回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

阿寒湖周辺を巡る

2018年11月02日 13時26分10秒 | 日記

9月の地震によって北海道の観光が特に海外からの観光客の激減によって深刻な影響をうけていることから、実情把握の一環として阿寒湖周辺を訪ねてみた。一言でいえば、極めて甚大な影響を受けているといえる。滞在した宿泊施設は、阿寒湖温泉街でも最上級と言われるホテルであり、アイヌ文化の意匠をこらした贅沢な仕様と、富裕者向けのコンシェルジェも備えたところで、特にアジアからの観光客をひきつけるに十分な施設。それが、中国や韓国からの観光客はまばらで、(たまたま週の半ばということもあっただろうが)館内はどこも閑散としていた。チェックアウト時に部屋に荷物を取りに来た従業員も、海外観光客のかかえる大きな荷物に比べると、自分の荷物は比較にならないほど軽いと。ここでもその影響が見て取れた。地震の風評被害の一掃には時間がかかると思われる。しかし、この地域の自然の美しさや雄大さ、洗練されたサービスでいずれ観光客も復帰するに違いない。それまではとにかく辛抱強く耐えるしかない。そして、当面の資金繰りなどに関係者の支援が必要だろう。晩秋から初冬の十勝平野、朝もやの阿寒湖、緑色のオンネトー湖からみる冠雪した阿寒岳、紅葉越しの池田ワインシャトー。

 

 

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