庭の浜菊が満開。去年もこの時期に咲いていた。
かつて家の修繕をしたとき、屋根の塗り替えを頼んだ個人経営の塗装店の社長が、工事が終わった時にお礼として置いて行ったのがこの浜菊。初めは鉢の中で育てていたが段々と大きくなったので地植えにしたら急に元気がよくなって、今では玄関前の一番日当たりの良いところで大きな顔をして咲いている。
塗り替え工事の合間にこの社長とは園芸のことで話が弾み、工事が終わって請求書を持って家に来た時に彼は、きっと気に入ると思う、と言って小振りな鉢に入った浜菊を持ってきた。この花、昨日のマリーゴールドとは対照的に清楚だが、花言葉は「逆境に立ち向かう」というから強い意思の持ち主か。
逆境に立ち向かう、という表現が適当かどうかは判らないが、先日ロンドンの友人たちとスカイプで話をしたとき、そのうちの一人が肝臓に問題を抱えていて手術すべきか迷っている、と漏らしていた。彼はすでに肝臓の半分をなくしておりもう一つにも病気の兆候が表れているという。彼は敬虔なクリスチャンでしっかりした死生観の持ち主だから何があってもそう動揺しないだろうが、それにしても気の毒な話。もしこれが自分の身に起きたらとても冷静ではいられないだろう。