まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

夫婦連れ 遠回りする 芝桜

2017年04月15日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて、概ね晴れていたが、上空の寒気や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨の所があったらしい。気温は12.8度から21.1度、湿度は74%から66%、風は1mから4mの西の風が一時は強かった。明日の16日は、高気圧に覆われて晴れるが、明け方にかけては曇りで、雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 昨日は。エアコン工事をしたのだが、なぜかリモコンスイッチがないという。それじゃぁ、ダメじゃん、春風亭昇太。そして、軽トラの燃料がないし、パンクしたタイヤ修理もできなかった。草刈り機が壊れて草刈りができないとも書いた。

 

 それもこれも、このガソリンスタンドがお休みだったためだった。さらに、さらにである。

 

 それでは仕方がないから、お風呂にでも入ろう・・・ということになったが、お湯が沸かない。ブレーカーのせいか・・・、設定の違いか・・などと騒いでみたところ、このプロパンガスのボンベが2本とも空っぽになっていたのである。先月に京都からの若者がきたとき、バルブをゆるめにつないだために漏れてしまっていたのだった。

 

 ということで、昨夜は、「もう、笑うしかないではないか・・」ということでバカ騒ぎになった。風呂には入れない。ガスコンロが使えない。お湯も沸かせない・・・ということで、8時35分のフェリーで帰ってきてしまった。居てても何もできないのだから・・。

 

 で、とおる君に送って貰って我が家に戻ったのはお昼前。そうそう、フェリーの乗客のおばさんが、「あ、今日は金崎さん、開いていたよ・・」というので、電話番号を教えてもらって、ガソリンの補給とプロパンガスの交換をお願いしておいた。

 

 で、草刈り機を農機具屋さんに持ち込んで修理をお願いした。

 

 パンクしたタイヤは、いつもお世話になっている、「テクニカルオート石川」さんにタイヤの交換をお願いした。

 

 お昼過ぎに、農機具屋さんから、草刈り機の修理が終わったと連絡があったので、機械をもらってきた。これで、明日、草刈り機を持って島に帰れる。

 

 で、落ち着いたので、メールを開くと、「つかさの会」の会長からのメールで、名札のロゴが送られてきた。で、これまでと同じ名札を作れ・・というのである。

 

 で、カタカタ・・とやって、名札を作ってみた。

 

 こういう名札ができあがった。今夜にも、新規入会者24名の名札を作成しておくことにする。

 

 昨日のバタバタと失意とあきらめは、今日になればすんなりと解決してしまったではないか。あ、エアコンのリモコンはとうとう、我が家では見つからなかった。あとはとおる君にお願いするしかない。

 

 今日の掲示板はこれ。「去年ともに歩きし人よ いないということ思い知る葉桜の下」という俵万智さんの唄から。 《チューリップのペンダントして歩く道 鈴のようにも涙のようにも》  《去年ともに歩きし人よ「いない」ということ思い知る葉桜の下》 葉桜を見ると私はいつも、人との出会いや別れを思い出す。『短歌は、ぼんやりとしていては、生まれない。けれど意識しすぎても、だめだ。いつ訪れるかはわからない「あっ」という心の揺れ、それが種となって、少しずつ育ってゆく。花は、そんな心の揺れを、たくさん私に運んでくれる大切なパートナーだ。俵万智さんの言葉である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


桜花 いらぬ昨日を 忘れさせ

2017年04月14日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は10.8度から21.5度、湿度は74%から42%、風は2mから3mの西の風が少しばかり。明日の15日は、上空の寒気や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、概ね曇りで昼前から夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 このエアコンを島の家に移設するために、朝の6時半から作業が始まった。で、7時我が家を出発。

 

 丸亀までは遠いし・・ということで、高速を使ったら、7時半過ぎには丸亀港に着いた。フェリーは9時25分発。2時間近くもここで待つことになった。ま、渋滞とか事故とかに巻き込まれるよりかはいいか・・ということで。

 

 9時15分ごろに船が着いて、そのまま乗り込んだ。平日だというのに、大勢の方が乗っていた。

 

 天気がいいからとデッキにいたが、寒くもなく、風もなく、良い航海になった。

 

 私はここから、マイトラックに乗って島の家に向かった。タイヤのパンク修理と、燃料を入れておかねばならないからだ。

 

 先月末にはほとんど草などなかったのに、わずか二週間ほどでこんなになっている。

 

 で、とおる君が見てくれたら、うんともすんとも言わなかったエアコンが動き出したではないか。でも、せっかく運んできたのだからと交換工事になった。

 

 お昼前に、弟のたっくんもやってきた。ところが草刈機が動かない。仕方がないので、剪定作業をやってくれた。

 

 ポイントは、今までのエアコンは100V用だから、あまり冷えなかった。そこで、今回は200V用のエアコンをつけることになった。その配線換え工事も必要になった。

 

 15時過ぎには取り替え工事も終わり、片付けも終わった。

 

 万事、うまくいったような雰囲気の中、私の軽トラ問題である。島に唯一のガソリンスタンドがお休みしているのである。前回もお休みしていたのだし。たぶん、この週末はお休みだし、月曜日の17日は「お大師まいり」のイベントだからお休みになる。必要な17日に燃料不足で動けないとはなさけない。

 

 それだし、この草刈機も想定外。秋に草を刈ってからそのまんま・・・。持ち帰って修理を依頼するしかないか・・・。

 

 ということで、急遽、明日の朝に帰ることになった。何もできないのに、三日もここには居られない。明日、草刈機を持ち帰って修理に出し、我が家から携行缶を持って、ガソリンを買って来ないといけなくなった。ま、明日があるさ、明日がある。

 

  今日の掲示板はこれ・・・。「他人と過去は変えられないが 自分と未来は変えられる」というもの。これはカナダ出身の精神科医であるエリックバーンの言葉として有名である。他人を変える事ができないこと、過去を変える事ができないことを悩むよりも、自分を変える事、自分の未来を変える事に目を向ける方が良いというのは、なんとなく「そうなんだろうな」と思えてくるもの。例えば自分の子供に向かって「勉 強しなさい」とか「部屋を片付けなさい」と言っても、簡単には聞いてはくれないし、職場で人に迷惑をかけているような人に対して注意をしてもそれが治らなかったりするもの。過去を変える事も、過去に起こった出来事を変えるという事は出来ないけれど、自分の受け取り方を変える事で、その出来事に対しての見方を変えることはできるけれど、その事実が変わる訳ではないし、過去に何があったのかを秘密にした所であなたの過去の出来事がなかったことになる訳でもな い。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


あれやこれ 山はなかなか 笑わない

2017年04月13日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて、晴れていた。気温は7.4度から19.3度、湿度は86%から50%、風は1mから5mの西の風が一時は強かった。明日の14日は、引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。

 

 今日は第二木曜日ということで空き缶回収日。我が家のビール缶の数は半端ない。それを集積場まで運んでおいてから、香川県立図書館に行って来た。

 

 まだ、返却日までには余裕があったが、早め早めに返しておきたい性分なのである。

 

 で、五冊の本を返却して、新たな五冊を借りてきた。「長日護摩供養」というのは何なのか。成就院とはどこの何なのかを調べたいと思ってのことだ。

 

 こんな本ではわからんだろう。阿弥陀如来が蔵王権現や垂迹の神や権現に変身するのは。

 

 さて、明日(14)、明後日(15)と、島の家のエアコン工事に出かける。で、帰ってきて、16日の日曜日に、また、島に帰り、17日のお接待を受けてから帰宅する予定でいたが、それは面倒だと思ったので、明日、島に帰り、17日まで滞在することにした。

 

 天気が良いので、いつもの大川ダム公園で「一人花見」をしてから買い物に出かけることにした。

 

 すると、また、この子が道ばたで居眠りをしている。道路から外れていて、車に轢かれることもなさそうなので、そのままにしておいた。最近は、なかなかに言うことを聞かなくなってきた。

 

 まず、ドコモショップに行って来た。

 

 携帯電話の「dなんたら」というサービスを解除してもらって、料金を安くしてもらうためである。使いもしないサービスに料金を払う必要はない。タブレットも同様にサービスを解除してもらった。

 

 その後、スーパーで食材を買った。14、15日は3人分2日、あとは私1人分2日。飲み物は残っている。

 

 帰りに、亀鶴(きかく)公園に寄ってみた。まだまだ桜はきれいに残っている。今日はお天気もよくて暖かいのでたくさんの人がお弁当を広げていたし、デイサービスなどのお年寄りも多かった。

 

 面白い・・と思って、「バクダンアイス」というものを買ってみた。1個200円だった。原価はいくらくらいなのだろう。30円くらいかな。

 

 まぁ、こういう形をしているものだが、意外とおいしくなかった。子供の頃はおいしかったと思ったのだけれど。だから、途中で捨ててしまった。ガリガリ君のほうがつめたくておいしい。

 

  今日の掲示板はこれ。「知らないことがあっても落ち込まない。知らないから調べてみる。できないからやってみる。行ったことがないから言ってみる。そういう選択もある」というもの。秋山裕美さんの「そっと心にささやく元気が出る50の言葉」から。そして、「名言コツコツ」さんからの言葉である。「知らないから調べてみる」「できないからやってみる」「行ったことがないから行って見る」・・・・。良い言葉だなぁと思う。そうでなくては面白くないではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


花冷えと いつまでも言う 道の駅

2017年04月12日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で昼過ぎまで曇っていたが、その後は高気圧に覆われて、概ね晴れていた。気温は10.7度から16.0度、湿度は82%から62%、風は5mから2mの西の風が少しばかり。明日の13日は、高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。

 

 花散らしの雨だと、あれこれ言うていたが、桜の花も簡単には散らない。自分の役目が終わるまでは散らないのだそうだ。でも、この桜の花の役目ってなんだろう。果実をつける訳でも実をつける訳でもないのに。

 

 迷犬ごんざれすの散歩の途中で、わらびを採った。最近はワラビばかりが食卓に並ぶ。

 

 この、「愛宕山大権現守護所」というお札をカブトの前立てにつけた武将がいたと書いた。

 

 仙台藩の重臣、「片桐小十郎景綱」だった。

 

 これを作ってみた。なかなかに下手だ。どんくさい。

 

 目が見えにくいし、手が震えて、うまくハサミやナイフが使えない。展示用には、作り直す必要がありそうだ。

 

 この「由加大権現」も複雑そう。奈良時代(733年)に行基がこの山に阿弥陀如来と薬師如来の二尊を「瑜伽大権現」(ゆがだいごんげん)として祀り、寺社を建てた。瑜伽大権現は、日本三大権現の一つとして数えられた。元は神仏習合の施設であったが、明治の神仏分離の法難にあい、前述の神社の場所だけを由加神社とし、分離。後に各地に分社が建立されたため、由加神社を由加神社本宮と称するようになった。第二次世界大戦後の国家神道解体に伴って、宗教法人としては形式的に分離したままで神職も配置していたが、事実上蓮台寺により一体的に運営され、僧侶が本殿で祈祷を行うなど明治以前の形態に復していた・・・と複雑。今は、神社とお寺が並んでいて反目し合っているらしい。

 

 これがわからない。「長日護摩供之トク」 本願 成就院」とあるが、高野山のどこからしい。金峯山寺かもしれないが、成就院がわからない。

 

 その袋の中に、こんなお札が入っていた。またしても「祇園社」である。わからん・・。

 

 さて、今日は第二水曜日ということで、民児協の定例会。今月は当番ということで、会場準備とかお茶の準備。終われば片付け・・・。

 

 なにせ、頭がお役所だから、人事異動があったようで、見慣れない人が挨拶にやってきていた。

 

 行事予定やら決算報告やらであたふたと終わった。

 

  今日の掲示板はこれ。「親切が過ぎると怨まれます 親しすぎると疎まれます」という、荒了寛さんのカレンダーから。親切が過ぎるとおせっかいにもなるし、親しすぎるとなれなれしいと思うようにもなってくる。そのかねあいが難しいところ。遠く成らず、近くならず・・・という距離感も必要なのかも。

 

じゅあぁ、また、明日、会えたらいいね。


吹き抜ける 桜吹雪の 宮の庭

2017年04月11日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、前線を伴った低気圧の影響で、終日、雨が降っていた。気温は11.6度から14.2度、湿度は90%から84%、風は7mから2mの東の風が一時は強かった。明日の12日は、高気圧に覆われるが、寒気の影響で、概ね曇る見込みらしい。

 

 ということで、小雨の降る中、さぬき市前山にある「前山地区活性化センター」にやってきた。こんな雨の中でも、歩き遍路の方が一人、二人とやってきていた。

 

 これまで、私が調べたことなどを、展示ケースに並べてみた。祇園社のものや「蘇民将来符」、讃岐の瀧宮にあった「龍燈院」の護符などを並べてみた。

 

 今はまだ、仮置き状態。全体のバランスや空白部分などは後で調整する。

 

 まだ、照明をつけていないので、ぼんやりとしか写らない。

 

 次のお札はこれ。「讃州寒川郡長尾西稲荷庵」というもの。これも明治になって廃寺となり、今は「稲荷神社」になっている。この鳥居の「稲荷大明神」と言う文字。

 

 写真が悪いが、この紺色ののぼりには「奉納 稲荷大明神大前」と、染め抜かれており、「塚原稲荷神社あばれ御輿」として有名な神社になっている。

 

 これは、「石鎚山蔵王大権現」のお札である。江戸時代には、前神寺や横峰寺を別当としていたが、明治維新の時、「権現禁止令」で「石鎚神社」となった。

 

 こんな、恐ろしい人だったらしい。今の石鎚神社は石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)をおまつりしているそうだ。

 

 それから、このお札も「大権現」であるから、江戸時代の物。神仏習合の時代には本地仏である勝軍地蔵がまつられていたが、明治初年の神仏分離令で白雲寺は廃絶、愛宕神社となった。

 

 このお札をかぶとの前立につけたのが「片倉 景綱」で、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将。伊達氏の家臣。伊達政宗の近習となり、のち軍師的役割を務めたとされる。仙台藩片倉氏の初代で、景綱の通称「小十郎」は代々の当主が踏襲して名乗るようになった。兜は、神符八日月前立筋兜。

 

 で、またまた、観光ボランティアのお仕事が舞い込んだ。中学生154人を五班に分けて引率、ガイドするらしい。これは大変だ・・・。場所は、長尾寺さんと大窪寺さん。移動はバス三台らしい。

 

 桜は満開状態なのに雨ではかわいそう。

 

  今日の掲示板はこれ。「人生は単に長さだけでなく 幅もあれば深さもある」という金子大栄先生の言葉から。世間一般的には人生が長いほうがより価値があるように言われたりするし、長生きすることが幸せだと考える人もいるが、いのちというものが単に抽象的な長さだけで考えられてはならないと思う。真に人間のいのちならば、長さのみならず幅もあれば深さもあるはず。年齢を重ねれば、それだけ人生をよりよく見、経験するわけだから、それだけものわかりがいいはずなのに、反対に我が強くなり柔軟心に欠け、思い通りにならないと人生を嘆き、時には怒り出すことも無きにしもあらず・・・・・。やはり人は、いのちを空しく長さだけに生きるのではなく、いのちを深さにおいて生きることが大切なのではないだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


春めいて 散歩の夫婦が 多くなる

2017年04月10日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから雨が降ってきた。気温は8.3度から14.2度、湿度は66%から88%、風は2mから4mの東の風が少しばかり。明日の11日は、前線を伴った低気圧や湿った空気の影響で夕方まで雨が降る見込みらしい。

 

 朝一番・・と言うても午前9時からだが、郵便局から頼まれていた本を二冊、送る手続きをした。

 

 その後、銀行で通帳記載とか入金とかをやっておいてから、スーパーでビールとか食材とかを買った。だいたい、月曜日はそういう手続きとかが多い。

 

 帰り道、さぬき市長尾東にある「香川県立亀鶴(きかく)公園」に寄ってみた。すると、もう、花びらが散っている。土曜日だかが八分咲きとかと言うていたのに。

 

 今日は冷たい空気が流れているのに、それでも、弁当や敷物を持ってやってくる人たちがいた。今日は寒いぜ・・・。

 

 香川県営大川ダムにも行ってみたが、ここも、もう、花びらが散り始めていた。華の命は短くて・・・。

 

 こちらも、花筏となって流れている。今年は遅く咲いて、あっという間に散ってしまう。

 

 山の旧宅をのぞいてみたら、あちらこちらで、イノシシがタケノコを食べ散らかしてある。

 

 タラの芽も、もう、こんなに大きくなっている。

 

 我が家の入り口あたりは、すでに高枝切りはさみで切り取られてしまっている。で、あちらこちらと走り回って、これだけのタラの芽を収穫してきた。

 

 ワラビも少しだけれど採ることができた。ツクシは袴を取るのが面倒なので無視してきた。

 

 家に戻ってきて、「あれ?」と思った。携帯電話がない。固定電話で読んでみれば、「電源が入っていないか、電波の届かない所にいます」とかというアナウンス。「山だ・・・・」。

 

 タラの芽やワラビを摘んだ場所に戻って探してみたが、なかなかに見つからない。

 

 山の旧宅の草むらに、これがあった。雨が本降りになる前で良かった・・・。いつもは、このひもで首からぶら下げているのだけれど、荷物になるからと外したとたんだった。

 

 今日の掲示板はこれ・・。「人間、思い通りに生きていたら どこまで堕落するかわからない」というもの。ズバリ、きついお言葉だけれど、まさにその通り。思い通り、好き勝手に生きていたら、あれもしない、これもやらない・・・。あれは食べない、これが欲しい・・・と、好き勝手をやっていたら、どこまで堕落するかわからんね。まさに、まさに・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


法名に 峰の一字や 山つつじ

2017年04月09日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響により概ね曇りで、雨の降っている所があった。気温は早くも15.4度から22.4度、湿度は96%から67%、風は2mから4mの北北西の風が少しばかり。明日の10日は、前線や湿った空気の影響により曇りで、昼過ぎから雨が降る見込みらしい。

 

 私が、俵札調査で「蘇民将来」のことを調べていると知って、京都の神社さまから、このようなものを送って頂いた。右側は「祇園祭」に授与される「ちまき」である。この中央、やや下に白いものが見えるが、これが「蘇民将来符」である。左は、全国各地の「蘇民将来符」を集めた資料である。

 

 私たちの手元にあるものは、この二重になったものであるが、上のちまきには一重の「蘇民将来子孫也」という「符」がまきつけられている。

 

 さて、「たまには法務」ということで、所属寺院の「勝覚寺」にやってきた。

 

 ここの鐘楼には「コウモリ」が住んでいるとおっしゃる方がおいでになるが、平成の時代になって、それはもう、昔話。たまに、こうもり傘をお忘れの方がいるのかも知れないけれど。

 

 そうそう、「庄松同行ゆかりの寺」だと言えば、そのほうが話が早い。

 

 なにげに、境内から空を見ていると、この鉄塔が見えた。ここに、大きなパラボラ・アンテナがあったのだが、光ケーブルに負けてしまって撤去されたみたいだ。若い頃、おもしろがって、この三段目の高いところまで昇ったことがあるが、降りるとき、下を見ると直角のハシゴだったので、怖くて怖くて、半日ほど身動きできなくなったことがあった。夕暮れが迫ってきたので仕方なく泣きながら降りたのを思い出した。

 

 今日も、冊子の印刷をやっていた。

 

 こういう本である。なぜ、彼らは国を追われ、ふるさとを捨てて四国にやってきたのか。なぜ、彼らはさまよわなければならなかったのか・・・。

 

 今日も二部、二冊を印刷して製本して、

 

 郵送する準備をした。明日の月曜日に発送の予定。

 

 これが、今回、さぬき市前山の「おへんろ資料館」に納本する七冊の本である。

 

 お彼岸も済んで4月も上旬を過ぎたら、気温は一気に上昇してきた。どことも桜は満開になったし、山には山桜や山つつじも咲き出してきた。

 

 今日は暖房もセーターもいらない暖かさになっていた。

 

  今日の掲示板はこれ。「散る花や すでにおのれも下り坂」という小林一茶の俳句から。一茶の人生観の一端を垣間見るような句である。この句を読みながら、つくづくと感じるのは、自分の感性を高みに置かず、取るに足りないひとりの人間として、花を傍観して得た素直な感情を、句にしていることである。人間は死への存在であり、死を意識する動物である。しかし、普通に考える死は単なる知識であり観念である。しかし、それが現実の自己にかかわる死ということになってくると、そういうわけにもいかなくなってくる。「散る花やすでにおのれも下り坂」不安を隠しきれない句に読める。「白露やいつものところに火の見ゆる」秋の露ははかなくも消えるもの。「いつものところ」とは在所の火葬場のことであろう。「火の見ゆる」とは人を焼く火であろう。なんとなく寂しい人生のたそがれ、死を間近にした心境である。一茶が晩年とくに信心深い生活を送ったと聞いているが、それは人間的な価値が、いかにむなしいかを知っていたからだと思われるのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


春の雨 草の芽吹きを 祝うよう

2017年04月08日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、昼前から夕方は雨が降っていた。気温は13.8度から19.4度、脱げば寒いし着れば暑いという微妙な温度、湿度は98%から84%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の9日は、前線や湿った空気の影響で、未明は雨が降る見込み。その後は、寒気の影響で概ね曇るらしい。

 

 木田郡三木町の三木町役場前の桜も満開状態。天気が良ければきれいに見えただろうに。

 

 借りていた本の返却時期が迫っていたため、雨の降らぬ間に香川県立図書館にやってきた。

 

 例年なら、しわく広島での「こんぴらさん」のおまつりの準備のために、島に帰る予定だったのだが、明日の九日に法務が入ったために、今日は待機ということになった。それに、今日は瀬戸内海が濃霧のために「停船勧告」も出ていたし・・・。

 

 で、五冊の本を返却して、新たに五冊の本を借りてきた。

 

 図書館前のアセビの花も真っ盛りというところ。

 

 帰り道、さぬき市長尾東にある「亀鶴(きかく)公園に寄ってみた。八分から九分・・・というところだろうか。でも、天気がよくないからか、人出はさっぱり・・・。

 

  少し前までは貸しゴザとか貸しスワンとかもあったのだが、需要がなくなったのか、はたまた花見客が減ったものか閑散としていた。お客を当て込んで露店も数軒が営業していたが暇そうにしていた。

 

 さて、自宅に戻ると「印刷」の再開である。トナーも交換して用紙も補充して。

 

 A4版両面印刷で製本用に印刷する。

 

 お昼前から雨が降り出してきた。

 

 今日は、おへんろ資料館保存用の「四国遍路の闇と影」という、おへんろさんの闇の部分をまもとめたもの。病気遍路や職業遍路などの「影」の部分とか・・・。

 

 どんどんと製本作業も進んでいる。

 

 どことも桜は咲き揃ってきた模様。

 

  今日はお釈迦様のお生まれになった日。仏教を開かれたお釈迦様は、恵まれた身分を捨て、誰もが救われる道を求めて6年間の修行の後、お悟りを開かれた。体はやせ細り、骨と皮のようになるまでの苦しい修行だったのだが、苦行からは悟りは開けないということに気が付いた。しかし、その6年間が無駄だったのではなく、長い思索の中から尊い教えが導かれたと考えるべきだろう。お念仏の元祖、法然上人も一切経などの膨大な教典や書物を何度も読んで、考え抜いた末に「お念仏」を選び取り、どんな人でも分け隔て無く救われる道を開かれた。お釈迦様も法然上人も「万人救済」という崇高な目標を見失うことなく、強い心を持ち続けることができたからこそ成し遂げることができたのであろう。私たちは、法然上人の御遺訓「一枚起請文」に「ただ一向に念仏すべし」とあるように、他のことに惑わされることなく、阿弥陀仏の大慈悲とお救いを信じ、すべてまかせきる気持ちをもって、お念仏の生活をすることが大切でるなぁと感じいる今日であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


山ツツジ 今日もおもちゃが 積み上がる

2017年04月07日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、雨の降る所があった。気温は13.6度から22.4度、湿度は92%から88%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の8日は、前線や湿った空気の影響で曇り、夜には雨が降る見込みらしい。

 

 今年は雪が降らないままに春になった。今日は初夏のような気温だし湿度だった。少し動けば汗ばむ場面も。

 

 「おへんろつかさの会」の渡邊会長から、「あんたの作った本を、遍路資料館に保存しておいて・・・」と頼まれていたのを思い出して・・・。まぁ、時間的な余裕ができた関係なのだろう。忙しければ、思い出したりはしないものだ。

 

 ここまで進んだら、プリンターのトナーが切れた。それだし、約束の時間近くにもなったことだし・・・。

 

 先日、安否確認に回った時、あるおばあさんが深刻な顔をして困っていた。「85歳にもなるのに、自治会長が回ってきて、どうしようかとストレスがたまってるの・・・」と、仰る。おばあさんは、自転車にも乗れず、バイクの免許は返納した。腰を傷めていて歩くのも困るほど。

 

 まだ、自治会長の変更手続きもできていない・・・と言うので、おばあさんを連れてJA(農協)さんにやってきた。まずは、自治会会計の通帳の名義変更から。市役所からの入金や補助金は、この口座に振り込まれる。そのために、これが最重要。

 

 ついで、市役所の大川支所で手続きをする。JAさんにおばあさんのご近所の方がおられて、手取足取りして処理してくれた。広報は、毎月の集会場の掃除の時に配布すること。会合や宮総代は高齢を理由に参加しなくていいことなどをアドバイスしてくれた。

 

 だから、おばあさんの心配事は当面、無くなった。おばあさんの顔から笑顔がこぼれた。

 

 おばあさんを送っていって、前自治会長からの申し送り事項を確認してから、隣町にある電気屋さんに向かった。

 

 プリンターのトナーを買って帰った。これで、当分、私も安泰だ。

 

 amazonさんが、しきりに私に買え買え・・と言うのでクリックしたら、この本が届いた。この本は優れものだ。

 

 お昼から、恒例の大川ダムに行ってみた。もう、すっかりと七分咲きから八分咲き。だのに、今年は誰も花見には来ていない。

 

 一時期のように、花見だ花見だ・・・と言わなくなったのか。娯楽の多様性や趣味の多様化もあってか、「花見は済んだか・・」とか、「花見はやったんか・・」という挨拶は聞かなくなった。

 

 帰りながら、摘んだワラビの量も少しずつ増えてきた。ツクシもたくさんあったが、後処理が面倒なので無視して戻って来た。

 

 今日の掲示板はこれ。「願わなくても花は咲き 願っても花は散る」というもので、町内の善楽寺さんの掲示板から。こんな言葉が、若かりし頃には気にならなかったものだが、生きて生かされ・・・60数年も経てば、こんな掲示板が目に付くようになった。春・夏・秋・冬・・・やれ台風だ、地震だ、晴天だ、木枯らしが吹いてきたぞ、積雪になったな・・・。願わなくても自然は動き続け、綺麗な花をもう少し見ていたいと願っても花は散ってしまう。私たちの「我」や「望み」や「希望」や「思惑」など、何の役にも立ちはしないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


音もなし 独り花見の 桜かな

2017年04月06日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、雨の降っている所があった。気温は11.8度から22.4度、湿度は80%から62%、風は1mから3mの南の風。明日の7日は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、朝を中心に雨が降る見込みらしい。

 

 さて、昨日のお昼過ぎのことである。私の所属している「おへんろつかさの会」という観光ボランティア団体の「渡邊会長」から携帯電話に連絡が入った。

 

 昨年に私が作った、「田淵家の俵札(遍路札)に関する調査研究報告」の印刷が決定したので、データーや資料を集めておいて欲しい・・」とのこと。

 

 「お茶の子さいさい・・」と、パソコンの中身を調べて行けば・・・、そのフォルダーがどこにもない。通常は、一つの研究ごと、著作ごと、講演会ごとのフォルダーを開いて、そこに全てを格納している。だのに、そのフォルダーがどこにもない。4台のPCの、全てのHDDを確認したが、どこにもない。Windows10の自動更新時にハングアップしてしまって、ノートPCも交換した。そのときに消えてしまったのか・・・。

 

 こんな膨大なデーターを作り直すなんて、とてもじゃないが不可能に近い・・・。一気に血圧が上昇して、測定不能に陥った。測定エラーで計れない。頭痛がする・・、呼吸困難になる・・・。昨夜は風呂にも入らず、血圧安定剤を飲んで早めに寝た。

 

 85歳のおばあさんの自治会長の件を、市役所のどこに相談すればいいのか、無くなった教育委員会のデータは、どうやって修復するのか・・・、結局、朝方まで寝られずに過ごした。

 

 朝の迷犬ごんの散歩中、犬が足を滑らせて、この水路に落ちた・・。犬は暴れる、しぶきはあがる・・・。私は夢うつつ状態。近くの竹の棒で、リードを引っかけて、水路から引き上げたが、犬も私も全身ずぶぬれ・・。毛布でくるんで、ドライヤーで乾かして・・・

 

 なんとか、時間内に狂犬病の予防注射を受けた。一瞬の注射で、2,850円。

 

 犬を家に戻しておいて、「さぬき市歴史民俗資料館」に直行。渡邊会長がここで作業をやっているらしい。「会長と中島先生に、データを渡してあるはずだから、至急、探し出して欲しい・・・」とお願いをして戻ってきた。

 

 戻って来たらば、また、この子だ。今日はシャツ一枚姿。今日は声を荒げて、帰るように促した。とにかく、事故に遭わないようにはしておかねば・・・。

 

 気持ちを和らげようと、またしても大川ダムにやってきた。もう、五分咲きから七分咲き。しかしのかかし、誰も花見には来ていない。このダムができた頃には大勢の花見客で賑わったのに。

 

 で、今日も「独り花見」になった。血圧は、今朝になると、すっかりと落ち着いていた。

 

 このように、先っぽには緑の若葉が見えている。花は花、葉っぱは葉っぱの桜らしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「まっさらな ランドセル 背負う その身に かけられた願いは 今も私に」という「佛光寺八行標語」。いつもお世話になっている町内の「善楽寺」さんの掲示板から。いよいよ新学期も始まって、新入学生も新しいランドセルを背負って歩き出すことだろう。「元気に行ってらっしゃい」、「気をつけて行くんですよ」、「元気に帰ってきてね」、お母さんの願いは暖かくやさしい。それと同じ願いが、今も私にかけられている。気づかなかったけれど、そんな母の願いが、私たちにもかけられている。そのことを、新しいランドセルから感じ取る、今日このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


薄曇る 庭にきりりと 紫木蓮

2017年04月05日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は9.2度から18.3度、湿度は85%から64%、風は1mから2mの北北東に風が少しばかり。明日の6日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけて雨が降る見込みらしい。

 

 野いちごの花である。朝の散歩で見かける花だ。

 

 散歩中にワラビを見つけた。

 

 朝の散歩中に採ったわらびである。これだけしかなかった。今年はワラビもつくしも出るのが遅い。

 

 昨年の今日には、こんなたくさんのワラビを採っていた。

 

 集落内パトロールでやってきた、「香川県営大川ダム」である。一気に花が開いて、三分咲きから四分咲きになってきた。

 

 そこでお弁当を広げて、「一人花見」になった。昨年は、桜吹雪の中で、お弁当を食べていた。桜も一週間から十日は遅い。

 

 ところが・・・、花が咲ききらない間に早くも葉っぱが出始めている。

 

 昨年の今日、こんなにもタラの芽を採っていたのに、今年は皆目、芽が出ていない。

 

 旧宅に行ってみたら、これ、この通り。イノシシがタケノコを掘って食べた跡である。そこらじゅうがあなぼこだらけ・・・。

 

 新年度になって、自治会長さんが交代したので、新自治会長さんに挨拶回りに行って来た。ある集落では、85歳の一人暮らしのおばあさんに、「順番だから・・」と、自治会長が回ってきたという。自転車にも乗れず、車にも乗れないおばあさん。広報も配れず、会合にも出られないと暗い顔。どうしたもんじゃろうか・・・。

 

 山道に、こんなものがあった。何かの骨らしい。近くには背骨や骨盤付きの骨も転がっていたが、犬かイノシシの骨だろうと思う。人骨にしては小さいと思う・・・。

 

 担当の六集落中、四集落を回ってきたが、平和で穏やかな山あいの里・・・だと思ってきたが、集落内にもいろいろとあり、家庭には家庭の問題や悩みがあるのだなぁと実感してきた。

 

 今日の掲示板はこれ。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。桜前線の北上と共にあちらこちらで 花を肴に賑やかな宴が催される頃である。この歌は上島鬼貫(うえしま おにつら)という、松尾芭蕉とほぼ同時代の俳人のもので、大阪の伊丹にこの句碑が建っている。若い娘さんたちにも結構な人気だそうで、どこか心の底で頷ける共感があるのだろう。骸骨のうえを装って、つまり、きれいにお化粧し、美しい衣装で着飾った娘さん、その娘さんをレントゲン光線で映してみると、 ごつごつした骸骨が見える。若々しい女性が美しい装いをこらして、お花見としゃれこんで浮かれているが、いつかは骸骨だけになる。 滅びの時はやがて来るんだぞと言っているわけだ。目にみえる美しい、好ましい姿の中に、変化し、崩れ、壊れ行く事実があり、その骸骨という、みにくく好まざる事実を見通してみる智慧、そんな智慧を持つことが大事なことだと考えさせらたことであった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


桜咲く ダムにざわめく 一句かな

2017年04月04日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6.7度から19.4度、湿度は92%から56%、風は2mから1mの北の風が少しばかり。明日の5日は高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で、昼過ぎからは曇りとなる見込みらしい。

 

 今日はようやくフリーとなったので(俵札調査は研修室会議のため休み)、たまっていた雑用を片付ける。まずは、花見の宴の忘れ物のコートを、ここのママさんに届けてきた。高松市十川西町にある「ほろよい処とまり木」である。

 

 帰り道、このスーパーでトイレ休憩して、ビールや目薬などを買った。

 

 ついでに胃腸薬も買っておいた。おなかが張って呼吸困難になるので、この薬を飲んでいるが、これは気休めだと思う。病院のドクターは、こんなものは処方しないから方向違いかも。

 

 昨日、「自治会長手当」を頂いて、「むふふ・・・」としたのだが・・・

 

 丸亀市の島の家の固定資産税の納付書が届いたので、14,300円を銀行さんで納付した。

 

 さらに、島の家の浄化槽の法定検査料金、4,900円を郵便局から振り込んだ。やれやれだ・・・。

 

 その足で、さぬき市立図書館で借りていた本を返却しにさぬき市志度まで走ってきた。

 

 で、また、読みもしない本を借りてきた。自分史をまとめるのに参考になるかなぁと。

 

 帰りに、また、この娘さんがいたが、帰ろうともしないので、そのままにしておいたが、1時間後には、もう、いなかったのでおうちに帰ったものだろう。

 

 県営大川ダムの桜もようやくに開花した模様。まだ、一分咲きにもならないのだけれど。

 

 ふと、気がつけば、山桜が咲いている。そうだ、センバツが終わる頃には山桜が満開になったもの。今年は山桜も少し遅そう。その足で、東かがわ市五名(ごみょう)まで走り、花見の宴の時の忘れ物を届けてきた。

 

 お昼からは、東かがわ市にある「文遊館」という文具屋さんに行って来た。

 

 祇園牛頭天王社関係の資料展示用のパネルである。本来ならば、今日、おへんろ交流サロンで作業する筈だったのがお休みになったので、忘れないうちに片付けておきたいからである。

 

 その帰り道、今度は違う娘さんが道ばたにしゃがみ込んでいる。この人は「緊急時応対リスト」に掲載されている人。声かけをすると、「疲れたので休んでいるので、かまわず、行ってください」というので、おうちに向かい、お母さんに連絡をした。お母さんも高齢のため、リストに載っているので安否確認のために立ち寄ったもの。

 

  今日の掲示板はこれ。「死に支度 致せ致せと 桜かな」という小林一茶の俳句から。小林一茶の桜の句を探していると、こんな句も作っていた。 散る花やすでにおのれも下り坂/花さくや欲のうき世の片隅に/夕ざくらけふも昔になりにけり/ 死に支度致せ致せと桜かな。一茶の人生観の一端を垣間見るような句ばかりだ。この中で、特に最後の桜が、一茶に対し、「死に支度」をお前もした方が良いと 迫っているという句が気に入っている。滑稽味の中に怖さがあって面白い。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


花冷えに 黙礼だけの 空である

2017年04月03日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.6度から18.1度、湿度は94%から58%、風は2mから7mの西南西の風が一時は強かった。明日の4日は、引き続き高気圧に覆われるため、晴れる見込みらしい。

 

 4月1日の夕方、花見の宴の最中に、近所のおばさん(89)が亡くなったと、新自治会長さんから連絡が入って、2日の夕方からお通夜、3日の10時から告別式だということで、昨夜はお通夜に行って来た。

 

 私たちは「お同行さん」とか「ご近所さん」とか呼ばれてお手伝い。お手伝いと言っても、最近は「会館」でのお葬式だから手伝うことは何もない。ま、こういう、お供え物をメモして記録帳に記入したり、お香典を受け取る「受付」くらいなもの。昨夜は3時間くらいで帰ってきた。

 

 昨日の朝に採ったワラビだったが・・・

 

 夕食では、こんなものになっていた。

 

 昨夜、「ホームページ・ビルダー」というアプリを、「まほろば自然博物館」と、「おへんろつかさの会」の二つを更新するのは邪魔くさいし、こんがらがりそうになるので、

 

 従来のメイン・マシンでは「つかさの会専用」にし、

 

 こちらのサブマシンでは、「まほろば自然博物館専用」にするように組み替えた。簡単なようだが、サーバーとかドメインとかIDネームとかSMTPとかパスワードとか・・。どこにメモしたんじゃろうか、どこに記録したんじゃろ・・・みたいなことで、ウロキョロするばかり。

 

 で、10時からの告別式だが、「お手伝いの皆さんは1時間半前の8時半にお集まりください」とのことで、8時半前に「会館」にやってきた。

 

 うちの自治会は10戸しかない。葬家を引くと9戸、その中に親戚が2戸あれば、お手伝いは7戸になる。今日は月曜日の平日・・・ということで、お仕事をしていない7人が集まるわけ。10時に開式、11時に出棺。

 

 皆さんが斎場に出かけてしまい、そのお接待役に三人の比較的若い方が出かけてしまった。残りは「金庫番」。預かった「お香典」をしっかりと見張って留守番。皆さんがお戻りになるのは13時前。その2時間を控え室で待っているのも手持ちぶさた。

 

 13時からは「還骨勤行」のおつとめがあって、初七日法要となるのだそうだ。

 

 ご時世で、こういうビールも「ノンアルコール・ビール」。我が家に戻ったのは15時を過ぎていた。

 

 今日の掲示板はこれ。「逝く空に 桜の花があれば佳し」という三波春夫の辞世の句である。平成12年12月上旬に東京都内の病院に入院。翌平成13年2月初旬のこと、都内でも大雪になり、三波は病床で「ふるさとを見せてやろうと窓の雪」との句を詠んだ。それを聞いた当時マネージャーだった娘・美夕紀が「辞世の句かしら」と問いかけると、三波は「そうかもな」と少し元気なく答え、続けて「逝く空に 桜の花が あれば佳し」とも詠んだ。美夕紀は「桜の花が咲くと一緒に永眠するのか」と思ったという。そして奇しくも同年、桜の時期の4月14日、前立腺癌のため東京都内の病院で死去。77歳没。病名告知以降、手術はせずに投薬治療を選択。最期まで苦しむ事はなかったという。死去の3日程前から眠っている状態だった が、息を引き取る2時間前に目を開き、妻に語りかけた「本当にたくさんの歌を一緒に作ったね。ママ、ありがとう。幸せだった…」が最期の言葉だった。(Wikipediaより)

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


ワラビ採り 今日もあたふた 日が過ぎる

2017年04月02日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6.8度から8.9度、湿度は90%から50%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の3日は、高気圧に覆われるため晴れる見込みらしい。

 

 昨日の花見の宴の片付けが終わったら、いつもの香川県営大川ダムまで歩いてやってきた。天気がいいから、どなたか、花見でもやってるかいな・・・とやってきたのだが誰もいない。

 

 ここの桜はちらほらと数輪が咲いている程度。

 

 これでは花見をしても雰囲気は盛り上がらない。来週あたりがいいのかも。

 

 集落内一周散歩をやっていると、あちらこちらで野サルが遊んでいる。休耕田でひなたぼっこを楽しんでいる様子。

 

 散歩の途中でワラビを見つけた。今年はまだ、ワラビもツクシも見ていなかったのだ。

 

 ようやくにして、これだけのワラビを見つけられたことだった。

 

 お昼からは宿題のお勉強。祇園牛頭天王社の展示用資料の整理。うちの会長は「古い物」がお好き。だから江戸時代の年号が入っていると大喜びするが、こういう年号の入っていない紙くずには目もくれない。

 

 これは上部に薬師三尊の印が押され、下には「牛頭天王社」の文字印が押してある。これを調べてみたら、釈尊の住んでいた「祇園精舎」の守り仏が「薬師三尊」であるという。それが垂迹したのが牛頭天王(スサノオ)であり、「祇園牛頭天王社」になったという。

 

 これは先日に訪ねた、「瀧宮龍燈院」の説明版。プリンターで印刷した用紙をパネルに貼ってみた。

 

 このお札を発行したお寺が「瀧宮龍燈院」であった。田舎では、牛馬は大切な物だったので、遠く京都や滝宮へもお参りをしていた証拠である。

 

 これは「蘇民将来子孫也」という紙こよりであるが、どうするものだろうかと思っていたら、

 

 こうして使うものらしい。これも京都の祇園社から請けたものらしい。

 

  今日の掲示板はこれ。「心の中に降る雨に 人の情けが傘をさす」というもの。私たちは誰もが一人で生きることはできない。誰だかの支え、願い、支援によって辛うじて私たちは生きているように思う。それらの支援が自分の目に見える場合もあれば、見えないところで支えていただいている場合もあって・・・。他人様の親切の暖かさに触れて、元気をいただき、落ち込んだときも起き上がることができるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


春の風 草の芽吹きと カラオケと

2017年04月01日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は5.8度から13.0度、湿度は88%から50%、風は1mから3mの北北東の風が一時は強かった。明日の2日は、高気圧に覆われるため晴れる見込みらしい。

 

 今日は我が家での「花見の宴」の日。ソメイヨシノの桜はまだほんの数輪程度の開花だから、ヒガンザクラの花を山で採ってきた。

 

 お昼前から兄弟といとこたちから宴は始まった。今日は奥方のけいこばぁが出勤になったから、お互い、食べたいもの、飲みたいものを持ち寄りで集まった。

 

 最初はこんなものから。それにしても、「玉子焼き」をさらに焼くと「玉子焼き焼き」になるんだろうか・・・。

 

 最初の、こんなものはすぐになくなって、後続の娘家族に「お肉を買ってきて~・・」とお願いするほど。

 

 昼間から飲み始めても、1時間ほどすれば、おなかはいっぱいになる。そこで休憩しながらになる。

 

 やがて、娘家族4人がやってきて、さらに違うメニューのバーベキューになる。

 

 あゆだのあめごだのの魚やエビ、カキも登場する。野菜もいろとりどり・・・。

 

 仕事を終えた奥方が、義兄の「とっさん」を連れてきた。これで、今日の「フルメンバー」。

 

 夕方になると、空気が冷たくなってきたので、室内に移動。今度は「囲炉裏」でのバーベキュー。

 

 おなかが大きくなると、カラオケ大会。もう、夕食ははいらない。

 

 これが木村三兄弟の歌唱。何を歌ったのか覚えてはいない。

 

 普段は歌など歌わない奥方まで歌い出した。

 

 お昼の12時から始まった「花見の宴」は、夜の22時まで延々と続いたのだった。

 

  今日の掲示板はこれ。「そこから先は聞かない そこから先は云わない それが大人のつきあいです」という、荒了寛さんのお言葉から。 お互いに聞かれたくない、言いたくない、など立場や状況によってはあるということだし、相手から話し出したことでも、あまり根掘り葉掘り聞くより、話した いことだけを聞いてあげるだけで十分かもしれない。時に重大な相談ごとでも、それ以上は理由を聞かないのも、相手への気遣いであり、良好な関係を続けるポ イントかもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>