“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

年下のちょっぴり頼りなげな彼との結婚

2009年06月11日 18時16分04秒 | Weblog
「仕事とか、あと結婚とかについて見て下さい」と言って、
5つ年上の彼女と鑑定に訪れた男性は、
天印星を二つ持つニコニコした可愛い男性。
見事なまでの“可愛いけどちょっと頼りなげな甘えん坊の長男”という感じ・・・。

結婚の時期を問われ、
お二人とも同一中殺である辰巳の天中殺なので、
「結婚するとしたら彼女の西方が半会する来年か再来年、
 つまり天中殺前に結婚するのがベストですよ」
と説明したですが、それを聞いた彼女がぽつりと、
「彼はあと5年は結婚はないだろうなって言うんですよ」
と言うのです。
「なぜ?」と僕。
「お金とか、いろいろ自信がないので・・・」と彼。

この彼の言葉を聞いて、僕は強く言いました。
「君にとって5年なんて大したことないかもしれないけれど、
 彼女にとってのこれからの5年はとっても貴重だと思う。
 5年たったら、彼女はいわゆるアラフォー世代に入ってしまうわけで、
 もしその時、君が彼女との結婚の約束を果たさなかったら、
 彼女はものすごく傷つくと同時に、その後も年齢的なハンデを抱えながら、
 婚活をしなくちゃいけないんだよ」と。

今は自信がないからといって、この先彼女を5年待たせても、
おそらく彼の状態は今とほとんど変わっていないでしょう。
彼には、そんな天印星の持つひ弱さと我儘さが見えます。

また、彼には守備本能の星がありません。
守るのが苦手な人なのです。
でも、人間は守る時は守らなくてはいけません。
というか守備本能の星がないからこそ、妻を持ち、子供を作り、
守るもの、守らなくてはいけないものを作らないと、何も守れないのです。

彼女の手相を見ると、結婚線が1本くっきり。
彼女はしっかりとした結婚願望と結婚への定見を持っている人です。
また西方に司禄星を持つ良妻タイプの家庭的な人です。

彼にはもっとそんな彼女の身になって、
彼女のことを考えてあげるべきだと言いました。

もし5年待たせる判断をしたならば、
その間、天中殺の時に別れがあるともいえます。

天中殺の前に、結婚し、二人で手を携えてしっかりとした家庭を築く・・・
僕はこれが最良の道と思います。


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