武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

ブロッコリーものがたり

2008年04月10日 | Weblog
ある日、畑のブロッコリーは箱につめられ消毒液をかけられるのがイヤで
逃げ出した。
そんな物語をブロッコリーを食べて連想し造ってみました。

安曇野アルプス公園のテーマ館か廊下にしばらくあります。

こぶし・・・

2008年04月09日 | Weblog
木について詳しくないので、「こぶし」かな。「しろもくれん」とでも言うのか不明。近所の庭でみごとに咲いている。
高校の美術部に入った4月、先輩が山から取ってきてみんなでスケッチした。4月恒例のものだとか言っていた。4月の一年生なので、緊張のあまり水を使いすぎ画用紙がボロボロになった思い出がある。

本日、展覧会の打ち合わせで上山田に行ってきた。帰りのお世話になったS保育園におもわず寄ったら園長先生が変わらずいた。・・・いらっしゃった。
なつかしい保育園や道であった。

象さん象さん・・・灌佛会

2008年04月08日 | Weblog
本日、宗徳寺の前をとおったら象さんが出ていた。この寺は曹洞宗で建立1578年だそうだ。仁科氏の支族の仁科氏が建立とか。仁科氏といえば武田信玄とも結びつく。
4月8日はお釈迦様の誕生日だ。灌佛会・・花祭りだ。
なかなかきれいなものだ。

ものをだめにしてしまうことを「おしゃかになる」という。
江戸時代、かじやさんが金物をあぶりすぎてダメにしてしまった。江戸っ子であったので「火が強かった」を「しが強かった」と言った。つまり「四月八日」なのだ。そこから「四月八日・・おしゃか」になるのである。

片栗の花

2008年04月07日 | Weblog
一昨日庭のカタクリが咲いた。しばらく寒くてつぼみのままだった。
料理に使う片栗粉は馬鈴薯のでんぷんであるらしい。
保育園の仕事をしている頃、片栗粉をといて食紅を染め小さなビニール袋にいれ感触遊びをしているのを見せてもらった。子どもたちが「ぐにゃぐにゃ」する感触をおもしろがっていた。
私は年配の保育士さんと話していたら、若い保育士さんがカタクリの花と片栗粉、馬鈴薯の関係がよく理解できないようで、片栗粉は「栗から?」とか言っていたので・・なんでもかってにしゃべるのも・・・と反省した。

狼森と笊森、盗森

2008年04月06日 | Weblog
この物語は「宮澤賢治」の作品である。
題名にして魅力的だ。森と会話しながら開拓していく。山男が出てきたり、なにか楽しさとたくましいがあふれるような物語です。(かなーー)
なんとか単純にし、絵本的に仕上げてみた。しかし表現を変えることは難しい。
どこかで見たような絵になってしまった。

いままで染み付いたものが抜けない。
ここを乗り越えるのが課題なのだ。そしてそれが問題なのだ。

塩の道・・・ぼっか

2008年04月04日 | Weblog
街道を荷物を運び人のことをボッカと言う。
「野麦峠のボッカさん」とか「大町ボッカ」とか、土地土地によって輸送を担当していた職業である。
漢字では「歩荷」と書くが、「物荷」「棒荷」「北荷」とも書いたのではと言う。たとえば「北荷」は荷物を北から信州に運んだので、こう書いたのではとか。「棒荷」は棒を使って運搬したので、棒荷と書いたのではないかとか。

機械化でなくなるもの

2008年04月03日 | Weblog
小学生に小さい頃のゲームについて聞かれた。「どんなゲームがあった?」とか。
彼にとってテレビがなかった時代は、そうとう遠い時代なのだろう。「じゃーなにしてたの?」
なにしてったけ。「そう、めんことかチャンバラだよ」
「チャンバラ?」

この版画は、そのころの「田植えのころ」です。機械化されるちょい前。牛は重要な戦力でした。こどもには「牛の鼻どり」という仕事がありました。田起こしの牛の先導をする仕事ですが、ぐるぐる田んぼの中をまわるので飽きがきます。牛もさすが夕方になると動かなくなりました。

お正月の食べ物

2008年04月02日 | Weblog
もう4月なのに・・・正月の話しですけど。
元日はお屠蘇をいただいて雑煮をいただく。中には大根、ニンジン、ちくわ、かんぴょう、しみ豆腐などはいってる。わたしの小さな頃はごちそうでした。
正月三ヶ日には芋汁をいただく。これは風邪をひかなくなるとか、物事のすべりが年中よくなるようにとの意味があるという。

かんじき

2008年04月01日 | Weblog
かんじきは冬場の大事な道具である。しっかりはいたつもりでも、時間が立てば歩いているうちにゆるくなってしまう。これもコツが必要である。もちろんきちんとはけば、悠々と雪の上を歩ける。

親父が戦争から帰ってきた時、足にはゲートルを巻いて帰ってきた。しばらくは山仕事にゲートルを使っていた。これも帯みたいなものを足に巻きつけるのだが、よくずれおちないものだと思っていた。これもコツがあるのだろう。うまく巻けないと上官からぶんなぐられたと言っていた。