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空き家の課題は、町会・自治会の課題でもあります。
空き家対策として、空き家バンクの活用が進み、先に質問しました答弁によると、
累計物件登録数が56件、累計契約成立数30件。
特定空き家等への対応を盛り込んだ佐倉市空家等対策計画を策定するため、
空家等対策の推進に関する特別措置法第7条の規定に基づき、司法書士、建築士、公募市民などで構成される
佐倉市空家等対策協議会が平成29年1月に設置され、平成29年度中の計画策定に向けて作業を進めるというスケジュールになっています。
今後は、この計画に基づき、特定空き家等への対応を含めた空き家対策を総合的に推進していくことになります。
空き家の持ち主等の所在調査や庭の草木の生い茂り等の課題が挙げられていますが、
そのまま放置すれば、庭に置いた材木や段ボールがシロアリの発生源となることもあります。
また、空き家に野良猫が繁殖し、地域猫活動を有志の力で支えていることも、25年2月議会でも申し述べました。
倒壊など著しく危険となるおそれがある空き家を特定空き家として認定すること、
建物が建っていても更地と同様の課税がされるようになることで、
管理が行き届かない空き家についての取り組みが前進するのではないかと期待していますが、
地域の課題として、空き家の周辺には写真のように不法投棄があり環境の悪化に繋がっています。
市民から寄せられた空き家周辺の環境について現地ヒヤリングと調査をいたしましたが、
家主さんとの課題、周辺住民との課題、環境悪化が犯罪増加や火災発生につながる等、
課題山積かつ、本日確認したところによると空き家周辺の環境は悪化していました。
2033年の総住宅数は約7,100万戸へと増加し、空き家数は約2,150万戸、空き家率は30.2%に上昇すると予想
されていますので、空き家の課題については引き続き取り組ませていただきます。