現役時代にはサラリーマンが一番だと思っていた。
定年になって農業や商店主、職人などの個人業に気づく。
個人業に定年はなく、自分の仕事を一生続けられる。
またそれを継ごうとする子や弟子がいれば教え育て、やがて一歩引いた立場で見守る楽しみがある。
ひるがえってサラリーマンは一流会社であろうが何だろうが、結局は使い捨て。
元○○商事などといっても何の意味もない。
個人業は毎月の帳簿や税金、確定申告など細かな税務対象がとても大切だ。
銀行とのつきあいもある。
個人業から見れば、ただ会社へ行くだけでそういうことに一切タッチせず、給料をもらえるサラリーマンは楽なものだ。
その通り。
よってサラリーマンなんて辞めると自分では何もできない。
退職金をもらって毎日ヒマな日々と、毎日決められた仕事がある日々と、どちらがシアワセか。
どちらともいえないが、何であれ一筋に続けた仕事が風格となっている人は魅力的だ。
個人的にも、そろそろ農林畜産業にシフトしなければいけない時期に差しかかっているのかなぁ。
などと思うこの頃である。
水産業も魅力的ですね。
とりあえずその準備段階を迎えつつあることを自覚しながら、明日も生きていければいいですね。