おはようございます娘1です。
昨日は仕事が休みだったので、電車に乗って
博物館めぐりに出掛けてきました
目的地の一つ目はここ!
そう!知る人ぞ知る、紙の博物館です東京都北区飛鳥山にあります
紙の歴史や、現在どのように紙が作られているか・・・工場の内部や使う原料に至るまで
紙にまつわるあれこれをわかりやすく・おもしろく・たのしく展示している博物館です
現在、夏の企画展「記録と紙」が行われています(9月2日まで!)
館内には紙の触感から材質を当てるコーナーや
日本各地の和紙を触ることができるコーナーがあったので
とてもとてもとても楽しかったです
この2つのコーナーは通いつめてでも極めたいと思いました
もっとじっくり見たかったのですが、駆け足で一時間半ほど・・・・グルっと館内を見て
最後には【紙すき教室】にまで参加してきました
仕事柄、紙についてあれこれ悩むことが多いので
時間のあるときにもう一度ゆっくり・じっくり訪れたいなと思う博物館でした
そして、紙の博物館を堪能した後は・・・・都電荒川線(路面電車)に乗って・・・・
更に、京成線に乗って・・・・・・・
着いたのはここ!!
そう、誰もが知る、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)です
こちらの博物館でも現在、企画展「楽器は語る」が行われています(こちらも9月2日まで!)
常設展(の第1展示室)をゆっくり見ていたら「あと1時間で閉館です」のアナウンス
企画展は常設展(第6展示室まである!!)の後にあります・・・・
これは大変 閉館までに間に合わなくなると気付き
慌てて館内のショートカットコースを利用し企画展コーナーへ
この企画展は紀州藩主徳川治宝(はるとみ)によって収集された雅楽器が中心となっています。
といってもおカタイ展示ばかりではなく、雅楽のイロハを教えてくれるコーナーもありました♪
最後には【一弦さん】という琵琶の音の違いを体験するコーナーがあり
閉館間際まで沢山遊ばせてもらいました
これが一弦さんコーナーです↑
手前にある、弓のようなものを使って音の違いを体験します。
まずは、木の材質によって音が変わるか試します・・・・これは聞き分けるのがちょっと難しかった
そして、穴の形によって音が違うか試し(下の写真です)・・・・これは違いが分かりやすいです
最後に・・・・・百琴コーナーでも試してみました↓
百琴(ひゃっきん)=100均だそうです
洗面器が意外と良い音になりました
とても楽しいコーナーを最後の最後まで独占させてもらって感謝感謝です
さて、散々楽しんだのですが・・・・・・
【楽器は語る】・・・・・なかなか、難しいというか考えさせられるテーマだなと思いました。
権力者のコレクションとして収集され、寵愛を受けた徳川家伝来の楽器。
楽器としての価値はもとより、現在では歴史を語る史料としての価値もあります。
ですが、本来は【楽器】です。演奏されてこそ、楽器は輝くのではないかと思います。
ここに展示されている楽器はもう息を通されることがないのかな・・・と思うと
「どんな音がしたのかなー」と思わずにはいられません。
最後にあったアンケートに「楽器は演奏される以外にどんな意味があると思いますか?」
という質問がありました。
なかなか難しい質問だなーと思いました。
瞬時に思い付いたのは、コレクションアイテムと史料の二つですが
もっと色々な考え方があるのかもしれませんね。
さすが、歴博です。本当に良い展示内容とメッセージでした。
この博物館は企画展以外の常設展もかなり充実していたのですが
時間の都合上、全てを見ることはできませんでした 残念。
また日を改めて、訪れようと固く心に決めました
紙の博物館も歴史民俗博物館も本日(月曜日)は休館ですが
どちらも魅力的な博物館なので、企画展常設展問わず
良い内容なので、お時間のある方は是非是非足をはこんでください