気分転換

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日常を気楽に綴っています。

台南市と台南市からのお客様

2023年08月02日 | 台湾

昨日の雨のお蔭か今朝は少し涼しく感じたのに
日中はまたまた気温がグングン上昇、外に出られぬ暑さになりました。

 

続きの台南の旅を思い出しながら・・・

台南には2014年11月に訪れているので2度目になります。

上の孫が3歳、まだ下の孫が生まれる前の事でした。

街を歩きながら何となく記憶が蘇ってきましたが忘れている事もありました。

台南はとっても良い所です。

郊外の農業地域は広々と日本の田舎の風景と似ています。

市街地は洗練された都会です。
おしゃれな若者の姿が目につきました。

古い歴史的な物と新しい近代的な物とが調和された街
日本に例えると京都のような存在かな?と思っています。

台南に「永盛帆布」という帆布のバックを
手作りしている有名なお店があると知りました。

お土産に買って行こうと街を散策しながらお店を目指します。

その前にお昼ご飯が食べたい・・・

朝が早く、ホテルでレストランのバイキングを
急いで食べて出かけたのですが既に午後2時を過ぎています。

本当は台南の名物とかお薦めのお店があるのでしょうが
うかつにも調べていませんでした。

時間も中途半端になり地元の食堂らしき店が目に入りません。

仕方なく・・・
三越のレストラン街で「日式とんかつ店」に入りました。

食べ慣れたとんかつ定食です。

「の」のなるとが載っていた茶碗蒸しも日式かな?

食器も湯呑とか和風。

小さなすり鉢でゴマを擦りながら出来上がりを待つのも
日本のとんかつ屋さんと同じです。

 

お腹も一杯になりグーグルマップで帆布のお店を探します。

大通りに面しているので複雑ではないと思ったのですが
何となく方向が心配になってきました。

信号待ちをしていた時に夫が前に立っていた若者に
「ここに行きたいのですがどの道ですか?」と聞いてみました。

勿論喋れないので今回は文明の利器を持って行きました。

もう中国語の習得は諦めて翻訳機を使う事にしました。
(我家が買った翻訳機を後で紹介します)

その青年・・・とっても親切で
直ぐに自分のスマホで場所を確かめて
「案内しますから着いてきてください」と
お店まで連れて行ってくれました。

良く海外から日本に旅行に来られた方々が「日本人はとっても親切」と
ネットで見ますが、台湾の方も親切な方が多くて安心して旅が出来ますよ。

聞いたところから1キロくらいは距離があったと思います。

暑い中本当にありがたかったです。

途中で「用事があったのでは?」と聞いた所
「暇だから大丈夫」と翻訳機に言っていました。

やっとお店に到着し感謝の言葉とお礼を言ったらば
スマホの翻訳機能を使い見せてくれた所に書かれていたのは・・

「楽しい良い旅をして下さい」と日本語で。

何ていい子でしょう~大学生20歳くらいに見えました。

便利な時代になったものです。

お店は一軒だけ昔からの歴史ある建物で目立ちます。

職人さんが工業用のミシンを使い店先でバックを縫っています。

ポシェットやショルダーバックなどいくつかお土産に買い
お店を出るとそこは前に来た所でした。

右に「林百貨店」が見えます。

写真真ん中にある「林百貨店」は日本統治時代に建てられた物で
2014年6月にリフォームされて再オープンしました。

その年の11月に訪れたのですがあれから約10年、テナントは変わって
いましたがコロナ禍まだ続いていた事にほっとしました。

本当は台南の見所をもっと回りたいのですがタイムリミットです。
疲れたので帰りはタクシーで新幹線の台南駅まで行きます。

新幹線が出来て便利になった台湾ですが、駅は在来線に直結していない所が多いです。

ここも随分と離れた所に新幹線の台南駅はあります。

タクシーで30分くらいかかりました。

朝はのんびりと在来線を乗り換えて約4時間かけて来ましたが
帰りは新幹線でサッと帰ります。

高雄(左営)・台南・嘉義・雲林・彰化・台中・苗栗・新竹・板橋・台北と北上します。

オープン当時より駅が増えました。

乗った時には空いていて心配しましたが
(利用者が少ないのではないかと)
台中を過ぎると席も埋まって来ました。

新幹線の窓からは広々としたサトウキビ畑。

パッケージはお馴染みの新幹線ハーゲンダッツ。

ですが・・・

文字は英語と中国語なので台湾の工場で作られているハーゲンダッツだと思います。

ゆっくり食べている間に苗栗駅に到着。

ここで在来線に乗り換えます。

ここも駅が一緒ではありませんが隣接しているので便利です。

この日は疲れたので帰りに娘の家に寄らずにホテルに直帰。

早目に就寝・・・

翌日は4年ぶりに親戚の皆さんとの食事会があります。

 

これは後日談なのですが、娘と孫と一緒に帰国した直後に
手伝っている実家の古民家カフェに台南市からのお客様がみえました。

台南市と群馬県前橋市は姉妹都市の関係との事です。

そこで自由に行き来できるようになった今、赤城高原サービスエリアにて
台湾フェアーが開催されたようです。

マンゴーが箱ごと飛ぶように売れたとか
ネットのニュースを娘が見たようです。

そこに台南市からいらしたのが

ご夫婦です。

奥様は日本語が出来ます。

後から娘婿に聞いた所二人とも以前に
台南市の議員さんをされていたようです。

フェアーの合間か終わってからかは分かりませんが
ここ埼玉県本庄市の方とも懇親会があるとの事で
ランチに市役所の方と一緒にこられました。

前日に連絡があったので夜に急いで作った歓迎の印・・・

プライベートと言う事でしたのでざっくばらんなお出迎え。

娘と孫も動員です。

中国語で通訳兼話し相手を務めさせていただきました。

事情を知らない市役所の方
「子供が中国語ペラペラだよ~!」って目をまん丸くし驚いていました。

孫娘はすっかり打ち解けて名刺まで頂いていました。

大騒ぎで写真撮影していたらお客様(男性一人で来店中)に
「撮りましょうか?」と手伝って頂くことになりました。

お礼はケーキを・・・

先日行ってきたばかりの台南市の方と思わぬ日台交流の出来事でした。

市長のフェイスブックに林百貨店に本庄市のマスコットキャラクター
「はにぽん」が登場と書かれていました~

秋ごろかな?