浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

不愛想も味のうち

2021-03-13 | 日々是好日

グルメ雑誌は多数ある。

「dancyu」「おとなの週末」「食楽」などなど。

こうした雑誌の投書欄には「某有名寿司店に行ってみたら、店主が不機嫌だった、不愉快だった」

「老舗の某おでん屋に行ったら、店主がつっけんどんだった、不愉快だった」

「某焼き鳥屋に行ったら、店主がムッツリしていた、不愉快だった」

なんて書いてあったりする。

本当は、店主はやる気はすごくあるのだが、そう見えないとよくいわれている。

というのが本当なのではないか。

天ぷら屋の店主には、えてしてこういうタイプが多いらしい。

天ぷらに対してひたむきでありすぎるため、客にかかわっていられなくなるのだという。

このあたりが天ぷら屋という商売の難しいところでもあるようだ。

その姿勢はひたむきであるが、ひたむきでありすぎるため、店主と天ぷらの対話は感じられても、客に美味しい天ぷらを食べさせようとする情熱が、もうひとつ伝わってこない。

天ぷらを揚げきったところで、仕事を完了してしまっているのだ。

対面での商売は、多少なりとも愛想がいいほうがウレシイものであります。

 

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岸公園

2021-03-13 | 水辺の風景

宍道湖水辺八景          

 

袖師地蔵          

その昔、嫁ヶ島沖は難所でここを通過する船はたびたび遭難し、この水難者を供養するために建てられたと伝えられている。

いつも宍道湖に沈む夕日を眺めてる          

雨の日も、風の日も、雪の日も黙って文句も言わず立ち続けてるお地蔵さん。

ご苦労さまであります。

県立美術館あたりの水辺は宍道湖サンセットパークとも呼ぶらしい。

夕方になるとオープンする店          

雨模様の日の撮影で申し訳ない          

早春の宍道湖でした。

 

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タッチパネルで注文

2021-03-13 | 日々是好日

和食について語るには、まず箸について語らなければならない。

とりあえず一軒の店に入ってみる。

エコノミークラスの店の箸は、箸スタンドに入れられて立っている。

どれでも好きなものを一本だけ取ればよい。

二本取る人がいるが、そうすることは恥をかくことになるであろう。

ハイクラスの店の箸は、箸置きを枕に箸袋を着せてもらい寝ている場合が多い。

箸には割り箸、塗り箸、利休箸などがあり、マナーにもタブーがあってねぶり箸、迷い箸、移り箸、思案橋などという難しいものもある。

料理人は板前と呼ばれている。

まな板の前に立つ人、というところからそう名がついたと思われる。

天ぷら屋では、エコノミークラスの客のために天丼というものを用意している。

これは天ぷら定食を簡略的に集約したもので、上中下の三階級があるので注意しなければならない。

ファーストクラスは海鮮関係で高級化、高級官僚や政治家のお接待向けである。

ビジネスクラスは野菜をまじえて中流を主張する。

エコノミークラスは主に野菜で勝負して、玉ねぎの大きさも半端ではないような天ぷらで登場する、一般庶民向けの一品。

このようにその階級によって差がつくのだ。

今の時代、これらを注文するのは主にタッチパネルである。

焼肉屋でも居酒屋、焼き鳥屋でもタッチパネル。

セブンイレブンやモスバーガーの支払いも、手渡しからノータッチ支払い、お釣りの受け取りである。

いやはや時代の進歩が早すぎて、高齢者にはわからないことが多すぎ。

これでは買い物も旅行も、外食も何も出来なくなってしまう。

いつもニコニコ現金払いなんて…

時代遅れも甚だしいのかもしれない。

と思うこの頃であります。

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