6月25日(月)
昨日の事でした ご門徒のご法事が始まってすぐお客様がみえられました。
90歳の松岡さんご夫妻と長女さんご一家
初めてお会いしました。
松岡さんは「芳子さんはおられますか?」とお尋ねになられました。
戦後混乱の頃、ここ善然寺にて法務に携わったお方らしいです。
松岡さんが「芳子さんはお元気だろうか?芳子さんの夢をみた・・・・」とよく口にされるので・・・・・ご家族の皆さまが・・・一度 お尋ねしようとなり横浜在住のお孫さんの車でお見えになったと言う次第です。
ご法事の最中のためご本堂の阿弥陀さまと住職に会うことができませんでしたが 会館の阿弥陀さまを懐かしいと拝まれていました。
その当時の話を大坊守が私に何度も話されてました・・・・戦後の混乱期 初代住職が昭和18年に亡くなられ大坊守(芳子)とお母さんそして法務の方が手伝ってくださり・・・・なんとかお寺を守ってこられたと。
弘明寺には市電が走っている?と聞かれ・・・
弘明寺が当時は終点だったらしく今は地下鉄になりました。大坊守は農林省へタイピストとして働きにいっておられたこと 裏が学校でした。などなど
松岡さんは記憶がどんどん蘇ってくるらしく懐かしくお話されていました。
大坊守に写真を見せ話しますよ~と約束をし、記念写真を撮らせていただき皆様立ち去られました。
ようこそ ようこそです。
お父上の記憶をたどって家族で探して尋ねていくのは素敵です。
素晴らしいファミリーに出会いました。
ご長男さんは群馬組富岡にてお寺(蓮照寺)のご住職さん ご長女さんご夫妻は保育園を3園もっておられ皆さまご活躍のご様子 これまた素晴らしいです。どうぞまた善然寺においでください。
ようこそのお参りでした。