佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



徳永由美子議員がのぞみ代表質問をし、私は、施策の充実が人口増、少子高齢化対策になっているか、

官民ともに潤う街づくりになっているか関連質問をしました。子育て支援も教育も結果が見えるまでには時間が

かかり評価を得にくいところでありますが、一つ一つの施策を佐倉市発展に結びつけるには、

俯瞰した広い視点と総合力にありますので、市長のリーダシップに期待し質問を終えました。


296月議会個人質問 議席11番橋岡協美

     徳永由美子議員の代表質問の中で、今の子どもたち自身に対する支援や施策の充実こそ、

「佐倉市で豊かな子ども時代を過ごした」彼らの、近い将来大人になった時の流出人口を防ぐ理由付けに

なるのではないかという点について関連質問させて頂きます。平成27年国勢調査結果では、

千葉県内人口増減率の高い市町村ベスト10は、流山市6.36、印西市5.11、木更津市3.76、四街道市2.94

柏市2.49、白井市、船橋市、習志野市、八千代市、成田市となっていますが、佐倉市の人口増減の現状に

ついてはどのようになっているか伺います。

4次佐倉市総合計画後期基本計画」「佐倉市人口ビジョン」「佐倉市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を

踏まえ、佐倉市の将来人口の目標水準を実現するための取組みの進捗を伺います。

    子育て施策について、ベスト10に入っている佐倉市の近隣、八千代市、四街道市、印西市、成田市について

調べましたところ、4/1付けで保育園待機児童ゼロ達成、子育て世代包括支援センター、親子近居支援、新婚世帯引越し助成、

家賃補助、病児病後児保育、産後ケア事業、自校給食はじめ佐倉市は他市と比べて遜色ない、むしろ先進的な取り組みが多くあります。

H246月議会で親子近居の助成について質問しました時に、志津地区では親の近くで子育てをしようと考える子世帯が市境を挟んだ八千代市に住むという

佐倉市としては残念なケースについて例を出しましたが、一つ一つの子育て施策の充実、少子化担当の設置、

シティープロモーションの重点化で人口増につながっているのか伺う。

また、それらの施策が、佐倉市で育った子ども達の

佐倉市定住化に結び付き、出生率を押し上げ、市民が理想とする2.38に近づくことになるのか伺う。

 

 一言にシティープロモーションといっても、市外への発信のみならず、市民にもっと佐倉市を知って頂き好きになり、

市民一人一人が佐倉市民大使として市内外で佐倉を宣伝して頂く視点も忘れずに取り組んで下さい。

      次に、平成31年度までの後期基本計画を踏まえ、総合戦略に掲げた4つの基本目標である、若い世代の結婚、

出産、そして子育てに関する希望を叶えるための取り組み、産業経済の活性化を図り、佐倉に安定した「しごと」をつくる

ための取り組み、将来にわたって住み続けたいと思える「まち」をつくるための取り組み、佐倉の魅力を発信し、

新しい「ひと」の流れをつくるための取り組みを進め、行政も市民も潤うまちづくりをしていくには、市長の俯瞰した広い視点と

総合力にかかっていると考えます。市長のお考えを伺う。

 

 佐倉の歴史、自然、文化の中に佐倉市の強みと進むべき道しるべがあると考えます。先月、佐倉藩11万石のうち4万石があった、

山形柏倉を訪ねました。それは、堀田正亮公が、1746年に山形から佐倉に1 1万石で入封したとき、米どころ

山形の領地4万石16か村を佐倉藩の飛び地として幕府から与えられ、山形に佐倉藩の柏倉陣屋がもうけられまたことにはじまり、

幕末まで代々佐倉城主を務め教育に力をいれ、山形柏倉にも成徳書院柏倉分校(北庠)をつくり藩士の子弟のみならず領民も学ばせたので、

斎藤茂吉もそうですが、医師はじめ優秀な人材を多く輩出しています。藩士の子弟のみならず領民も学ばせたところが後世に偉人を

輩出した背景を考える上では重要になっています。佐倉市の歴史を振り返っても、堀田正睦公が、蘭学に力を入れ、教育に力を入れた結果、

数々の優秀な人材が輩出され近代医学の礎を作り上げています。佐倉市の50年後100年後をつくるのはやはり教育です。子育て支援も

教育も結果が見えるまでには時間がかかり評価を得にくいところでありますが、一つ一つの施策を佐倉市発展に結びつけるには、

俯瞰した広い視点と総合力にありますので、市長のリーダシップに期待し質問を終えます。



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