まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蝉の声 消えて台風が 来るらしい

2015年07月16日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀地方は、台風第11号が北上し四国地方にかなり接近するため、雨や風雨となり、夕方からは非常に激しく降る所があるらしい。香川県では、16日夜のはじめ頃から17日昼前まで暴風や高波に警戒するよう呼びかけている。気温は24度から27度、湿度は80%から78%、降雨量は1mm/hから4mm/hの弱雨、風は4mから8mの北東の風が吹き続けている。明日の17日は、台風第11号の影響で雨や雷雨となり、朝にかけては非常に激しく降る所がある見込みらしい。

 

  朝から風が吹き荒れ、小雨も降っているのだから、ゆっくりと寝ていればいいものを、外が明るくなれば、どうにも寝ていられない性分だからどうしようもない。だから、5時過ぎから起き出してしまった。起きたからと云って、することは何もない。

 

 起きてしまったら仕方が無い。テレビを見たり、ネットをみたりするくらいしかないが、それでも起きて、朝食の準備をしたり、洗濯物を部屋干ししたりと雑用をこなしておく。

 

 9時過ぎからマイボートの点検に行ってきた。ロープの緩みや外れがないかの確認やら結び目の確認などをやっておく。自分の船なんぞどうでもいいが、お隣さんの船を傷つけたら大変だ。その一点だけに集中する。こういう狭い場所だけに、少しのロープの緩みが相手船を傷つけてしまうことがある。自動車の傷とは違って、船の傷は沈没にもつながってしまうことがあるだけに慎重でなければならない。

 

 フェリーの乗り場も閉鎖されている。これでこの島は完全に孤島となってしまっているし、私たちは「孤立」しているということになる。

 

 港付近のゲートは完全にとじられているが、この程度の高さで、高潮が防げるものなんだろうかと気にはなる高さである。

 

 そうこうしている間に、後部車輪がパタパタ・・・と言い出した。パンクしたらしい。軽トラックも古いし、乗ったら乗ったきりで管理もメンテナンスもしない車だから傷み放題。見れば、ばっさりとタイヤが裂けてしまっている。

 

 小雨が降っていたが、タイヤの交換をしておく。こんな時だから、何が起こるかわからない。

 

 とにかく、車は動くようにしておかねば・・・。

 

 午後からは波も高くなってきたし、風も強くなってきた。こういう天候だから、石屋さんも工事関係者の方も島を出てしまっているし、船が動かないのだから、島にやって来る人も居ない。お年寄りたちは雨戸を閉めて家に引きこもってしまっている。沖には船の影は一つも無い。

 

 台風は四国を目指して北上している。このままでは、しわく広島の真上を通過しそうな気配でもある。

 

 フェリー乗り場のゲートもしっかりと閉じられている。私も当分はこの島からは出られない。

 

 ときおり、漁師さんが船の点検にやって来る。

 

 潮加減に応じて、ロープを締め直したりする。漁師さんにとって船は商売道具だし、生活の必需品。これが傷ついたらたちまちの生活にも困ることになる。

 

 今日の掲示板はこれ。いつもの赤松先生のお寺にあった言葉で、「針を踏んで痛む足が蟻をつぶして平気だ」というもの。「クギを踏んで痛む足が、アリを潰して平気で、身勝手な被害者」というものが出拠だと思う。「アリを踏まずになんて、そんなことをいちいち気にしていたら歩けない。それは仕方がないことだ」と思うものだが、その「仕方がない」「しょうがない」という自分の思いこそが、自分を正当化し、自分を中心にしてしか物事を受け止めていない自分の身勝手さの象徴ではないかと云うているのである。人が生きるということは、多くのつながりの中に生きていて、他の人や動植物、自然にも迷惑をかけながら、しかも傷つけながら生きているのだということ、そういう自分の身の事実を見つめ直すことの大切さを噛みしめたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ひとまずは お役目済んだと かたつむり

2015年07月15日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気や台風第11号の影響で次第に雲が広がり、雨や雷雨の所があるらしい。気温は24度から32度、湿度は96%から58%、風は1mから5mの北北東の風が少しばかり。明日の16日は、台風第11号の影響で雨や雷雨となり、夕方にはかなり接近するため大荒れの天気となる見込みらしい。

 

 今日のさぬき市も東かがわ市も快晴のいい天気。これから台風がやって来るなんて気配は少しも無い。

 

 さて、今日は四週間に一度の予約診察日。もう、30年近くにわたっての毎月の恒例行事。毎日に飲む薬を処方してくれる日でもある。途中で何度も休んだこともあるし、やめてしまったこともあった。でも、すぐに救急車で運ばれて叱られて、ああ、こういう宿命みたいなもんだと諦めたこともあった。

 

 でも、ビールを飲まなくなって2ヶ月・・・。そろそろ肝臓の調子も良くなっただろう・・・みたいなことで、うきうきとして病院にやってきたのだけれど・・・。

 

 今日は採血による検体検査と、心臓の超音波検査があった。肝臓や糖尿病は平均値まで下がったそうだ。2ヶ月の努力が実ってきた。あと、1ヶ月もすればきれいになるそうだ。だが、心臓はよくないらしい。いつ、心不全になってもおかしくないので、「睡眠時無呼吸」の測定装置を付けて検査したいというが、これは頑固に拒否。

 

 相変わらず、BMTの値が高いという。青魚を食べていない・・・というのだ。小骨がいやだし、青臭い小魚は食べにくい。時間的に、珍しく、今日のお昼はここになった。

 

 で、久々のご馳走だということで、「肉おんたまぶっかけ小の冷や」をお願いした。肉ぶっかけに温泉卵が載っただけのもの。これでも480円だった。おなかがすいていなかったのか、さほど感動するような味でもなかった。

 

 病院を出たのが11時。うどんを食べて出たのが12時少し前。それから、どんどんと西に走って、丸亀市のスーパーに入ったのが13時半。食材を買って、この乗り場に着いたのが14時半。ここからフェリーに乗って出るのが15時ちょうど。

 

 海上、およそ40分。しわく広島の江の浦港に着いたのが14時少し過ぎ。わが家に着いたのは14時20分だった。それから荷物を片付けたり、食材を整理したり・・・。

 

 先月の20日に草刈りをして帰ったのに、早くもこんなに草が伸びている。今回は草刈りの予定はない。

 

 16時過ぎに、自治会長さんがやってきて、「ロープを張るんなぁ・・」というので、海に出かけた。今日は汐が大きく引いている。歩いて船に乗り込んで係留ロープを引き出して来る。それを堤防に結びつける。

 

 足下はこんな具合だ。海底を歩いて係留ロープを張ったのは初めて。

 

 台風で暴風が吹いても、船同士がぶつからないように、何本ものロープを張る。とくに、この後方へ引っ張るロープは大事。キャビンが風を受けて、岸壁に船がたたきつけられるのを防止するためである。

 

 台風の進路が気がかりなことである。台風が過ぎれば、この係留ロープを外して格納してから山の家に戻るが、一応、土曜日か日曜日になる予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「迷ったままでは生きていけませんが 迷っていることがわかると道は見えてきます」というもの。自分が、どの方向に進めばいいのいかがわからないと、その一歩が踏み出せないので歩けない。でも、右か左か、今日か明日か、朝か夕方かなどと、迷っている事柄がわかると、それを克服すればいいのだから一歩が踏み出せる。その迷っている事柄を探し出すことが先決問題だというのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ヒグラシに 今日の日記を せかされる

2015年07月14日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、昼過ぎから夕方までは雨の降る所があったらしい。気温は26度から32度、湿度は88%から64%、風は3mから6mの南東の風が気持ちよいほどだった。明日の15日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、湿った空気の影響で夕方からは雲が広がる見込みらしい。

 

 昨夜、おへんろつかさの会の役員さんから電話があって、「つかさの会のホームページが元に戻っとるでぇ~」と仰る。見れば、確かに、今年の一月あたりの立ち上げ当時の画面に戻っている。

 

 そこで、慌てて、現在のHPのデーターを転送するのだが、一瞬は新しくなるのだが、しばらくすると、初期状態に戻ってしまう。そこへ、新年度の会員さん養成講座の原稿がメールで届く。そちらも更新しないと行けないが、これまた、更新しても更新しても、元に戻ってしまう・・・。パニックは続いて、作業は夜中の0時過ぎまで掛かったが、どうにもならずに寝てしまった。

  

 朝方はいい天気。もう、梅雨明けだと云ってもいいようなお天気になった。そんな、朝になっても事態は少しもよくならないが、次第に・・・旧と新バージョンとが混在するようになったり、ohenrotukasa.comとすれば、正常に新バージョンになり、.com/index.htmlをつけると、旧バージョンになったりするようになった。なったが、時間がきたのでお出かけすることになった。

 

 毎週火曜日の午前中はここ。さぬき市前山にある「おへんろ交流サロン」での「納め札調査」である。ここでも、「旧バージョンになっとるよ」「そそ、前の古いのに戻っとるなぁ・・」という話題から始まった。

 

 ところが、会長さんが自分のパソコンを立ち上げると・・・「これ、ええでないんな・・・」と仰る。どうやってみても、新しいバージョンになっている。index.htmlを付け加えても、新しいバージョンになっている・・・。まるで、キツネにつままれたよう・・・。

 

 さて、さぬき市志度の「寒川家」の俵から発見された「納め札」の調査は終わった。今日は、残務処理のような作業で、「お守り札」、「護符」、「その他」に分類する作業・・・。

 

 私の割り当てはこれ。こんな紙くずの山を一枚一枚、整理してファイリングしていく。分類するのは古文書が読める先輩たち。私は粛々と、紙くずをファイルにとじてゆく。

 

 読めそうな古文書だけれど、それを読んでいたのでは数をこなせない。読むのは先輩にお任せして、黙々と紙くずとの格闘になる。

 

 こちらは、整理された納め札や護符などをデジタル化して保存する係。これまた、黙々と数をこなしてゆく作業。その先生が、「カードにロックがかかっとると云うんやけど・・」と仰る。デジカメをいじっている人ならば何度も経験しとる筈。ところが、誰も対処の仕方が分からないらしい・・。デジタル一眼のメニューを開いて・・ああだこうだと思案をしている。

 

 私のデジカメからSDカードを引き抜いて、「これがロックになっとるけん、これを外したらええんやがな・・」というと、「そんなロックは掛けた覚えがない」と仰る。「カードを差し込む時に、触って、当たって、ロックが掛かるん・・・。ロックを外したら、画像が撮れるけん・・」と、お年寄りの会話らしい一幕だった。

 

 なんだかんだと云いながら、私の担当は終わってしまった。今日はパソコンのお仕事はお休み。

 

 今日は11時で作業終了。片付けをして、お茶タイムで世間話をしておしまい。12時ちょうどに解散になった。

 

 その後、私は香川県立図書館に向かい、借りていた本を返却した。明日から、しわく広島に帰るので、忘れないうちに返却しておきたかっただけのことである。

 

 わが家に戻ると、すぐにパソコンを立ち上げて、「おへんろつかさの会」のホームページを開いたら・・・、やっぱり、新しいバージョンに切り替わっている。あれこれとやってみたが、古いバージョンなどは出て来ない・・・。これはいったい、どうしたという訳なん・・・。

http://ohenrotukasa.com/

 

 今日の掲示板はこれ。「何が起こるかわからないのが世の中、何をしでかすかわからないのが自分」というもの。 妙好人の源左さんの、こんな話を聞いたことがある。ある人が、「村の者がお爺さんを妙好人伝に載せるというがのう」と言うと、源左さんは、「いやいや待ってつかんせい、死ぬるまでは何をするか分からんでのう」と応えた。 「何が起こるか分からないのが世の中。何をしでかすか分からないのが自分」。「さるべき業縁の催せば、いかなる振舞いもすべし」(『歎異抄』) 何かが起こったときに、どうするかは、実は、そのときまで分からないもの。そのときに頂いている、気づきの深まり具合に応じて、自ずとすることが決まるもの。人生にシミュレーションなどない。人生は、つねに本番である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


道端に ただ沈黙の かたつむり

2015年07月13日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がっていて、昼過ぎまで雨が降っている所があった。気温は朝から27度、午後には32度まで上がった。湿度は85%から66%だというが、サウナ風呂に入っているような蒸し暑さだった。風は3mから7mの南東の風が少しばかり吹いていた。明日の14日は、高気圧に覆われて晴れるらしいが、湿った空気の影響で雲の広がる時がある見込みらしい。

 

 昨夜は蒸し暑い夜だったけれど、山間部は強い風が吹き込んで来たので、案外と寝やすい夜になった。

 

 でも、朝方はこういう感じのモヤの朝。湿気が覆い被さって来るような不気味な朝になった。左手上に見えるものはUFOではない。単に電灯が写っているだけ。そういうことだから、高校野球の観戦に出かけるのはあっさりと撤回した。

 

 で、エアコンを回しての工作開始。話題のドローンの部品、2ヶ月分を一回に送ってきたので、忘れない内に組み立てておかねばと作業を始めたが・・・。一度、組み立てた部材をビスを外して、再度、組み立て直すという妙な工程になっている。

 

 今日はエンジン(モーター)部分の組み立てから。ここが肝心なのだが、うまくいかなくて、四度も五度も組み立てたりばらしたり・・・。

 

 折角、組み立てたのだけれど、方向が違うらしいので、またしても分解しては組み立て直し。何度もやると、ビスやナットの頭が崩れてくる。エアコンは回っているのだが、汗が流れて目にしみて痛い・・・。

 

  とにかく小さな部品の集まりだし、詳しい説明書はない。「二号で提供した(2X1200ビス4本)」と云われても、寸法が記載されていないので、カンで組み立てるしかない。

 

 で、今日はここまで出来上がったのだが、説明書では前の左となっている。これは、前の右である。赤が前という目印らしい。これを左に持ってこようとすると、部品がかみ合わない。あとの三つでなんとか調整するしかない。こんな具合だから、空中に飛び上がることはないように思う・・・。

 

 今の状況でこんな具合だから、完成するのはいつになるのやら・・・。

 

 さてだ・・・。来週から、こどもたちは夏休みに入るのだという。で、島の先生から電話があって、「昨日の(花燃ゆ)にアーネスト・サトウが出とったけんど、塩飽の年表はできよんなぁ~」ということだった。昨夜はごめんなさいやけれど、「BS日本の歌」を見ておったので、アーネスト・サトウの話は知らないのだ。

 

 ドローンの組み立てが一段落した所だったので、さっそくに、塩飽年表を開いて修正作業。年表に合わせて顔写真も入れてみた。近藤勇や吉田松陰、アーネストサトウも入れてみた。

 

 エクセルで作った年表を、パワーポイントに貼り付けて行く。ま、明日、明後日で、年表部分を形にして、木曜日から、塩飽ひろしまに帰る。そこで、自治会長さんや先生たちと意見交換しておく予定。私の一存でのお話会ではアカンらしい・・・。

 

 午後からはすっきりと晴れてきて、もやもや気分は少なくなった。で、明日の午前中は例の「俵札(納め札)調査」の日。水曜日の午前中は県立病院での「心臓超音波検査」と定期検診の日。木曜日の午前中は、四国霊場86番札所志度寺の本尊「十一面観世音菩薩」の開帳日。いわゆる「十六度市」の日である。それが終わればすぐさま、丸亀に向かって、塩飽ひろしまに帰る。

 

 今日の掲示板はこれ。「高いものがうまいのではなく 今、食べたいものが一番うまい」というもの。これまた、どこのだれ様の言葉か分からないが、うまいものは高いのだろうけれども、高いものが必ずしも旨いものということではない筈。今、本当に食べてみたいもの、おなかが空いていて、今、目の前にあるものが、一番、おいしいと思うことはいくらもある。人に勧められて、「ここのが日本一旨いのだぞ」と云われても。自分の趣味や好みに合わないものはおいしいとは感じない。

 

 その反面、おなかが空いていて、自分のほしいもの、食べたいものが一番においしいのだぞと言うているのである。そういうことは何度も何度も感じたことがあるに違いない。

 

じゃぁ、また、明日、あえるといいね。


梅雨空を 見下ろすように 杯を干す

2015年07月12日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、西部を中心に雨の降っている所があったらしい。気温は23度から32度、湿度は88%から69%、風は3mから7mの南南東の風が少しばかり強かった。明日の13日は、引き続き湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降る所がある見込みらしい。

  

 昨夜は、神戸からの坂本家一家四人に、娘家族一家四人にわが家の二人の合計10人の食事会になった。というのも、本日、7月12日に親戚の結婚式があるというので、わが家に集合してきたというわけ。

 

 こちらはこちらで、ミニ囲炉裏を使ってのバーベキュー。子供たちはお肉が好き。おとなたちは野菜が好き・・・ということで二班に分かれての食事になった。とはいえ、それぞれ相互に入れ替わり立ち替わりしながら・・・。

 

 とにかく、このメンバーの有力な仲間というか親戚代表が、明日、結婚式を挙げるというので、その事前の飲み会というか食事会のリハーサル。

 

 私はとにかく、事務室のパソコン端末の立ち上げが急ぐのだけれど、それどころではなくなって、飲み会に食べ会に夢中になってしまった。ま、やれるところまでやって、バタンQ~と寝てしまった。

 

 で、朝は5時から起きて、散歩をしたりしながら体調を取り戻し、高松へと向かったのは午前9時過ぎ。

 

 高松市のサンポート。JR高松駅近くにある複合施設のサンポート高松。どこがどうなのか、詳しいことはわからない。シンボルタワーだ、なんたらホテルだのと云われてもわからない。とにかく、ここにある建物の30階で結婚式と披露宴があるというので、はるばるとやってきたという訳である。

 

 ここが一番高い建物だから、この30階が、今日の会場なんだろうが、誰もそんなところには来たことがない。ああだこうだといいながら、それでも30階まではエレベーターで運んでくれる。

 

 ま、よくは分からないが、ここまでやってきた。

 

 こういう天空のお部屋での結婚式。

 

 私らにしても結婚式なんぞ久方ぶり。ま、昔の結婚式とは違うんだなぁとは思ったことだった。

 

 11時挙式の12時からの披露宴。このお二人は、今年の10月に挙式だそうだ。

 

 ま、警察官らしい結婚式にはなったようで・・・。

 

 ということで、こういう結婚式もあるんだ・・・みたいな印象を受けたことだった。今回は親戚だけのこじんまりとした結婚式で、新郎新婦の友人は誰一人もいないという・・・ま、「家族式」みたいな感じがしたことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」という、孔子さんの言葉から。これは、「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりと歩いて行こうが、それは少しも問題ではない」という言葉に置き換えられる。確かに歩き続けなければ目的地は到達できないが、時には立ち止まってみる勇気も大事だし、一休みしてみることだって大切な気がする。要は「歩く続けると云うことが大切なのである」ということのような気がする。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


駆け上がれ 梅雨越えてゆく 夢舞台

2015年07月11日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、昼過ぎからは雨や雷雨となる所があるらしい。高温が予想されるため、熱中症などに注意して欲しいと呼びかけていた。気温は23度から31度、湿度は96%から71%、風は1mから5mの南南東の風が少しばかり。湿気の多い、蒸し暑い一日になった。明日の12日は、湿った空気の影響で雲が広がり、昼前からは雨の降る所がある見込みらしい。

 

 そんな天候の中、午前7時にわが家を出て、高松市生島町に向かう。今日から「第97回全国高等学校野球選手権香川大会」が始まるので、今日は、その開会式を見る為である。

 

 香川県営球場(レクザムスタジアム)」に着いたのは8時半過ぎ。開会式は9時からである。その間に行進のリハーサルが行われている。その間に球場全体の様子やを撮影したり、水分の補給をやったり、トイレにも行ったりと準備を着々と済ませておく。

 

 午前9時からの開会式は、入場行進から始まる。国旗・大会旗を先頭にして選手の入場が続く。

 

 いつもながら、子供たちの元気のいいかけ声が響き渡る。今年は高校野球発祥100年になるのだとか。そういうテレビ番組とか特集番組やイベントなども行われているそうである。

 

 前回優勝校の優勝旗を先頭にしての行進に大きな拍手が起こった。

 

 近年は、男子によるプラカード係というものができている。これまた、たくましくていいものである。

 

 選手全員がそろっての大行進のあと。

 

 甲子園大会にならって、香川県大会でも「国歌斉唱」は、この女性の歌声だった。

 

 最後は、この選手の「選手宣誓」で締めくくった。

 

 9時半。開会式を終えた選手たちはほっとした様子で歓談中。とはいえ、今日から熱戦がスタートするのだけれど。

 

 開会式が終われば、球場内のうどん屋さんが開店する。開店第一号でうどんを食べて帰ることにした。今日は11時前にはお客様が来られるというので、開会式が終わればすぐに帰らないといけないのだ。

 

 で、「きつねうどん」というのがあったので、それをお願いした。てっきり、かけうどん+いなり寿司のセットなんだろうと思い込んでいたが、出されたのは、麺の上に油揚げが二枚載っただけのもの。お出汁とか天かす・ネギなどはフリートッピング。これで400円だった。お安くはないけれど、なかなかにおいしいと思った。

 

 1時間半をかけてわが家に戻ったら、神戸からのお客さんが4人来ていた。明日の親戚の結婚式に参加するメンバーである。私には、amazonで買ったWindows-Vistaのマシンが届いていた。インストールを済ませたい私を急がせて、みんなで、近くのうどん屋さんに向かった。讃岐の会食はなんと言ってもうどん屋がいいらしい。

 

 けいこばぁ御用達のお店の「うどん亭いわせ」という一般店である。

 

 先ほどに、球場でおうどんを食べたばかりなのに、ここでは「天ざるうどん」をお願いした。1080円だった。今夜の食事は豆腐と納豆でいいな。

 

 今日の掲示板はこれ。「志を高く目標を立てて人生にとりくんでいれば 日々の仕事にもあそびにも意味が出てくる」という荒了寛さんの言葉から。いつも、志は高いのだけれど、目標がうまく立てられない。だから、単なる思い込みのみで終わってしまいそうになるのだけれど、ま、できることからコツコツとやって行きたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨なかば 今日は散歩を やめてみる

2015年07月10日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は西日本に停滞する梅雨前線の活動が弱まり、晴れている所が多くなってきたものの、湿った空気の影響で雨の降っている所があった模様。気温は23度から29度、湿度は98%から76%、風は1mから2mの南南東の風が少しばかり。朝方は小雨、午後からは晴れからまた曇り。明日の11日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

  

 昨日のVistaのマシンは諦めた。で、倉庫から引っ張り出してきたXpマシンをスタンドアローンで使うことにした。もっぱらレーザープリンター専用とスキャナー用に限定。今更、Vista用マシンを購入するのもばかばかしいし、かといって、Windows7や8のマシンは必要がない。

 

 ということで少しばかり室内の模様替え。こういうパソコン席は必要なくなったので整理した。

 

 簡単に掃除を済ませてさっぱりとし・・・、

 

 ここで、原稿書きをするようにスペースを作った。

 

 Windows-Xpマシンに、レーザープリンターやらインクジェットプリンターをインストールし、スキャナーやら「読んde!!ココ」というOCRソフトをインストールし、住所録アプリも搭載した。これで、当面はお仕事が可能になる。

 

 試験操作もやってみたが、なかなかに順調に動く。動作が遅いと思っていたが、それなりの機能は動作する模様・・・。

 

 ところで、お昼から大型量販店に出かけてみた・・・。

 

 隣町のデンキ屋さんに行ったが、「うちにはレーザープリンターは置いてありません。高松の本社にならばご用意してございます」とのこと・・。

 

 それならばと、隣の東さぬき(かがわ)市のデンキ屋さんにも寄ってみた。全く、同じ返事が返ってきた。ということは、香川県東部にはレーザープリンターは置いてない・・・ということになる。来週にでも、高松という町に出かけてこようかと思っている。それよか、amazonでのお買い物が得策だろうか・・・。

 

 これまた、思案のしどころだ。それにしても、レーザープリンターというのは、そんなにも需要がないものなのか・・・。愕然としたな。

 

 ともかく、あのガンダム・マシンのVistaがいなくなって、代わりの高原鉄道のXpマシンが復活して、どうにか、落ち着いてきたところ。

 

 レーザープリンターのD450は、ともかく息を吹き返した感じ。これでまた、数年はお仕事ができぞうである。

 

 ま、こうやって一つ一つ、峠を登っていくしかない。

 

 今日の掲示板はこれ。「心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ。」という、ヘミングウェイの言葉らしい。ヘミングウェイは、行動派の作家であり、スペイン内戦や第一次世界大戦にも積極的に関わり、その経験を元に『誰がために鐘は鳴る』、『武器よさらば』などの長編小説を発表。短編には簡潔文体の作品が多く、後に続くハードボイルド文学の原点とされている。1952年に『老人と海』を発表し、大きな評価を受ける。1954年にノーベル文学賞を受賞。しかし、同年、二度の航空機事故に遭う。奇跡的に生還したが、重傷を負い授賞式には出られなかった。それ以降、ヘミングウェイの特徴であった肉体的な頑強さや、行動的な面を取り戻すことはなく、晩年は事故の後遺症による躁うつ病に悩まされるようになる。執筆活動も次第に滞りがちになり、1961年にライフルで自殺。ヘミングウェイは生涯、4度の結婚を経験し、3人の息子をもうけている。ヘミングウェイの生み出した独特でシンプルな文体は、20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与えた。(Wikipediaより)

 

 それはそれとして、この娑婆にいる限り、こころの底からやりたくないことは山だらけ。ましてやサラリマンだったり、従順な男性だったらならば、女性だったならば、やりたくないことだらけの毎日ではないか。「あぁあぁ~、もう、いやだ、ヤダぁ・・」と、投げ出したくなる毎日だ。ヘミングウェイのようには生きられない私たちではないか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


雨の日は なぜかこころも 濡れている

2015年07月09日 | 今日もなんだかなぁぁ・・・だった日。

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、雷を伴って激しい雨の降っている所があった。気温は23度から26度、湿度は98%から86%、降雨量はごくわずか、風も1mの南南西の風がごくわずか。全体に蒸し暑い感じのする一日だった。明日の10日は、梅雨前線の活動は弱まるけれど、引き続き、暖かく湿った空気が流れ込むため雲が広がりやすく、昼前まで雨の降る所がある見込みらしい。

 

 こういう天候だからか、持ち主に似たものだか、とうとう、デスクトップPCが壊れた。エラーメッセージでは、「サポートセンターに連絡してください」というのだが、はてさて、どうしたものだかと思案中。

 

 何度やってみても、この画面から抜け出せない。なんとかというファイルが壊れていて起動できないのだと仰るのである。この、[SOTEC]のマシンも古いことは古い。OSは、Vistaだから、まだまだ使えそうなマシンではあるし、ここのレーザープリンターは、Windows7では動かない。だから、レーザープリンターを動かすために置いてあるマシンでもある。

 

 それが動かなくなると云うことは、プリンターや関連のアプリごと交換しなくてはならなくなってしまう。

 

 で、某大型量販店に行ってみたのだが、「Vistaが動く機種はありませんねぇ・・・」と云われてしまった。中古の再生品でも、[Windows7]を搭載してあるのだという。Windows7では、プリンターが「無理無理!!」と言い出してしまう。対応OSは、Vistaまでだ。

 

 今月は先週に車を新しくしたばかりだし、この週末には親戚の結婚式があるし・・・。パソコンを入れ替える余裕はないし、それだし、Windows7や8は要らないのだ・・・。困った困ったこまどり姉妹。

 

 とりあえず、倉庫の中から[Xpマシン]を引っ張り出してきて、プリンターが使えるようにはしておいた。これがまた、ひどく面倒なのだ。このままでは、「まほろば工房」は技術的に閉鎖もやむを得ない状況になってきた。

 

 ま、こういうことには慣れっこにはなっているもので、インターネット用のブックマークや、メール用の「adress帳」のバックアップは取ってあったが、ホームページ用のデータとか設定とかが消えてしまった。これだって、なんとかなるにはなるのだけれど、少しばかり面倒なことをしなければならない。

 

 明日にでも、壊れたVistaのパソコンを量販店に持ち込んでみようか。Vistaのままでお安く修復ができれば儲けものなんだが、どうにもお値段するようで不気味な感じ。単に、新しくすれば解決!!というのではないだけに、なんだか、こころが押しつけられそうになる。

 

 ということで、今日は意気消沈。今日のブログも手短に。

 

 今日の掲示板はこれ。「一つ山を登れば、彼方にまた大きな山が控えている。それをまた登ろうとする。力つきるまで」という中川一政さんの言葉から。人生において、これで終わりだというのはない、死ぬまでエンドレスである。いくら、やめようと思ったことだろうか。でも、そこでやめたらおしまいだ。とにかく続けることだと頑張るしかない。

 

 その中川さんが97歳の時に揮毫した「正念場」という書がある。97歳にしてなお正念場の日々を生きようとしているのか。97歳になってこれからが本当の人生の正念場だと思っているのか。求道一筋に生きんとする人の気迫が、書には溢れていた。中川さんが残された極めつけの言葉を二つ。「稽古をしてはならぬ。いつも真剣勝負をしなければならぬ」・「一つ山を登れば、彼方にまた大きな山が控えている。それをまた登ろうとする。力つきるまで」、すべての道に生きる者には不可欠の覚悟というべきだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨さなか メランコリーな 午後がある

2015年07月08日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は梅雨前線が西日本を北上し南から湿った空気が流れ込むため雲が広がり、夕方から雨が降り雷を伴う所があるらしい。気温は22度から26度、湿度は94%から86%、風は2mから6mの南東の風が一時強かった。明日の9日は、梅雨前線の影響で、雲が広がり夕方から夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

  

 7月上旬の予定が終わったもので、今度は8月頭の講演会の準備のために、香川県立図書館に行ってきた。アキニレの葉っぱが新緑となって、気の早いセミが練習を始めていた。間もなくうるさいほどの鳴き声が頭の上から降り注ぐに違いない。

 

 この図書館の人気コーナーは新聞の閲覧室とCDなんぞのオーディオコーナー、ママさんコーナーのようで、郷土資料とか空海さんコーナーは相変わらず閑散としている。四国霊場開創1200年記念行事も終わったようで、お遍路さんのコーナーにも誰もいない。

 

 今回は、こういう本とか、

 

 こういう本とか、

 

 とか、塩飽関係の本、塩飽海賊史とか米本先生の塩飽関係の本とかを借りてきた。目新しいものはないのだが、資料の確認程度になろうか・・・。

 

 8月1日の、中学生相手の「塩飽における幕末騒動と民衆史」という講演会の準備である。現代の中学生に、どこまでの日本史をお話しするか・・・が問題。「面白おかしく」という課題が重い。

 

 それはそれとして、今日もここに寄ってみた。「あんたの話は飛び回る・・・」という講評を頂いたが、「それはそれとして」とか、「それはともかくとして」ということで、話の転回をしとるだけで、支離滅裂な話をしている訳ではないので、ご了承いただきたい(笑)。

 

 例の高松市西植田町にある「花の寺」として有名な「勝名寺」さんである。さすがに紫陽花は終わりに近く、傷んだり、しおれたりしている花が目立つ。中にはこれからという花も有るにはあるのだけれど。

 

 今日は、その奥にある「ハス池」のハスを見せていただくためにやって来たと言う訳。七月に入って一週間も過ぎたことだし・・・とやってきたのだが、

 

 こういうカメラマンのおじさんが独り占めしている。このおじさん、この前、宇和島方面にご一緒したカメラマンだと思うのだが、向こうさんは私のことなど眼中になくて、蓮の花ばかりに夢中になっている。

 

 私は、この水滴だけを写真に収めて戻って来た。私のいる場所には、全く、蓮の花は咲いていなかったのだし・・・。

 

 それならば・・・ということで、やって来たのは町内にある「みろく自然公園」内にあるハナハスの育成地。

 

 ここは、こういうカメというかポットに入れて栽培をしている。根っ子はどうなっているんだろうと心配になるのだけれど、私が心配しても意味が無い。

 

 それぞれのポットに品種が書いてあるが、それをいちいちメモしたところでどれがどれやら、これが何やらと分からなくなってしまう。だから、無駄な抵抗はしない。ありのままに鑑賞させていただくことにした。

 

 この、花ハスの種類の多いこと多いこと・・・。で、普通のハスやレンコンとはどこがどう違うのかと調べてみたが分からない。ハスとスイレンの違いははっきりとしているが、花ハスとレンコンはどこがどう違うのだろうか。

 

 原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。茎は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)。(Wikipediaより)

 

 この「花托」が蜂の巣のようだから、「ハチス」蜂の巣に見立てたとするのを通説とする。「ハス」はその転訛。水芙蓉(すいふよう、みずふよう)、もしくは単に芙蓉(ふよう)、池見草、水の花などの異称をもつ。 ハスの花と睡蓮を指して「蓮華」(れんげ)といい、仏教とともに伝来して古くから使われた名であるという。 また地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用している。

  

  仏教では泥水の中から生じて清浄な美しい花を咲かせる姿が、仏の智慧や慈悲の象徴とされ、さまざまにデザインされている。如来さまの台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。また、寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている場合がある。また死後において、極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「君がどんなに遠い夢を見ても 君自身が可能性を信じる限り それは手の届くところにある」というヘルマン・ヘッセのことばから。ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)は小説家であり、詩人でもあった。代表作に「車輪の下」「デミアン」「ガラス玉演戯」などがある。1946年にノーベル文学賞を受賞した。ドイツ(バーデン=ヴュルテンベルク州)生れで、1877年7月2日~1962年8月9日(享年85歳)。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨の日は 控えめにして 箸を置く

2015年07月07日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨が降っていた。午後からも小雨が降ったり止んだりと・・・。気温は20度から22度、湿度は98%から88%、降水量は1mm/hから6mm/h、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の8日は、梅雨前線が西日本を北上し南から湿った空気が流れ込むため、雲が広がりやすく、午後は雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 さすがに今年は梅雨らしい雨の続くことよ。朝方は音を立てて豪快に雨が落ちていた。

 

 その雨をついて、さぬき市前山にある「おへんろ交流サロン」のある、前山地区活性化センターにやってきた。毎週火曜日は、ここで「納め札の調査」が行われている。

 

 納め札というのは、お遍路さんの名刺代わりのお札である。江戸時代前期は木札だった。それは紙が高価で貴重品だったためである。江戸時代の後期からは、こうした半紙を切って筆文字で一枚一枚手書きをしたものだった。

 

 最近の納め札は印刷されているので、日付と住所氏名・年齢などを記入するようになっている。私たちは、その納め札に記入された、日付・住所・氏名を調べている。これを調べることによって、お遍路さんの動向が把握できるからだ。

 

 昭和後期になって、こういうカラー印刷によって回数が決められているが、私らの調べている年代(江戸時代から昭和初期)には、こういうお札はない。ただ、たまに、朱書きの納め札が見つかることはある。

 

 これまでの調査では、日本全国からのお遍路の納め札が見つかり、

 

 その年代は天明年間(1781~1788)以降の物が確認されている。それ以前のものが見つかれば大発見になりそうである。この年間には東北地方をはじめ各地で大飢饉が発生した。そのため、故郷にいられなくなった大勢の人たちが四国に流れ込んできた。それは四国特有の温暖な土地と「お接待」という文化が目的だったという。

 

 一方、関東地方では、このような「千社札」を神社や仏閣に貼り付けることが流行した。

 

 さて、作業中に、胸のあたりがチクリ、チクリとする。神経痛でもないし、虫に刺された訳でもないらしい。おかしいなぁと思いつつ作業を続けていたのだが、あまりに感触がおかしいのでよくよく調べてみれば・・・。

 

 奥方の裁縫道具の「まち針」がポケットに刺さっていたのが見つかった。ま、どちらもどちらの「おとぼけ夫婦」であることか・・・。幸いにけがもなくて済んだことだが、考えてみればおそろしいことだ。

 

 今日の作業が終わった後で、この隣接した「へんろ資料展示室」を久々にのぞいてみた。

 

 これは、納め札を収納しておく「札挟み」。今は「巡拝パック」というらしい。こういうものも、昔は手作りして持参したものらしい。こういう貴重な物がたくさん並べられている。

 

 今日は七月七日の七夕らしいが、この雨では天の川は見られない。そして、「小暑」の日でもあるらしいが、肌寒くてセーターでも羽織りたいくらい。現在の気温は摂氏21度。今日から「暑中見舞い」を出すらしいのだが、今日は少しばかり無理みたい。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんてそんなのはいやだ」というやなせたかしさんの「アンパンのマーチ」から。あの有名なアニメ主題歌の出だし、「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ」という歌詞は、実は2番だったのである。アニメでは決して流れない歌詞が存在した。その「幻の1番」とは・・・。それが、これ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ!」という重い歌詞だった。この歌には、特攻隊で亡くなったやなせさんの弟のことを書いたものだという説がある。また、やなせさんご自身が「これはアンパンマンのテーマソングであり、ぼくの人生のテーマソングである」と著書に書かれてあった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨明けは まだまだ遠いと 目をこする

2015年07月06日 | 今日もなんだかなぁぁ・・・だった日。

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は19度から22度、湿度は94%から84%、風は1mから2mの北北西の風が少しばかり。明日の7日は、引き続き梅雨前線の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨が降りやすい見込みらしい。

 

 昨夜というか、きのうの夕方から、ゴミ集積場の「上棟式」を兼ねて、「女体山宮」の例祭があった。例年、一斉清掃日と兼ねておまつりをやってきたが、今年からは女体山山頂への登山もやまってしまった。で、集会場での「直来:なおらい」だけになった。直会(なおらい)とは、神社に於ける神事の最後に、神事に参加したもの一同で神酒を戴き、神饌(お供え)を神様と一緒に食する行事(共飲共食儀礼)である。

 

 一般には、神事が終了後の宴会(打ち上げ)とされるが、本来は神事を構成する行事の一つである。神霊が召し上がったものを頂くことにより、神霊との結びつきを強くし、神霊の力を分けてもらい、その加護を期待する。神社から餅などを頂く場合にいう直らうも似た意味の言葉である。(Wikipediaより)

 

 こうしたお弁当に御神酒やビールを頂いた。久しぶりに本物のビールを頂いたので、頭痛がしてきて、昨夜は18時過ぎから寝てしまっていた。

 

 この人たちが子供の頃には、老人も子供も揃って、女体山に登って、お酒やビールを飲んで楽しく遊んだ・・・と話してくれた。その頃には、40人ほどが山頂に集まって賑やかだったらしい。今は道も崩れ、山頂も崩れて、お宮さん自体もなくなったらしい。その頃には、この集落きっての娯楽の祭典だったらしい。

 

 で、朝から賑やかなカラスの声で起こされた。カラスの巣立ちの時期なんだろうか、やたらとカラスが騒がしい。そんな中で、どこかに無料の大容量のホームページサービスがないだろうかとあれこれと探していたが、いいなぁと思うと、広告が大きく邪魔をしたり、いくらやっても接続できなかったりと一長一短があって、これはと思うサービスには巡り会わない。

 

 昨夜はぐっすりと寝たので二日酔いではないと思うのだが、頭がすっきりとしない。そんな、梅雨の日のデスクワークを続けていたのだが、

 

 お昼過ぎに・・・というか、14時過ぎに電話が鳴った。今時分に何だろう・・・と電話に出たならば、京都の本山の宗務所からだという・・・。「今日はどうなされたのですか?住職研修会を申し込まれているのですが・・・」という電話・・。「あ、明日からでしたよね」と云うと、「いえ、もう、始まっておりますが・・・」・・・。

 

 「そんな、バナナ・・・・」と、よくよく書類を見てみれば、確かに「7月6日(月)・・」と書いてある。

 

 私の予定表もカレンダーにもダイアリーにも、7月7日からになっている。インターネットの月間予定表にもしっかりと7月7日からと書いてある。

 

 高速バスだって、7月7日の予約になっている・・・。「しまった、しまった、島倉千代子」。

 

 平謝りに謝って、今回の研修は欠席にしていただいた。今から出かけても意味が無い。それより何より、高速バスのキャンセルが大事。キャンセル料は往復で200円。今週のスケジュールはわやわやになってしまった。

 

 お昼の時間に銀行に行って、明日からのお小遣いを引き出したり、明日からの着替えとか筆記具とかを用意したのに、一日違いの大違いになってしまった・・・。それも一ヶ月も前から、すっかりと、そう、信じ込んで予定表を組んだり、バスの予約をしたりとやって来たものを・・・。まさにこれは「危険信号だ・・・。

 

 そろそろと、明日の「俵札調査」の「欠席届」を会長さん宛てにメールをしなければ・・・と思っていたのに、その必要はなくなった。明日はいつものように「納め札調査」に出かけることになりそう・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「地獄はどこかにあるのではない 自分がつくって自分が墜ちるところ」というもの。今日はまさに、そんな気分。先日の布教使さんは「自業苦」だと云うていたが、まさに自分の掘ったドツボに入った気分・・・。「策士、策に溺れる」とか「上手の手から水が漏る」というと聞こえはいいが、単に「老化」というか「認知が進む」というか、「お年ですから・・・」と云うべきか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


来る夏を あこがれている 草の露

2015年07月05日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、小雨の降っていた時間帯があった。気温は19度から23度、湿度は96%から72%、風は1mから2mの南南西の風が少しばかり。明日の6日は、引き続き梅雨前線の影響で雲が広がり、昼前から昼過ぎは雨が降る見込みらしい。

 

  今朝は朝の6時から集落の一斉清掃日、少し前までは町の一斉清掃日だったのだけれど、最近はどこまでが一斉清掃をやっているのかは知らない。この集落でも住民総出で、自治会館周辺のお掃除デーだったが、最近は各戸一人ずつになっている。

 

 こうした草刈りとか・・・。

 

 集会場周辺の除草作業とかで、およそ45分。人が減った分、時間が少しかかるようになったのは仕方がない。今年は11戸中、参加者は8人だった。数年前の半分になった。

 

 それでも、みんなの力でさっぱりとしてきた。

 

 今回は、その作業に引き続いて、この、ゴミ集積場の改修工事が行われた。

 

 私がこの集落に引っ越してきた頃(H18/4/8)には、上の写真のブロック塀だけだった。だから、生ゴミの日とかプラスチックゴミの日にはカラスが大暴れをして悲惨なことになっていた。そこで、私が、このようなカバーをかぶせるようにしたのだけれど、8年も9年にもなると壊れたり、網戸が破れたりした。それを、私が修理をしながら使っていたのだが・・・。

 

 今年の自治会長さんが、このゴミ集積場を使いやすいようにしよう・・ということで、設計をし、模型まで作って見積もりを出して準備してくれた。材料は「足場単管」と言われるものを組み合わせて作ることになった。

 

 この自治会には、左官さんもいるし、建築屋さんもいるし・・・ということで、みんな、道具もいいものを持っているし、技術もすごい。

 

 手際よく、パイプを組み立てて、周囲にはネットも張った。

 

 カラスや雀やヘビが入らないようにと、細かな部分や狭い部分にも十分な配慮をしていく。屋根も付けられて、雨の日の布や新聞紙などの集積にも便利なように工夫がなされた。

 

 こうしてできたのがこれ。このままでは、カラスが下から入りそうだし、まだまだ、改良の余地があるとのことだった。だから、おいおいに改良を加えていくことになった。

 

  今日の掲示板はこれ。「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は誰も打てない。出ない杭、出ようとしない杭は居心地は良いが、そのうちに腐る」というもの。堀場雅夫(ほりば まさお/1924年12月1日-/男性)は、京都府京都市出身の実業家である。分析・計測機器大手「株式会社堀場製作所」の創業者として有名である。学生ベンチャーの草分け的存在としても知られる人物であり、京都市ベンチャー企業目利き委員会の委員長などを勤め、起業家の育成にも力を注いでいる。1982年に藍綬褒章を受章。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス+ベンチャー通信)

 

 主な著書(共著含む)に「仕事ができる人できない人」「おもしろおかしく生きろ!」「もっとわがままになれ!」「やるだけやってみろ!」「出る杭になれ! 「いい人」やめれば仕事ができる」「堀場雅夫の経営心得帖」「堀場雅夫の社長学」「元気だせ日本人 堀場雅夫と21人のベンチャ-」「人の話なんか聞くな! 少しの勇気でもっと自分を活かせる!」「問題は経営者だ!」「今すぐやる人が成功する!」「「好き」にまかせろ! 子どもを幸せにする教育論」「イヤならやめろ! 社員と会社の新しい関係」「ベンチャ-魂 日本経済よ、甦れ」「その他大勢から抜け出す仕事術」「「100人に1人の人材」になる法 仕事ができる人できない人」「「仕事ができる人」のビジネス心得帖」などがある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


欲しい雨 いらぬ雨あり 梅雨さなか

2015年07月04日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雨が降っていた。気温は21度から23度、湿度は89%から96%、降水量は1mm/hから2mm/hとごく少量。風は1mから3mの南南西の風が少しばかり。明日の5日は、梅雨前線の影響で雲が広がり、明け方まで雨が降る見込みらしい。

 

 朝方は曇っていて、ときおりぽつりぽつりと雨が落ちる程度だった。今日は、とあるご縁で高松市御厩町にあるお寺さんの法筵にお呼ばれした。仏教婦人会の月例会があるということだった。

 

 私のホームページもマンネリと新しい企画もなくなって、惰性で運用しているに過ぎず、OCNというプロバイダーのサービス停止に伴って、さぬき市が団体加入している「pikara」という電力系プロバイダーに移転したが、容量が20Mバイトと小さくてスタイルの見直しを迫られている。

 

 で、どこかの無料で容量の大きいホームページサービスがないかと探しているが、帯に短しタスキに長し・・・という状況。そこで、休息を兼ねてリフレッシュ。法話会をお聴聞しに出かけたという訳。

 

 仏教婦人会の例会だということらしく、パッチワーク作品だの手芸作品なんぞも展示販売されていた。奥方のけいこばぁが見れば喜びそうなバッグなんぞもあったが、これらにはお値段がない。参考出品なんだろうか。

 

 こういう小物類には100円コーナーとか200円コーナーとかとお値段がついていた。

 

 所属寺院でのご法話はお聴聞する機会は多いが、あまり、よそさまのお寺でのお聴聞という機会はない。ふむふむ、なるほど・・と、納得したり、お勉強になったりと・・・。

 

 お寺さんでのお食事を「おとき「お斎」と言う。仏教用語らしい。いわば業界用語か専門用語に当たるのかも知れない。仏事の際に或いは仏事の後に「お斎」と呼んで食事するもの。仏教発祥地の古代インドにおいて、釈尊がご健在の頃、仏教を学んだり修行を行う出家者は午後からの食事は摂らなかった。食事をするのは朝(お粥)と昼の二回だけで、朝の食事を「お斎=おとき」と言い、昼の食事を「斎=さい(音読みにしただけ)」と言って分けていたらしいが、今では、朝でも昼でも夜でも「おとき」と云うらしい。

 

 お昼休みには、大正琴のグループによる演奏会兼うたごえ会が行われて、大正琴の演奏で、昔なつかしい歌謡曲などを歌って楽しんだ。

 

 さて、私のHP(ホームページ)だが、今のプロバイダー(20Mb)を整理して使うべきか、新しい無料のサービスを使うかを考えていた。どちらにしても、必要なものではない。今は、このブログの更新だけでも精一杯だし、とりたてて、ホームページで情報発信すべき情報も無い。今月いっぱいをかけて、HPの必要性を再検討してみようか。

 

 先月から、思いがけなく、「おへんろつかさの会」のホームページを担当するようになったこともあって、あれもこれもと手を広げるのも無謀だし・・・。それに、WordPressだのメーリング・リストの構想も出てきていたし・・・。

 

 夏休みから年末にかけては講演会や法話会のスケジュールも入ってきているし・・・、HP増設計画はやはり無謀かも・・・。ここが思案のしどころだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きている間は全て自分の時間 使い方によって人生は長くも短くもなる」というもの。セネカという人のいわく、「人生そのものが短いと考えるのは間違っている。なぜなら人生は、私たちの使い方次第で、短くなったり長くなったりするからだ」と。無駄に使わず、有効に使うことが大事だ。そうセネカは言う。

 

 しかし、われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費されるならば、最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。けれども放蕩や怠惰のなかに消えてなくなるとか、どんな良いことのためにも使われないならば、結局最後になって否応なしに気付かされることは、今まで消え去っているとは思わなかった人生が最早すでに過ぎ去っていることである。全くそのとおりである。われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


アジサイの その明るさが 欲しいとき

2015年07月03日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がりやすく、夜遅くには雨の降る所があるらしい。気温は20度から28度、湿度は96%から62%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の4日は、引き続き、梅雨前線の影響で雲が広がりやすく、未明は雨の降る所がある見込みらしい。

  

 昨夜はこういう羽虫が降ってくる、湧いてくる・・・という状況で落ち着かなかった。

 

 朝になって、廊下や室内をほうきで掃き集めたら相当な数になった。アルミサッシの外側にはおびただしい数の死骸が並んでいた。とてもじゃないが画像にはできなかった。ま、実害はないのだろうが気分が良くない風景ではある。

 

 これは、集落(自治会)のゴミ集積場である。ここにプラスチックゴミとか燃えるゴミとか空き缶とかを集めておく所。私がこの集落に越してきて間もなくの頃に、これを作ってカラスの害とかサルの害とかから守るようにしたもの。今年で9年目になるらしい。

 

 プラスチックゴミを出す日に、わざわざ、このカバーを掛けるのが面倒だし、重たいし・・・ということで、今年の自治会長さんが、ここに固定式のネットを掛けて、小屋形式にするらしい。四隅のポールは立ったようで、この日曜日に、周囲にネットを張ったり、屋根を付けたり、前面にはカーテン式にネットを張るらしい。

 

 そこで、お役御免になった、このカバー用ネットを解体して、山の旧宅に運んできた。一つの時代が終わったんだなぁと思った。

 

 このタチアオイの花が先端まで届くと梅雨明けになるという伝承がある。そういうことでもないが、今年の梅雨明けは早くて7月の15日ごろから20日ごろというところらしい。梅雨明けはまだまだ・・・ということらしい。

 

 午後からは資料の整理やら古本の整理をしながら、今年の夏休みの自由研究のテーマを探していたが、いい企画が思いつかない。今年もまた、昨年同様に自由研究のない夏休みになるのだろうか。ちなみに昨年は、白内障のために視野が狭くなったためにお休みをしたため。

 

 今年は、講演会が丸亀市で三件とさぬき市で一件の四回と、法話会が七回予定されているので、そうそう、自由研究ができる時間もないのかも知れない。ま、軽めの研究を考えておきたいものである。

 

 カレンダーが薄くなってゆくのだが、予定されていることはどっさりとある。重要度と納期とを考えながら、できることからコツコツとやってゆくしかない。慌てても焦っても、時間だけが過ぎればどうにかなっていくものである。「時は偉大なお医者様」である。

 

 そうそう、ホームページである。とうとう、OCN上にあった、「まほろば自然博物館・本館」が7月1日を以て削除されてしまった。2月末日で運用停止になっていたのが、とうとうサーパーから削除されてしまったらしい。これは、新しく、pikaraという電力系のプロバイダーに移転したのだが・・・・。

 

 こちらは無料サービスの20Mバイトという容量で、先日には満杯になってしまって、一部のコンテンツ、香川の宝ともいうべき、豊稔池ダムや詫間航空隊、塩江温泉鉄道などを泣く泣く削除してしまった。それでも残りは3メガバイトしか残らない。内容を一新する必要があるかな・・・。

 

 なお、現在の「まほろば自然博物館本館」は、

http://wwwb.pikara.ne.jp/h-kimm/index.html

 である。

 

 今日の掲示板はこれ。「道 歩くから道になる 歩かなければ草が生える」という、相田みつをさんの言葉から。道は歩いてこその道である。歩き続けていれば道になる。歩かなくなったら草が生えて山になる。人もまた、歩き続けていればこその人生である。歩みをとめてしまったら、心の中に草が生えて目の前が見えなくなって道に迷い、人生に迷い、闇に迷うことだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


半夏生 折り返し点で 立ち止まる

2015年07月02日 | 時にはぼぉっ~とする時

  さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、雨の降っている所があったらしい。気温は20度から26度、湿度は90%から64%、風は1mから4mの南南東の風が少しばかり。明日の3日は、梅雨前線の影響で雲が広がり、未明は雨が降る見込みらしい。

 

 今日、7月2日は、讃岐では「うどんの日」である。毎年7月2日頃に暦の上の「半夏生(はんげしょう)」が来るが、この日を「うどんの日」と1980年に香川県生麺事業協同組合が決めたらしく、以来「半夏生」の日が「うどんの日」になっている。「半夏生(はんげしょう)」は夏至から数えて11日目。

 

 毎年7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生となる。農家においては田植え終了の目安の日で、半夏生のころは、天から毒気が降るという言い伝えがあり、井戸に蓋をしたり、酒や肉を断ったり、野菜や筍を食べるのを控えたりする風習が各地にあった。「半夏半作」と云われて、この日以降に植えた稲は半分しか実らないとも言われた。讃岐地方の農家では半夏生のころ、田植えや麦刈りが終わった労をねぎらう為に、うどんを打って食べる風習があり、それにちなんで「うどんの日」の由来となったという。

 

 「半夏生」は「1年の真ん中」という意味もあり、 1/1~12/31の1年の、真ん中ということで「7月2日」のことが多い。「7月1日」になることもある。この草は、その頃に咲く花というか葉であるから、「半化粧」(はんげしょう)とか「片白草」(かたしろぐさ)と呼ばれる。これは葉の半分ほどが白くなることからである。

 

 ということで、今日は久々におうどん。「温玉肉ぶっかけ小の冷や」を注文した。冷やの場合、麺が少々硬く感じるが、それは仕方が無い。温泉たまごやおろし大根などでおいしくいただいた。480円だった。

 

 讃岐では、うれしいにつけ、かなしいにつけ、ことあれば、おうどんだった。人が集まればうどんだった。今日は讃岐各地でうどんが無料で振る舞われたらしい。

 

 さて、気分転換に、またしても香川県立図書館へやってきた。来週はまたしてもバタバタとするので、借りていた本を返却しておきたかったからである。ここのアキニレの若葉もすっかりと夏色に染まってきた。間もなく賑やかなセミの鳴き声が響き渡るに違いない。

 

 今回もまた、5冊の本を返却して、5冊の本を借りてきた。今度は中身がすっかりと異なったもので「民衆史」と呼ばれるもの。一般民衆の闘争の歴史とか文化の話とか・・・。山下先生は原水禁の闘争家だった人、一方の木原先生は香川大学の教授を務められた方。それぞれの味がしみこんだお話が満載である。

 

 ま、仏教でも民衆史でも同じ事で、「人間はどう生きていくべきか・・・」ということなのである。それを宗教的に考えるのか、歴史的に考えるかの違いなのである。

 

 さてさて、カレンダーも半分が過ぎてしまい、いよいよ夏らしくなってきた今日このごろ。あれこれと引き受けていたお仕事が迫ってきている。これらを粛々とこなしていかねばならない。とりあえず、21日までは予定がいっぱい・・・。

 

 ま、適当に息抜きもしながら、夏に向かっての助走が始まる。

 

 今日の掲示板は・・・どちらにしようか。「命には所有権もなく価格もつけられないからこそ尊いのです」というもの。これまた、意表を突くような言葉。ググってみても出典も出拠もわからない。「いのち」の所有権とか、「いのち」の価格・・・というのは民事裁判を連想するんだけれど、この場合にはそういう話ではない。命の大きさとか、いのちの重さとか、いのちの形とか・・・、とにかく、そういうものではかることができないから、いのちって、尊いのだと思うし、それぞれに違っているからこそ、尊いものだとも思う・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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