浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

散歩の勧め

2021-03-22 | 日々是好日

散歩が趣味、という人が結構多い。

趣味には釣りとかテニスとかゴルフとかいろいろあるが、道路をブラブラ歩いていると、それを見た人は「散歩してるんだな」と思う。

と同時に「暇なんだな」と思う。

と同時に「お金かかってないな」と思う。

ゴルフバックを担いでいると、それを見た人は「お金がかかっているな」と思う。

と同時に「いい暮らししているんだな」と思う。

と同時に「会社じゃ偉いんだな」と思う。

これまで散歩の社会的地位は低かった。

運動としての地位も低かった。

散歩の一つ上のクラスにウォーキングというのがある。

そのもう一つ上にはジョギング、そのもう一つ上にはマラソンがある。

散歩に対する世間の評価を総合的に考えると、散歩している人=(イコール)たいしたことない人、という公式になる。

だがここにきて突如、評価が大きく変わった。

コロナ禍で「ステイホーム」というお達しがお上から出て、外出を控えるように申し渡された。

お上というのは政府であり東京都知事であるが、特に都知事がうるさかった。

剣幕というですか、血相というんですか、それに一般国民はヤラレタ。

動くな、と厳命しその剣幕に恐れをなして国民が家の中に引き籠った。

一方話が少しそれるが、スポーツ庁という役所(お上)があるが「安全にウォーキングやジョギングに取り組むための留意点」という文書を公表している。

その内容は「マスクを着用」「一人で」「他人との距離はウォーキングで5メートル」「ジョギングだと10メートル」「無風状態では5~10メートル」などなど風速にまで言及したお達しなのだ。

このお達しにはウォーキングとジョギングには言及しているが、散歩については一言も触れていない。

散歩はOKと解釈した。

みんな家からぞろぞろ出てきて歩き始めた。

出てきて改めて散歩のヨロコビを噛みしめることになった。

散歩が脚光を浴びることになったのだ。

これまで我々は散歩をあまりにも軽く考えていた。

散歩というのは何の考えもなく、何の目的もなく、思いつくまま気の向くまま、とりあえず前に進んで行くことだと思っていたが、そうではなかったのだ。

健康維持とか、気分転換とか、探求心などのちゃんとした目的を持って出て歩き回るのだ。

さあ、時はあたかもコロナ禍ではあるが桜咲く春である。

宣言も解除された。

久しぶりに散歩でもしてくるかなぁ。

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がんばれ玉子丼

2021-03-22 | B級グルメ

JR宍道駅前こわた食堂の玉子丼550円          

親(鶏肉)と子(卵)が揃っているのが親子丼で、そこから何らかの事情があって親が逃げ出したのが玉子丼だ。

何らかの事情というのは、やはり貧乏以外に考えられない。

親子丼650円、玉子丼550円。

100円さえ惜しむ生活に嫌気がさして、親は子を捨てて逃げたのだ。

親に逃げられ、子供たちだけで暖簾を守っている玉子丼。

よく考えてみれば、たった100円の価値しかない親たち。

両親揃って100円だから、片親たった50円の親たち。

ロクでもない親たちである。

実際に親子丼を食べていてロクでもない親たちに出会うことが多い。

親子丼の鶏肉に美味しいものが少ない。

味にコクがなく、パサパサしていて、親子丼界にはロクでもない親たちが多いのだ。

なんせ100円の親だし。

玉子丼は卵だけで勝負している。

親子丼のときは、たとえまずくても「なんせ親がグウタラなもんで」と責任転嫁できたが、玉子丼となるとそうはいかない。

具は玉ねぎとネギだけ、あとは卵ばっかのユルユルで黄色いシアワセに浸って丼を掻っ込む。

でも玉子丼は卵丼ではなく玉子丼でよかったと思う。

卵丼だと何だかパック入りの卵を思い出し、そんなもんでカネ取られたくないなぁ~。

と思うのだが、玉子丼だとカネ払ってもいいなぁ~、という気になるのであった。

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