佐倉市民防災訓練2014
佐倉市民防災訓練が、根郷小学校で行われました。今年は災害FM、災害救助犬、マンホールトイレ、チェーンソーのデモンストレーションも
加わり自助、共助、公助力の連携強化が、はかられました。
断水時に出動する給水車は2トン×2台。5Lのパックが400出来ます。
災害救助犬と訪問犬も参加。
災害救助犬は災害時の救助のために訓練された犬ですから、救助活動以外の時はストレスを与えないほうがベターで、つまりあまり触ったり、かまったり
しないほうが良いのと対照的に、訪問犬は避難所を訪問して被災者の心のケアをするための犬なので、触って、かまって、抱いて良いそうです。
先日、長岡京市で視察したマンホールトイレの見本も展示され、市民の関心も高く避難所の一つのトイレ設置方法として今後検討されると考えます。
マンホールは道路上におおよそ30メートルに1カ所設置してありますが長岡京市はそのマンホールに直接設置するのではなく、
下水道の本管に繋げ貯留する形に工事をする形式で、H21年から国の補助金二分の一で避難所となる小中学校に設置しています。
貯留するとはくみ取り形式のことで、数日に1回プールの水を流すために弁を開ける作業をします。
視察した小学校に設置された13カ所トイレを設置する工事がおおよそ1000万円、マンホールトイレが、1基5万円です。
トイレ、水、食料の備蓄が、1週間分が望ましいとされたことを踏まえ、これからも研究して参ります。
災害FMを実際に放送していましたが、ラジオ持参で参加し会場で聞いている人もいましたので、今後は会場の人のインタビューをしながら放送を
すれば関心が高まるのではないかと参加者から助言を頂きました。
今や、災害が忘れないうちにやってくるようになりましたので、まずは何回も訓練を繰り返し自助、共助、公助を高めていきたいですね。