善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
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ザボン漬けの巻

2009-01-19 | Weblog
本日は13:30より本年初蕎麦うち教室です。
初めての方も経験のある方もお越しください。
お待ちしています。
写真は文旦(ぶんたん)の皮を煮てザボン漬けを作りました。
九州の人なら誰でも作り知っているのですが・・・
私は作った事がなく・・・
母に京都へ行く前 電話で作り方を聞き真似してみました。
実家には文旦がなるんです。
今年は1個一昨年は5個なったそうです。
仏さまにお供えしていた文旦はと~っても大きな大きな文旦だったと住職が帰ってきて言うのです。
それが今年なったたった1個の文旦だそうです。



晩白柚(ばんぺいゆ)なのか文旦なのか解りませんが 子供の頭くらいの大きなみかんです。
皮は案外薄く実は薄紫です。
皮を剥く前にピーラーで外の黄色い部分を削り取り 剥くと後の作業が楽だそうです。
一口に切りミョウバンに一晩漬けておくといいそうです。
ミョウバンがないので私は直ぐに2回煮こぼしお砂糖で煮ました。
柔らかく煮えたら魚干しの中に入れ乾燥させました。
京都へ行っている間 干しました。
これを見た人が 「おさしみを干して食べるのですか?」と聞くんです。
まぐろに見えるようです。
仕上げにグラニュー糖をまぶしできあがり。



ご本山で母から受け取ったのが左のザボン漬け 右が私のです。
大坊守に食べて頂きました。
「お母さんのは ザボンの皮そのものが肉厚だわね~」
私もそう思います。母のは皮の厚みが違います。フワフワととても美味しいです。
私のは 処女作にしては なかなかのできではないかと自画自賛
柔らかくほろ苦く・・・
1個で沢山出来ました。
捨てる皮がお茶菓子に変身・・・・・


ザボーンザボーン