ゆっくりな投稿ペースで中々進みません。
孫たちは運動会の振り替え休日が終わり登校しました。
台湾滞在最後の日、翌日は帰国なので最後の晩は
娘宅で夕食をご馳走になる予定になっています。
昼間は二人で台中まで出かけてきました。
台中には台湾のもう一人の息子の様な子がいます。
14年前の夏休み1か月間我家にホームステイをした彼も
すっかり大人になり大学卒業後は台湾で就職し兵役の勤めも果たし
社会経験を積んだのち現在は父親の会社で2代目として頑張っている所です。
先月、日本に来た時に数年ぶりに我家を訪れ
また台湾で会う約束をしていました。
最寄りの駅から電車で台中に向かいます。
失敗もありますが電車移動はだいぶ慣れました。
台中は高鐵台中駅(新幹線)と在来線の台鉄(台湾鉄道)台中駅と2つあります。
彼の家は新幹線の台中駅に近いのですが今回は在来線の台鉄で行く事にしました。
その方が乗り換えが無く楽に行けます。
改札の向こうに姿を見つけ一安心。
駐車場に行く前に旧台湾駅に案内して貰いちょっと見学。
この建物も統治時代に建てられました。
(Google翻訳で・・・)
そして左に目を向けると近代的な3代目の台中駅が完成しています。
目を引く大きなトンボのモニュメント。
「自分の車はトヨタですけど、今日は母の車を借りてきました」と
なんとベンツでお出迎え
今、台中は台湾の中でも急激な発展を遂げています。
最近の台北は過密で家も家賃も急激に上がり
住みにくくなってしまい台中に移り住む人が増え
環境も良く人気の場所になっているそうです。
その中でも是非案内したいという場所は・・・
「この発展を見て欲しい」という所でしょうか?
「台中国家歌劇院」(台中メトロポリタン オペラハウス)
台湾初の本格的歌劇場。
2015年に台北市の国家両庁院に次いで30年ぶりに新設された
国家級ホールで、日本の建築家「伊東豊雄氏」が設計しました。
地上6階、地下2階、完成まで10年。
曲線美が特徴の様です。
正面入り口に行ってみます。
実はこの建物も素晴らしいのですが・・・
この周りの開発が凄まじい。
この歌劇院の回りはタワマンだらけで高層マンションに
囲まれるようにありました。
彼の話に寄ると、ここには台湾中のお金持ちが移り住み
どの部屋も日本円で1億以上の物件なのだそうです。
「あそこの部屋に高校の同級生が住んでいて、
まるでテレビドラマの様な生活をしている。」って・・・
たまに遊びに行くようです。
高層マンションを見ながらお茶し、色々話が弾みました。
自分の親には言えないような事を色々話せるのが嬉しいようです。
最近日本語を話す機会が減ったので
会話力が落ちたと言いながら会話に不便はありません。
休憩後、中を見学できるというので歌劇院の中に入ってみました。
中も曲線が特徴で建設には色々大変な事があり、2015年にオープンした後
閉館になり1年間不備の所の改修が行われたとありました。
エレベーターで屋上の天空庭園に行ってみました。
真っ青な空で最高のお天気です。
11月は台湾観光に最適な季節です。
屋上からも見えるのは周りの高層マンション群。
上階から街の様子が良く分かります。
正面の林立しているタワマン群。
向って右側のビル群は高層でも真ん中のビルは日当たりも眺望も悪そうですよね。
下りは回っている階段を使ってみたのですが
ここも曲線が変わっています。
本当に素人目で見ても手の込んだ建築様式だとわかります。
ランチは移動してご馳走になりました。
出る時にガラス窓を見たら
3年連続ミシュランのステッカーが貼ってあるお店でした。
私たちをお持て成しするために駐車場の場所を調べたり
お店を選び予約など綿密に準備したようで嬉しい限りです。
日本に来た時に彼から頂いたお土産が美味しかったので
「あのお菓子のお店に連れてって」
そこは台中で有名な「宮原眼科」
眼科と言う名前ですがお菓子屋さんです。
元々は日本人の眼科医宮原武熊氏が開業した本物の病院で
1927年昭和2年 統治下に建てられました。
日本の歴史のモニュメントでもありハリーポッターの世界に
紛れ込んだような店内はインスタ映えすると世界中の
インスタグラマーがやってくるそうです。
ここは台中駅からも近くて行きやすい場所です。
徒歩でも5分くらい・・・
大きなソフトクリーム?アイスクリームも有名ですし
2Fにはレストランもあるようです。
昼食後に行ったのでもう何も食べられませんでしたが
話題作りにも台中に行かれた時には是非。
駅まで歩いて見送って貰いました。
「次に会えるのはいつかな?」
帰りも台鉄です。
案内板は数字と漢字なので理解しやすく安心です。
帰りはこんな可愛い車輛に乗りました。
座席指定を買ったのですが平日で乗客がいないため
この車両が使えたようです。
車輛の半分が可愛い親子優先スペースです。
これは日本にはないシステムですね。
無事娘の家に到着した時、孫たちは宿題の真っ最中でした。