回顧と展望

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チェコ/全身刺青の大統領候補

2013年01月14日 16時50分53秒 | 日記

日本では公衆浴場や温泉では、刺青(タトウ―を含め)を彫っている客の入場を断る旨の表示がされている。一般客(刺青をしていない)が恐怖心や不安、あるいは嫌悪感を催すためであり、退去に応じないと建造物不法侵入となる。チェコの大統領選挙に立候補している53歳の演劇専門学校教授ウラジミール・フランツの刺青は半端ではない。文字通り頭のてっぺんからつま先まで全身に刺青が彫られており、特に顔面全体に彫られている刺青は、そのあまりの異形さに息を呑むほどだ。

そのフランツは、チェコの若者(投票権のないものが多いようだが)の強い支持を受けているという。今週金曜日・土曜日に行われる大統領選挙では、現時点では第三位につけているものの、一回目の投票で過半数の得票を得る候補者がいなければ(その可能性は極めて高い)上位2者の決選投票となる。もし何かの拍子にフランツが2位につければ、決選投票にすすむ可能性もある。

今回が初めての直接投票により選出される(これまでは議会が指名)チェコの大統領は儀礼的な色彩が強く政治的な権限は限定されているが、国家元首として対外的な「顔」にはなる。その顔は、全面刺青であり生来の顔の面影はうかがえない。いずれにしても、フランツを日本の公衆浴場や温泉で見かけることはないだろう。

http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2013/01/11/in-czech-republic-a-leading-presidential-candidate-has-a-full-face-tattoo/?tid=pm_pop

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