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本日佐倉市主催で開かれた、アグリフォーラム2014で6次産業による活性化について、モクモクファームの木村修氏の講演を伺いました。
人口9万5千人の伊賀へ毎年50万人の観光客を呼び込むモクモクファームは、30年前に零細小規模の養豚を非絶対代替品かつ地域に愛着をもってもらえ、
安心安全な豚肉としてブランド化する事から始めたそうです。
そして26年前、バブル絶頂期に豚肉を原料とした高級ハムが、飛ぶように売れましたが利益を上げ大成長したのはハムメーカーと小売業。
価格決定権の無い自分達生産者は、いつまでたっても儲からない事から、自分達で販売を始めたのがモクモクファームです。
物が売れるには商品とその哲学を認知してもらい、共感してもらい、応援し続けてもらう事がポイントであると!現在年商52億円、会員4万5千人。
一番大事なのは、食べ物を知ってもらうこと「食育」であるとおしゃっていました。
木村氏が大学卒業後に農協で働いている時に、スーパーのバイヤーさんに頭を何度下げても買ってもらえなかった伊賀の豚肉を買ってもらえるように
ブランド化し六次産業化して今のモクモクの姿に繋げています。
伊賀といえば松尾芭蕉と忍者が観光の目玉ですが、この観光で30万人の来場者。モクモクファームには50万人・・ときけば
街の活性化に何が必要かが見えてくる先進例だと思いました。
関東ではモクモクレストランがミッドタウンにあります。