気分転換

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日常を気楽に綴っています。

晩秋の寸又峡

2019年12月06日 | 旅行

朝晩めっきり寒くなり関東地方は今日雪が降りそうな予報が出ていました。

南の方ではみぞれが降ったようですがこの辺はまだ初雪にはなりません。

日も短くまだ外が暗い朝に起きるのは辛い時期ですね。

 

ここ数年、12月初旬私の誕生日に温泉旅行をプレゼントして貰っています。

どんどん数の増える誕生日は嬉しくはありませんがこの温泉旅行は
とっても嬉しく思っています。

今回の行き先は静岡県の秘境「寸又峡」です。

ここに行ったことのあるブロ友さんや友人のブログも遡って探してみました。

ホテルの予約を変更できたので訳あって予定を1日遅らせての出発です。

そのために1日目はどしゃ降りの雨の日の移動になりどこにも寄れません。

新東名のSAでのトイレ休憩も車から降りたくない程の雨です。

高速道路でのあの量の雨は緊張しました。

トンネルに入る度にホッとするという感じでした。

天気予報でも南関東は「曇りのち雷を伴う強い雨で大荒れな天気」
と言っていたので覚悟はしていましたがこれ程だとは予想外。

予定通り1日前に出かけても2日目がこの雨ではもっと辛かったと思うので
移動の日でよかったと思うことにしました。

「行いが悪かったのかもね~~」

 

まずは大井川鉄道終点の千頭駅を目指します。

駅前に美味しそうなお蕎麦屋さんがあるようで
お昼をそこにしようと決めていました。

本当は大井川鉄道に沿った道を行ったら景色も道路も良かったのかも
知れませんが遠回りになるので、ホテルや寸又峡のHPからの案内に最短距離の
静岡S.AのスマートⅠ.C利用が出ていたのでそこを行くことにしました。

雨も小降りになり途中のお茶畑に見とれていましたが・・・

この国道362号線はかなりの酷道だとこざさんのブログにあったのを思い出しました。

この日は既にシーズンを過ぎた平日で交通規制も解除されていました。

すれ違う車も少なく譲り合いもたまにでしたが数日前までのシーズン中は
さぞかし大変だったことでしょう。

お昼を千頭でと思っていましたが雨でだいぶ遅れてしまいました。

そして残念なことにお目当てのお店はな、な、なんと定休日。

これまた、なんて運の悪い事か・・・

この秘境、この先食事をする所があるかわからないので観光案内所で
教えていただいた駅前のお店でひとまず休憩とランチをしました。

食べ終わって駅前を通る時既にこの時間です。

駅横の無料駐車場にはかなりの車が止まっています。

ここに車を置き大井川鉄道あぷとラインに乗っている方々のだと思われます。

駐車場に止めた車には落ち葉が積もっています。
長時間止めてある雨に濡れた車は落ち葉柄の車になってしまいました。

我家の車にも・・・

なんか いいですね~

大井川鉄道はSLも走っていてここ千頭駅が終点となるようです。

ここから先、終点井川駅までは南アルプスあぷとラインとなり
赤いミニ列車が走っています。

時間が合えば列車に乗るのもいいなと思いましたが
今回はその計画は立てていませんでした。

 

お天気も悪いのでとにかく早めにホテルに着き
温泉三昧しようという事になりました。

酷道から国道らしくなって来た頃に見えた景色は段々と
お天気を回復し霧が上がって行きます。

近くまで(残り10キロ)来ました。左に行けば寸又峡です。

既に晩秋、紅葉は終わりを告げ茶褐色から針葉樹のみの緑の山に変わる所でした。

悪天候そして山道でもあり今回は思いのほか到着に時間がかかりました。

運転手ではない私でも到着にホッとしました。

ここはメグさんのブログに載っていたのと同じお宿でした。

といっても寸又峡ではこのお宿がメインで
後は民宿や規模の小さな旅館が数軒しかありません。

雨も上がり到着後に付近を散策してみましたが宿泊施設が
いくつも廃業されていて残念な事になっていました。

シーズンの時には混雑するようですが
年間を通しての観光客の集客は難しいのでしょうね。

 

美肌・・美女づくり・・楽しみです~

寸又峡と言えば・・・

色々の方のブログで見かけました。なので私も~

 

今は廃校になっている小学校跡地ですが地域の行事に使われているようです。

盆踊りとか、カラオケ大会とか、運動会?とか?

この辺りが賑わっていた昭和9年頃には
135名の小学生がいたと書かれていました。

そういえば今回ここで子供の姿を見た記憶がありません。

 

古民家カフェや足湯カフェなどもありますよ。

でもこの日は平日の夕方、既に観光客もまばらでどこも店じまいしていました。

 

人気のない公園を一回りしてお宿に帰ります。

ここも紅葉の時には真っ赤でさぞかし綺麗だったのではないでしょうか。

落ちた葉っぱが厚く積もりフワフワでした。

 

お宿に戻り食事の前に温泉に入ります。

本当に美肌の湯です。

なんと表現したらよいのか~

ツルッツル~ではなくてトロットロー~でもなくて
トゥルットゥル~??

兎に角スベスベになるお湯です。

 

夕食はバイキングではなくてレストランで頂きます。

実は今回「記念日プラン」というので予約しました。

到着の時に玄関で記念写真を撮って頂き
帰るまでにフレームに入れてくださるのだそうです。

そして・・・

食事の前に夫と係の方でこそこそしています。

最後にデザートとお花が運ばれてきました。

このお花は夫が事前に電話して頼んでおいた物のようです。

ところが・・・

夫も快く引き受けてくださったので何とも思っていなかったらしいのですが
こんな秘境とは思いもよらず来る道中お花屋さんなんてあるような場所がなかったって。

お聞きしたらわざわざ遠い静岡から通っている
従業員の方が買ってきてくださったとの事。

嬉しいような申し訳ないような花束を頂きました。

 

寝る前にもう一度温泉で温まり露天風呂から星空を眺めていたら

「どちらから来られたのですか?」と若い女性に声をかけられました。

「埼玉県からです。今日は大雨で大変だったんですよ~」

「埼玉知ってます。私8月まで板橋に住んで西新宿の日本語学校に通っていました」って。

「あらっ!どちらのお国の方?」

「ネパールから来ました」

家に帰ってから地図でネパールの場所を確認してしまいました。

今あちこちの温泉どこに行っても外国人の従業員の方がたくさん働いています。

日本の若者は山奥の温泉とかには就職しないのでしょうね。

 

翌日は晴天の予報です。

まずは朝一番であの有名な「夢のつり橋」に行くことにしています。 

 


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