H29年2月議会が閉会しました。
平成29年度予算、28年度補正予算他賛成多数で可決しました。
一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 については、以下の意見をそえて反対しました。
①再任用職員の目的は、年金支給開始の65歳までの雇用の継続と経験に基づく専門的な知見を活かすことにあります。
平成26年4月に、部長・課長級の退職者の再任用の処遇を一律に主幹補・副主幹としましたが、
その知見を活かしてほしい職員に対して、それにふさわしい処遇を与えたかを検証すべきだったと先ずは、指摘いたします。
再任用職員の中には、経験と知見を活かして大きな成果を出した職員もいます。就業中に私的なことをしたとか、極端な残業がある
などの職員と知見のある職員を別々に評価しなければなりません。
全ての再任用職員を一律3級までにし、課長のサポート役から課のスタッフにするのでは、経験も知見も活かされないと考えます。
②人手不足の業界等において、専門資格を有する職員であれば、好条件で採用したい民間企業もあります。
新年度を間近に控えたこの時期に、いったん再提示をした後の更なる見直しをする事になれば、
再任用職員の働くモチベーションを高くとどめることが出来なくなり、佐倉市にとっても佐倉市民にとっても大きな損失となります。
③地方公務員の労働基本権を守ることが出来るのかについても甚だ疑問であります。
以上3つの観点から発議案に反対しました。
採決の結果、一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 については賛成多数で可決し、
他の発議案は賛成少数で否決されました。
http://sakurashigikai.gijiroku.com/g07_Iken.asp?KWORD1=&EXP=AND&KWORD2=&KAIGI=2017/02/20,2017/03/21,72&NENFROM=&NENTO=&KEKKA=
&SMODE=2&KENSU=100&Sflg=2
明日からはまとめに入ります。