“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

奇跡起こらずも母校に勇気をもらう!僕も、Nちゃんも・・・

2009年07月29日 22時51分27秒 | Weblog
(昨日予告した)奇跡は起こりませんでした!

僕の母校である都立の雪谷高校が奇跡的に進出した高校野球の東東京大会・決勝は、
強豪の帝京高校を前に、24対1の記録的な大差で惨敗。
母校の2度目の甲子園出場はなりませんでした。
ま、相手が天下の帝京高校じゃしょうがないかな。
もう少し善戦するかなとは思ったけど・・・

この試合、僕は2回の裏から観戦したのですが、
神宮球場の到着しネット裏のゲートをくぐり球場内に一歩足を踏み入れた瞬間、
すでにスコアボードは8対0、「あれ~~、ダメやん」と達観しました。

まぁもともとも今回の都大会の決勝はパスし、
万が一奇跡が起こって甲子園に行くことになったら、
その時はスケジュールを調整して観戦に行こうかとは思っていたのですが、
昨夜、同級生のNちゃんから「観に行かない?」と電話をもらい、
「うん、試合開始には間に合わないかもしれないけど、行ってもいいよ」と受諾。
ほとんど勝ち味はないとは思いながらも観戦に行った次第です。

そうしたら案の定・・・

僕の母校・雪谷高校は都立の中堅校です。
かつては僕のようにワンランク上の私立のすべり止めに受ける人間も多く、
クラスには必ず国立大学の合格者や、
僕のような早慶への進学者が数人いたまぁまぁの進学校でしたが、
都立低迷の時代になってからは、受験もさることながら、
いちおう文武両道を標榜して、スポーツにも力を入れているという感じで、
硬式野球や女子のチアの強豪校として名を馳せています。

そんな中、Nちゃんは、(僕と違って)非常に母校愛が強い人間で、
今回のような機会に限らず、
なにかというと同級生を集めての飲み会などを何度も企画してくれます。
それだけ寂しいというか、人恋しいのかもしれませんね。

だって、今回も「誰それは出張で来れないって・・・誰それは株主総会で来れないって」と、
同級生のあちこちに連絡を取りながらのそれぞれの欠席の事後報告をひとくさり。
へえ~~っ、まめだね~~~そんなに連絡とったんだというくらい。

ところが、そんな肝心のNちゃんの私生活自体は、
試合の結果どころではないくらいとんでもない状況になっていたのです!
試合の観戦をしながら、Nちゃんの身の上話を聞いて、しばし呆然!

中学から一緒だったNちゃんは、母校を卒業後、立教大学の経営学部を経て、
大手の石油元売り会社に就職。
その後、数年前に転職し、形の上で独立起業を果たしたのですが、
そんな中で、離婚や両親の介護、それをめぐる親族との訴訟など、
これどもかこれでもかというほどのトラブルを抱え、
目下身も心もボロボロの状態。

そのNちゃんが、
「泣きたいほどだけど、今回の母校の決勝進出には本当に勇気をもらったよ」
としみじみ言うのです。
それを聞いて、僕のほうこそ泣きたくなりました。
Nちゃんの頭は、年を感じさせるごま塩頭です。
目の下にもクマが出来ています。
のほほ~んと生きている僕なんかに比べると、
何倍も何十倍も苦労しているなと思いました。

実は、Nちゃんはいま子丑の年運天中殺の真っ只中。
なんでオレばかりがこんなに・・・と苦労をするのも道理です。

僕とNちゃんは渋谷まで戻り、
僕の事務所の階下のカフェレストラン「WEST」で昼間からしたたかお酒を飲みました。
なんか、Nちゃんのグチを聞いて飲んであげるしかなかった・・・
そんな感じです。

夜、コーヒーを飲みに再び「WEST」に行ったら、
ママさんから「(昼夜が逆なので)今日はどうしたの?」と笑われました。

でも、これだけは言えます。
今日という日、スコアは24対1ですが、
母の死などアクシデント続きの僕も、
母校から少しだけ勇気をもらいました、
Nちゃんのように・・・


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”








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