武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

十津川郷に思いをよせて

2011年09月06日 | Weblog
豪雨の被害はひどいものだ。
まるであの大津波と同じではないか。被害にあった方はたまらない。のんびりブログなど書いているのも・・・・いいのかな・・という心境だ。
写真はそれと関係ありません・・・・・被害にあったところに奈良県の十津川村がある。ここも大変だ。川をはさんで谷底みたいなところに集落がある。私の生まれたところと同じだ。私の生まれたところは姫川という姫様のようおしとやかな川が、雨を集めて豹変する。シャベルカーなどが小石のごとく流された・・・・山も半壊して、川をせきとめ被害を大きくした。集落ものみこまれた。


十津川村はその険しい山地から、歴史にも登場してくる。ひとつは鎌倉幕府討伐で幾度は決起した後醍醐天皇の息子親王を庇護した。この山地が敵の侵入を防いだのだろう。また、幕末の尊王攘夷の武力派集団・天誅組の根拠地だ。こういう歴史あるところだ。
とにかく、被害にあった方には、それを乗り越えてほしいと祈るばかりです。