気分転換

祖父母と孫の日常を
気楽に綴っていきます。

駿府城・地震防災センター・三保ノ松原

2015年11月19日 | 旅行

研修旅行2日目がなかなかアップできないまま日にちが過ぎ
忘れてきました。

でも一応記録って思っているので頑張ってまとめておきたいと思います。

 

ホテルからお天気も良い爽やかな「家康ゆかりの駿府城」に行きました。

広い駿府城公園では前日まで行われていたイベントの片付けが行われていました。

何万人もの人で賑わったそうな・・・

バスの列で2グループに分かれボランティアガイドさんの説明付きで
見学する事になりました。

退職された地元のボランティアさんなので説明もそんなに流暢ではありません。

私達を担当してくださった方のお名前が、「下町ロケット」のあの方と同じ名前。

タイムリーなガイドさんでした。

でもお気の毒な事にこちらのグループ、大変だったかも・・・

女性が多いので歴史よりも庭園の植物に興味があったようで
「あの花は何ですか~?」 的な質問が多くて・・・ 困っていました。

後は、にわか歴女。

説明の前に知ってる事を自慢そうに話す人。

「ちょっと~ちょっと~ もう少し気を使ってください~」

 

徳川家康は駿府とのかかわりが深いので本丸跡には鷹狩の
出で立ちの銅像が建っています。

 

お手植えのみかんの木にはたくさん実が付いていました。

葵の御紋の葵はこんな植物でした。

紅葉山庭園はまだ紅葉には早く色づいていませんでしたがきっと今頃は
きれいに染まっているでしょう。

きれいな公園を散策し、二の丸東御門巽櫓で歴史の勉強をし、たくさん歩いて
気持ち良い朝の見学でした。

 

続いて向かったのは静岡県地震防災センター

静岡県は東海地震に備えて防災意識の高い県です。

ここでは実際の地震の揺れを体験する事ができます。

3グループに分かれて順番に体験してみました。

手すりもあって「これから揺れますよ~」という心の準備をしてからの
揺れなので耐えられましたが急にきたらどうなるかわかりませんね。

何故か防災センターではこれしか写真を撮っていませんでした。

「あれっ??」 

ここでも職員の方が順番に説明をしてくれながら施設内の見学コースを回ります。

家具や冷蔵庫テレビなどが地震対策で固定された部屋と
何もされていなかった部屋の違いが分かるセット。

固定や対策の仕方なども教えて頂きました。

タンスなどは天井から突っ張り棒や下にかます物を入れるとか少しは知識がありますが
冷蔵庫やテレビはやっていないお宅が多いと思います。

キャスターの付いている冷蔵庫、今の薄型テレビなどすごい勢いで飛んできますよ~

絶対にタンスのある部屋で寝てはいけませんね。

もし部屋に余裕のあるお宅だったらタンス類など一部屋にまとめて
置くとよいそうです。

電気、ガスなど表にでている物については復旧も早くに行われますが
地中に埋まっている水道管やガス管は遅れるそうです。

私はいつも余分にストックしていますが飲料水の保存は大切です。

シアターでは津波の映像なども見ました。

東日本大震災の時は第一波の津波が来るまで45分あったそうですが
清水や焼津辺りでは2分と予測されています。

逃げる時間がありません。

とにかく高い所に・・・

そして静岡県にはトイレットペーパーの工場が集中しているのだそうです。

自分の地域が大丈夫でも静岡県が被災したら生産できなくなります。

行政も住民全部が使えるだけの量をストックしておける場所がありません。

せめて半年、できれば1年分は家庭でストックできたら安心だと思います。

 

次に向かうのは楽しい昼食です。

清水港で昼食とお買い物。

一人一人の舟盛のお刺身、生シラス、茶碗蒸しなど豪華ランチ。

お刺身なんて一枚が大きくて3口くらいでないと食べられない大きさでした。

お刺身の下にある大根のツマって食べますか~?

赤い汁が付いていなければ食べる事もありますが・・・

ここのはまっ白で美味しそう~

それにドレッシングが置いてあるってことは「食べて下さい!」って事。

席を立った時見たら、野菜なので女性陣はみんな食べていたのに
男性陣は誰も食べていませんでした。

今回はお土産買う場所がここしかないので食休みもせずに皆さん
隣の市場へ移動していきます。

発泡スチロールの箱に入れてもらってどっさり買い込む人もいます。

 

さて午後は最後の見学地、「世界遺産三保の松原」です。

一昨年、夫と行った時には近くの駐車場まで観光バスが入っていましたが
松の根を守るために入れなくなりました。

遠くに止めて遊歩道を歩きます。

くっきりではありませんでしたがお天気はいいので富士山も見えました。

添乗員さんによると10月はお天気が悪くほとんど見えなかったそうです。

ここは富士山が見えなかったら来た意味がないですからね~

伝説の「羽衣の松」も3代目だそうです。

帰りも長い長~い木道の遊歩道を歩いてバスが止まっている駐車場に向かいます。

添乗員さんによると、バスが近くまで行けなくなったために観光客が減ったそうです。

これだけ歩くのはお年寄りなどは大変ですから。

でも前に行った時、「世界遺産になり観光客が増えたために松の根を車がひいて
松が枯れてしまわないような対策が必要」とテレビで(静岡放送)見ました。

その対策が近くの駐車場までバスは行けないとなったようです。

世界遺産にして良かったのか、悪かったのか・・・

 

さあて。

これで今回の研修旅行のすべての行程が終わりです。

途中のSAでトイレ休憩を入れながら帰ります。

疲れて寝る人、おしゃべりする人、ビデオ鑑賞する人まちまちです。

ビデオは「はやぶさの帰還」の映画がかかっていました。

残念ながら最後まで終わらないうちに到着してしまいましたが・・・

 

個人では中々行く事がないような場所を見学したり、今回はどこも
美味しくて楽しめた研修旅行となりました。

お仲間の方々ともまた一層打ち解けてこれからの活動に生かされると思います。

皆さん、お世話になりました。

もう一年頑張りましょうね~

 


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
三保の松原~ (むっちー)
2015-11-22 09:25:07
三保の松原に行った時、富士山は見えなかったです。やはり、よい時期が決まっているのでしょうね。
清水の河岸市場は、後になってから、行けばよかったと後悔しました。
大根のつまは、きっちり食べます。赤い汁は、マグロの汁?なので、気にせずにたべますよ!
いろんなところへ、体験もできて充実した内容のツアーでしたね。無駄がなくて、いいと思います。
自分たちで行くとなれば、面倒かなと思います。
返信する
むっちーさんへ (okei)
2015-11-23 00:00:17
三保の松原で2度も富士山見えたのはラッキーだったのかもね~
清水の魚市場ランチは漁師さん料理とかで豪快でした。
私達は団体予約でしたけど他にも丼や海の幸の美味しそうなお店が沢山。
埼玉県は海無し県なので新鮮な海の幸を見ると皆んな買い込みますよ~
ベテランの旅行業者さんが組んだ計画は充実してますね。
もっと長居したくても出来ないのが残念な所もありますけど。
返信する
Unknown (こざかなくん)
2015-11-23 15:15:11
備えをしなくてはと思いながらも備える場所がとにかくない狭小住宅ですので困りものです。先日も空が鱗雲や線の入った雲や妙に赤い夕焼けなんやらで地震来ないかしら~と危惧していたものの何の備えもしなくって。
これじゃいつまでたってもダメだわと思うのです。

一人分の船盛りですか?
すごい贅沢な量です。
食べごたえあり!がうれしいですね~。
返信する
こざかなくんさんへ (okei)
2015-11-23 22:45:41
時が過ぎると記憶も薄れますね。
3・11の後色々揃えたランタン、電池、充電器、カセットボンベ・・・etcどっかに仕舞い込んでしまいました~
点検もしてないし。
小さいホイッスルとキーホルダー式LEDライトいつも持ち歩いているんだけど「防災意識高いね~」って言われました。
役に立つ日が来ないといいけどね。

舟盛り一人でたっぷり頂きました~
贅沢な昼食でした。
返信する

コメントを投稿