“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

たびたび救命の現場に居合わせる不思議

2009年06月03日 20時47分57秒 | Weblog
午前中は占い教室の授業をこなし、
午後からは7月に行なう上杉香緒里ちゃんのコンサートの音合わせに行きました。

その途中、渋谷から乗った山手線が原宿駅で停車したままの状態になりました。
車内アナウンスによれば、なんでも車内で卒倒し、床に倒れこんだ女性がいるとか・・・
ふと見ると僕の乗ったすぐ隣りの車両に人だかりが出来ています。

そして、おそるおそる覗いて見ると、
40歳くらいの女性が床に倒れていて、
たまたま乗り合わせていたらしい20代の看護師と思しき女性が、
駅員さんが担架を持ってくるまで
懸命に救命処置をしていました。
すんご~いと思いました。エライですねぇ、看護師さんってすごいよね。
ああいう真摯な姿を見ると、惚れちゃいますね。

以前、というかもう20年くらい前ですが、
H先生たちと鈴鹿にF1レースを見に行った時、
名古屋から乗った帰りの新幹線の中で、乗車した直後に、
「お客様の中で急病人の方が出ました。
ご乗車のお客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
という車内アナウンスが流れたことがありました。
このアナウンスを聞き、
「ほら行け行け。うまく人助けが出来たらグリーン料金くらいタダになるよ」
とみんなから背中を押されて、
H先生と後輩のY先生の二人がおっとり刀で出動しました。

と、新横浜を過ぎた頃、僕らが(奮発して)乗っていたグリーン車に戻って来た
H先生とY先生曰く、「テンカンだった」
そして、「なんもお礼はなかったよ」とのこと。
まぁ今日の今日でそりゃないだろうと思っていたのですが、
結局、後日JRから感謝の手紙とテレホンカードが届いたということでした。
そりゃそうですよね、こういう行為は善意から出る無償の行為ですもんね。
ただ、H先生とY先生は、せっかくグリーン車に乗ったというのに、
ほとんど席に座ることなく東京まで戻ってきたのでした。

ちなみにH先生とY先生の二人は、よくよくそういう場面に遭遇するようで、
その直後にシンガポールまで旅行に行った折に、
飛行機の中で同じような機会に出くわし、やはり救命処置を行なったとか・・・
この時も、「お礼にファーストにアップグレードさせてくれるかと思ったけど、
そんなことなかった(笑)」
やっぱり無償の行為です、無償の!
う~ん、医者もエライです。

そういえば、さらにその数年後、H先生たちと北海道に行った折、
道東の十勝川温泉のあるホテルでみんなで入浴中に、
またまた似たようなことが・・・
僕が洗い場で頭をシャンプーしていると、
神奈川フィルの首席チェロ奏者を務めるYちゃんが、
トントンと僕の背中を叩いておそるおそる言うことにゃ、
「先生・・・、なんだかお風呂の中に人が浮いてるみたいなんですけど・・・」
「えっ?」とばかりに僕が浴槽のほうを振り返ると、
人がうつ伏せになってプカプカ浮いている・・・
僕は思わず、「バカ!早く助けろ!」と叫んで浴槽の中へ飛び込み、
浮いている男性を担ぎ上げて、浴槽から出し、
「ほら、すぐH先生を呼んで来い!それとフロントに電話だ!」と怒鳴りました。

この頃、H先生は数人でのんびりサウナルームに入っていたのですが、
急を聞いて慌てて駆けつけ、救命処置を始めました・・・
倒れていた男性は70代の後半と思われるおじいさんでした。
H先生曰く、「人工呼吸しなきゃ。おいH(後輩)、おまえやれ!」
「えっ?僕?」
「そう。オレは脈をとる」
といわけで、後輩のHは、そのおじいさん相手にマウス・トゥ・マウスの人工呼吸。
えらいなぁ、医者って!(H先生はちょっぴりずるいけど・・・)

そのおじいさんは、その後やってきた救急隊員によって
病院に運ばれて行ったのですが、
結局、助かりませんでした。心臓発作のようでした。

山手線で遭遇したそんな場面から、僕の記憶はあちこちに飛びました。
僕も突然倒れたら、誰かが助けてくれるかなぁ・・・



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