。郵便局も、中井初次郎や英国士官LAKEの記念切手も発行すればいいのに・・。

 

 今日のお昼は町内のここになった。さぬき市大川町富田中にある「手打ちうどん杉本」というセルフのお店。

 

 で、手早く食べようと、「ぶっかけうどん小の冷や」で300円。ここはやや太麺でしっかりしているから、あたためないと硬くて重い感じの麺になる。ま、「小」だから完食はしたけれど・・・。

 

 しかしのかかし、『来てみれば、店には店の暑さかな・・・』。お湯が沸いているからなぁ~。むんむんしている・・・。

 

 その足で、さぬき市図書館寒川分館へ借りていた本を返却したり、電機屋さんの「けぇず・でんき」に寄って、プリンター用のトナーを買ったり、夜の二次会用の清酒も買ったりと・・・。来週には待望の年金が支給される予定。はてさて、いくらくらいくれるんだろうか。

 

 午前中の「中井初次郎」の件だが、英国士官レイクも同じように軍艦に乗り組んでいて、病に倒れて亡くなった。そして見知らぬ土地に埋葬されている。そして、現地では大切に保存されておまいりもされているという共通点がある。そのことも、塩飽の人たちはよく知って、おたがいに大切にしなければいけないように思う。

 

 今日の掲示板はこれ。久々に荒了寛さんのことばで、「自分のためよりも人のためにやったことが自分のためになるものです」というもの。「情けはひとのためならず」である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


散歩にも 日陰ばかりを 選りすぐり

2013年08月07日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀市地方は高気圧に覆われておおむね晴れていた。朝から28度超えで夕方には36度を超えた。湿度も90%から62%。風は1mから5mとさまざま・・・。

 

 昨夜は無性に眠くて・・・20時半過ぎから寝てしまっていて、今朝はいつもの午前5時過ぎには起きてしまって。今日は帰宅予定なので片付けの日。

 

 前回に刈った草を燃やしたり、洗濯物を片付けたり・・・生ゴミやら燃えないゴミの片付け、空き缶・空き瓶の片付けなんぞをやっておく。そそ、お風呂の掃除なんかも・・・。

 

 そのくらいやったら、全身があせまみれになって、新しい給湯器で朝シャワー・・・。そうしたら、また、お風呂の掃除に、洗濯・・・。

 

 これはガスコンロ用のプロパンガスのボンベ。それから分岐をして、給湯器にガスを送るように変更した。なるほど・・・。このボンベでお風呂が何日焚けるのかなぁ・・・。

 

 10時15分からレキ墓研究会の簡単な打ち合わせを済ませてから、45分の高速艇の乗って丸亀港に向かう。要は24年度事業の決算がまだできていないので、それを早急に行うってことの話し合い。出費項目をどこまでにするか・・・みたいなことで。

 

 その途中で、丸亀市の文化観光課から電話があって、「中井初次郎のことでお話が聞きたい」という人が来ているのだが・・・という話。これまた、難しいことになってきたぞ。話は明日と言うことになった。

 

 今日のお昼はここになった。丸亀市土器町西にできた、「讃岐うどん 番や丸亀本店」というセルフのお店。前回もここに寄ったことがある。

 

 ま、ここも代わり映えしないメニューが並んでいるばかり。仕方がないので「肉ぶっかけ小の冷や」をお願いした。大根おろしはフリートッピング。レモンも。これで420円はやや高いと思った。まぁ、肉の量が半端じゃない。食べても食べても減らないほどに盛り上がっている。

 

 まぁ、無理矢理、口に押し込んで、喉に詰め込んで・・・目を白黒させながら・・・完食。お肉は年寄りにはよくないのかしらん・・・。

 

 話が「輻輳:ふくそう」するようになってきた。英国士官レキの話、開陽丸小頭・中井初次郎の話、法然上人の讃岐配流、親鸞聖人二十四輩巡拝・・・本山の事やらなんやら・・・。ま、できることからコツコツと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。なんども見たことがあるかも知れないが、「一杯の水も仏の涙かな」という山頭火の自由律俳諧。 「一杯の水も仏の涙かな」の山頭火の句を、障がい者の歌人中村久子さんも愛誦されていた。

 

 わずか一杯の水を、”仏の涙”としていただく山頭火のつつましやかさは、禅修行者の厳しい修行によるものであろうか。そう、見えるこころの漁り火であろうか。いかにも深い 禅の行者は、一粒の米をも”菩薩”と受けとめる修行をするとも聞いている。私にはほど遠い世界のことのように見えてくる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


朝顔を 吹き抜けてゆく 軽い風

2013年08月06日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27度から34度。湿度は92%から62%。朝方はべたついたが、午後にはからりとして良い季候になった。風は2mから4mで、木陰にいると気持ちの良い風だった。

 

 昨夜は熱帯夜というのだろうか、なかなか寝付かれずに眠ったのは午前零時を過ぎた頃・・・。で、目が覚めるのはいつもの5時過ぎ・・・。やや寝不足気味かも・・。眼がかゆい。

 

  今日はご存じ、広島の原爆忌。朝から広島は鎮魂・追悼の一日だったらしい。午前八時からの平和式典を見ていた。

 

 で、10時10分過ぎに、ガス屋さんがやってきた。島の家のお風呂の給湯器が壊れたので交換工事のため。灯油式の給湯器を、今度はプロパンガス用の給湯器に交換するもの。

 

 これが先月の落雷で壊れた「給湯器」。丸い物は灯油タンク。これを外してしまって・・・。

 

 これが、新しいガス用の給湯器。

 

 ということで、今日はおそうめんでの昼食。ところが、給湯器の工事だから、水道が閉められているし、ガス管も切断されてしまっている。だから、保存用の冷水に卓上コンロをつかってそうめんを湯がいた。工事のお二人さんは弁当を持参してきていて、日陰でお弁当を食べていた。

  

 工事や検査が終わって、お二人は14時前に帰っていって、14時15分のフェリーに乗るとかで、いそいそと帰ってしまった・・。次のフェリーは17時半までない・・・。

 

  午後は、その周辺の片付けやらお風呂の試運転というか動作確認とかをやったりで暮れた。

 

 昨夜の自治会長さんとの打ち合わせでも、「レキの墓研究会」の予定は進みそうにない。とりあえず、お盆に帰省する「岡良伯」さんのご子孫とお話をしてから、今後の活動を考えることになった。今後の話はそのあとになる。

 

 今日の掲示板はこれ。「失敗したらどうしようと考え始めた時から失敗が始まっている」というもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。


暑い日を なお暑くする 原爆忌

2013年08月05日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 丸亀市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨や雷雨となっている所があった。気温は朝から27度で午後には33度を超えた。湿度も88%から77%。風は1mから3m。まぁ、蒸し暑いことだった。

 

 今日はほぼ一ヶ月ごとの「予約診察日」。血液検査と問診・聴診・血圧測定などなど・・。「肝臓が弱っているのでアルコールを控えなさい」は毎月のこと。わかっちゃいるけど、やめられない。

 

 今日は10時前に病院に入って、病院を出たのが11時半過ぎ。診察台が4500円あまり。薬代が9500円弱。年金生活者にはこたえる金額・・。

 

 今日は時間もないので、通りかかった、東かがわ市湊にあるセット流布のお店、「元匠・湊店」に入った。讃岐では普通(どこでも同じだろうが・・)正午を過ぎるとうどん屋さんは行列になる。この暑いのに並ぶのは面倒だからと・・・ここに入った。正午少し前・・・。

 

 で、「おろしぶっかけ小の冷や」をお願いした。330円だったと思う。これを食べ終わった頃には長蛇の列が・・・。夏休みともあって、子供連れの家族が30人ほど並んでいた・・・。

 

 そこからは一目散で丸亀港を目指す・・・。およそ、1時間半。港に着いたとき、無常にも13時半発のフェリーは湊を出て行った後だった・・・。ま、それは想定内のことだった。食材の追加や缶ビールの買い出しやらと予定があったし、駐車場を探す時間も欲しかったし・・・。

 

 すると、どうだ。こういう看板が目に付いた。今日からお盆過ぎまでは無料でここに駐車できるんだ・・。ラッキーなことで、まだ、数台しか停まっていなかった。

 

 塩飽諸島と言っても丸亀市に属する「広島・手島・小手島・本島・牛島」の五島で、今日から東京の美大生がやってきて、ほぼ8月一杯、活動する。今日はその「入島式」の日。

 

 式典が終わって、向こうの方に見える若者たちがその美大生。そのうちの十名ほどが、3時10分だかのフェリーに乗って、広島・手島・小手島に分散して活動する。

 

 フェリーは備讃瀬戸を北に進んで広島に向かう・・・。

 

 広島には、この三人の美大生が第一陣として入島した。

 

 で、16時半から島民との対面式。全員が自己紹介し合ったり、島の注意事項などを話し合っておく。むろん、島民からの歓迎の挨拶も続々と・・・。

 

 この、しわく広島・手島・小手島は、いわゆる「瀬戸芸」には参加していないが、地道に、こうした「HOTサンダル・プロジェクト 2013」が歩み出した。

 

 いよいよ、明日が広島の原爆忌」。今日の掲示板はこれ。最近の日本を取り巻く情勢はおかしい・・。まさに人心が乱れきっているような昨今でもある。そんな時期に、もう一度、原点に立ち返ってみたいと思う、原爆忌であろう。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えると良いね。


まどろみに つくつくぼうしの お説教

2013年08月04日 | たまには真剣な研究なども

 四国地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。天気予報では終日雨マークだったのに、朝方と夕方に少しばかり降っただけ。お湿りにもならない。気温は朝から28度で昼過ぎには34度を超えた。湿度も高くて92%から74%。今日もムシムシ・・・のさぬきだった。夕方には強風も吹いたし、雷も鳴った。

 

 と言うわけで(どういう訳だか・・)、今日もお勉強の一日になった。それも相変わらずの「英国士官レキ」である。本名は「Lake」だから、「レイク」というのが正式らしいが、やはり、呼び慣れた「レキ」のほうがしっくりと来る。

 

 研修会用のパワーポイントによるスライドだが、今までは、中央に「まほろば工房」の字が入っていたが、会長さんから「英国士官レキの墓研究会」に改めるように言われて、該当部分を書き直すことになった。

 

 空は一日中、くもったまんま。このあたりではミンミンゼミやアブラゼミ、それに最近はツクツクボウシが鳴き始めた。「オーシィツクツク・・・オーシィツクツク・・」と鳴いている。

  

 こういう資料も整理しなおし。新しい事実がどんと出てきて、構成も作り替えないといけなくなったし・・。第一、活動の目的やら、予測される成果・・・というものも大きく代わってきてしまった。当初の目的は、「シルビア号」から海上保安庁創設への経路とか、瀬戸内海の測量の成果などを考えていたらしいが、シルビア号が「レキ」さんとは無関係になってくると、調べ上げても意味がなくなってしまって・・・。

 

 「レキ墓概論」という論文集。これも大幅に書き直しが必要になった。今まで伝えられてきたことが、まるきり違う伝聞・伝習によって伝わったものらしい。一つのボタンの掛け違えによって、お話が違うお話になるのはよくあるパターン。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市多和兼割にある「八十八庵:やそばあん」という一般店。四国霊場88番札所「大窪寺」の門前にある。半分がおみやげ屋さん、半分がおうどん屋さん。

 

 寒いときには「打ち込みうどん」がおいしいし、暑いときにはこの「団蔵」というザルうどんがおいしい。麺が細麺でやさしい麺がうれしい。

 

 これが大窪寺の大きな山門。お寺さんは珍しくないから素通りになった。

 

 暑中見舞いも自粛かなぁと思っていたが、いただいた方には礼儀としてご挨拶まで・・ということで、今年は4枚のみ。全く・・ぐうたらでごめんなさい。

 

 先日だかに、FaceBookで、友人が、「カンナの花を見ることが少なくなった」とういうようなことを書いていたが、この「鶏頭:ケイトウ」も見なくなった。私が子供の頃には、カンナ・ポンポンダリア・ケイトウ・矢車草・・・・というものがそこかしこにあったように思うのだけれど。

 

 こういう花も、私が子供の頃には見なかった花だと思うのだけれど、そんな庭先の花々にもその時代時代の流行というか、はやりというか、生態の変化というものがあるのだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「わが心にごせばにごる すめばすむ すむもにごるもこころなりけり」というもの。我が心は濁すのは簡単だけれど、澄ませようとするのは難しい。我が物であって、我が物は何一つ無いのがこの世のありさまなのである。第一、この私の小さないのちですら、私達は生かすも殺すもできないのだからして・・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うたたねを ダリアの花に 叱られる

2013年08月03日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は湿った空気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は27度から33度。湿度は88%から65%。風は0mから2m、そより・・ともしない時間が多かった。

 

 ま、暑いけれど蒸し暑さはなくなったようで朝の間は散歩をしていても楽だったが・・。

 

 今朝のこのニレの林はセミの声でにぎやかだった。高松市林町にある香川県立図書館と文書館。この前に借りた本を夏休みを前に返却をしておく。これほどに暑いと難しい本を読む気にもならない。

 

  開館直後はこんなもの。新聞や雑誌のコーナーや、児童コーナーなんぞに散ってしまうから・・・。でも、新聞好きな人は多いねぇ。ニューヨーク・タイムスとか人民日報とかを読んでいるが、本当に分かってるんやろうか・・。

 

 私はこのようなラベルだ・・、いや、レベルだ。

 

 今朝も奥方のけいこばぁは野菜の収穫で忙しいらしくてお茶の一杯も出て来ない。だから、10時過ぎにここにやってきた。高松市仏生山町甲(ハローズ仏生山店モール内)にある、さか枝製麺所・仏生山店である。ここに来たら夏らしいメニューがあるかなぁと期待したけれど。

 

 ごくごく普通のメニューしかない。「じぇじぇじぇ・・・」だな。仕方がないから「ぶっかけうどん小の冷や」を注文した。すると、どんぶりにあたためないうどん玉一個を入れて、やかんから冷えたお出汁をかけたものをくれた。これで270円。かけ小は190円やのに・・・。出汁がぬくいか冷たいかだけのように見えたが・・・。

 

 「不足を言ってはもったいない」ということで、フリートッピングの、わかめを二つかみ、大根おろしを二つかみ、おねぎを二杯の大型スプーンで・・。さらにおろしショウガを大さじ一杯。レモンを一切れ・・。270円並にはなったかな・・・。

 

 帰る途中で、さぬき市寒川町(さんがわまち)にある図書館に寄ったが・・・、個人の蔵書でももっとあるぞ・・・というような本ばかり。個人が寄贈したものばかりかなぁ・・と思うような背表紙が並ぶ・・・。あきらめて、戻ってきた。

 

 しかしのかかし・・・、「英国士官レキ墓研究会」をどうすればいいんだろう。会を立ち上げた言い出しっぺの「健一さん」が、カマターレの応援に夢中になったんでは、こちらが困る。事務局の担当者までが「ひきこもり」されたんじゃぁ、どうにもならん。会の再編を考えないと・・・。

 

 この英国士官レキさんが亡くなったのが明治元年(1868)12月のこと。五年後の2018年が没後150年ということで、「レキ祭」をやろうということだったのに・・。ま、残ったメンバーはそういう方向でいるのだけれど、陣容の組み立て直しが必要になる。強力な助っ人も必要になるしなぁ・・・。興味ある人、この指、止まれぇぇ~。

 

 幕末史に詳しい人・・。1866年、慶応二年に、塩飽の海で何が起こったのか、教えてくださいませませ。英国軍艦から、砲弾が撃ち込まれた理由とは・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「口が濁れば愚痴になり、徳が濁れば毒になる」というもの。本当は、このことばの前に、「意志が濁れば意地になる 」ということばがあるのだそうな。最初は「ほほう、哲学的なことばやのぉ~」と、思ったのだが、このブログを書き始めてみたら・・・、単に、「くち」に濁点をつけたら「ぐち」になり、「とく」にてんてんをつけたら「どく」になるだけのこと・・・と、気がついた。思わずに・・・「じぇじぇじぇ・・」と思ったことだった。

 

 しかしのかかし、これを「なぁぁんだ・・・」で終わらせてはいけない。確かに、「意志」が腐れば「意地」になる。「口」が甘えれば「愚痴」になる。「徳」がある人のことばでも、こころが腐れば「毒」になる。心してことばを選ばねば・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


オニユリに ここまでおいでと 誘われる

2013年08月02日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、雨や雷雨となっている所があった。気温は27度から34度、湿度は93%から62%。風は1mから3m。朝方は強烈な雨音や雷鳴が響いたが、あっという間の出来事だった。

 

 あとは、梅雨のさなかにいたような蒸し暑さとムシムシ感・ジトジト感。いつまで、こういう日が続くものだろうか・・・。

 

 さて、昨夜はおやじの祥月命日ということで、急遽、次男のよっくん、三男のたっくんが呼び集められてお勤めになった。みんなで「お正信偈」を拝読して、おときになった。けいこばぁが奮発してご馳走がならんだ。

 

 カニなんぞを食べ出すと、みんな無口になって呑むことも忘れてカニにむしゃぶりついている。

 

 で、おやじの葬式の時のアルバムなんぞを開いて盛り上がったあと、みんな、我が家でお泊まりになって高いびきで寝てしまった。

 

 で、朝方のものすごい土砂降りと雷鳴に起こされたのが5時前。次男はもう帰った後だった。田んぼや稲が心配になって飛び出したものだろう・・。三男も6時前には帰って行った。

 

 私は最後まで片付けや洗い物をしながら一人で飲み続けていたもので、午前中は二日酔い状態・・・。午前中はフェイスブックをのぞいたり、ブログ巡回をやったりして過ごす。

 

 今日は奥方のおごりで、ここに行った。さぬき市長尾東にある「うどん亭いわせ」という一般店。

 

 今日は天ぷらうどんをお願いした。これで700円。天ぷらの具材が少なくなったなぁという感じがした。昨年あたりは何種類かの天ぷらだったが、今日は大葉とエビの天ぷらが。

 

 ま、なかなかに料金の値上げにはつなげられないので、どこかでお安くしなければならない昨今ではあるのだけれど。

 

 さて、午後からやっかいな問題が持ち込まれた。例のレキの墓研究会だが、言い出しっぺの「健一さん」が、カマターレの昇格問題に夢中になっていて、レキ墓研究会が動かなくなっているという。また、事務局の担当者も不在になっていて・・事務局も動いていないという。24年度の決算報告やら活動報告の準備、25年度の活動計画の策定やらだからで、急遽、来週の頭にも島に渡らねばならなくなった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「誰でも口からプラスのこともマイナスのことも吐く。だから、【吐】という字は口と+と-でできている。マイナスのことを言わなくなると-が消えて【叶】という字になる。」というもの。なるほどなぁ・・と思った。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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