今頃になって、ということであるが最近、ある事案でSkypeの利用が増えた。PCに組み込まれているカメラを通じて相手の顔や、窓から見える風景までが共有できる（それも無料で！）ので重宝している。今や自宅にいても海外の友人との間でこんなコミュニケーションができるようになったとは、たとえば今から十数年前、東京とNYの間で大掛かりな準備の後、ぎこちない画像をやり取りしていたころとはまさに隔世の感がある。特に最近の画像の解像度向上は、さまざまな利便をもたらしてくれる。
しかしながら、音声だけのやり取りのほうが想像力をかきたてて楽しいこともある。さらには、自分の顔をさらしたくないこともある。そういう時には、Skypeを利用しても音声だけにしている。ただ、すでに時代はTV電話に移行してしまったことだけは確かなようだ。
