昨日、特別支援教育振興大会に出席しました。
佐倉市内の特別支援学級児童生徒190名による学習発表「ふるさと佐倉」は、土井利勝が、佐倉城を築城し、
幕末に堀田正睦公が学問と近代医学に力を入れ多くの功績を残した歴史と佐倉の自然、文化を題材に熱演した作品で大変感動しました(涙)
子ども達の大きな可能性を引き出した先生方のご努力と能力の高さにも感服しました。
午後に行われた佐倉市の特別支援教育体制の現状と特別支援学級卒業生・雇用主・先生の体験発表は、特別な支援で子どもが輝く教育を
実践するためのエキスが詰まっていて勉強になり、特別支援教育の環境整備に力を入れるための議員活動に役立てていきたいと思いました。
中でも、TOTOに就職した特別支援高等学校の卒業生の体験談は仕事への意欲と向上心あふれるもので、すべての児童生徒が
可能性を発揮できるような環境を提供することがいかに重要であるかということです。
そして今日の北総地区市議会議長副議長会議員研修会で「つくろう議員提案の政策条例」について松下啓一氏の講演を聞きました。
地方分権が進む中で市民の6割が議会.議員が、何をやっているのか分からないと感じ又、市民ニーズ(期待)とずれていると感じている
という背景から、市民や事業者の活動を支援し後押しする議員提案の政策条例の立案は市民から分かりやすいという実情があります。
条文をつくっただけでは条例にはなりませんが、市民が必要とする空き家条例や路上喫煙防止条例などを議員が提案する事が重要です。
佐倉市議会では議会基本条例を前の期で策定しましたが、まだ議論、諮問の余地がある現状です。
条例を策定するするためには、他市からのコピーではなく佐倉市独自の課題にそくし、時間をかける必要があります。
夜は、岩崎靖子監督の「日本一幸せな従業員をつくる」上映会へ。
4期連続の赤字にあえいでいた名古屋駅前の老舗ホテルを柴田秋雄GMが立て直し、10年連続の前期割れ無しへ。
それは、リストラでも、成果主義導入でもなく従業員が参加して、経営理念をつくるところからはじめたものです。
来場者のホテルマンが上映後に「目から鱗が落ちる!」と、感想を述べて帰られましたが、昨日の振興大会の内容を実業で実践している
ホテルでした。食事して宿泊するためにホテルへ行くのではなく、そのホテルのスタッフに会いたくてお客様が集まり常連客となっていくさまは
お客様も働くホテルマンも幸せそうでした。
ろうでもうつでも誇りを持って働いているそのさまは、見事でしたし、今日の上映会を主催した八千代市倫理法人会(八千代と佐倉と一緒になりました)
の皆様も幸せに輝いていました。
行政サービスとは?議員とは?と、改めて考えるには良いきっかけとなる映画でした。