今日は昭和45年に他界した母の50回忌。自宅に子供4人が集まって法要を執り行った。檀家になっているお寺からは、高齢の住職に代わり副住職がお経をあげに来てくれた。2年前に他界した父は生前、自分が妻の50回忌を取り仕切ると言っていたので、これで父に対する義理も果たせたように思う。今日と同じく、49年前も暑い日だった。母の遺影を持つ、そのころはまだ小学生だった末っ子が今や定年退職を迎えている。元気だったころの母と、まだ若い父の写っている古いアルバムをみんなで見ていたら懐かしさで一杯になった。すこし変色した昔の写真は家族の肖像として本当にふさわしい。
今日は12日に亡くなった大学時代の親友の告別式が執り行われる。あれからもう2週間以上たったのに、彼の死をまだ受け入れられていない。もう二度と彼から電話もメールも来ることはないと思うと寂しさがこみ上げてくる。