すぐやる課で有名な松戸市で医療的ケアについて視察。
松戸市内には医療的ケア児の受け入れをしている保育園が3ヶ所、
小学校が4校、中学校が1校あり、その保育園、小中学校には看護師が
常駐しています。
医療的ケア児のみならず、虐待や不登校、生活困窮の家庭の子どもなど
教育的な視点からと福祉的視点からの支援が必要なケースは多くあります。
松戸市の総合政策部に子ども部と教育委員会学校教育部兼任の審議監が
庁内横串の連携をスムーズに執行しています。
多職種による障害保育検討会、小中学校では校内支援体制の充実、市内医療的ケア体制の構築
医療的ケアガイドライン作りをしています。
さらには、国の医療的ケア児保育支援モデル事業で看護師を雇い上げ医療的ケア児の
受け入れの保育施設をさらに3ヶ所増設するとのこと。
写真にある すぐやる菓まんじゅうや毎月の議場コンサートしかり、
固定型スクールソーシャルワーカーの設置で
不登校、虐待に対して学校、保健師、民生員も巻き込みチームで様々な事案に取り組むなど
既成概念にとらわれない施策の土壌はすぐやる課の頃から根付いているのかもしれません。
胡内敦司審議監、山口昌郎教育研究所長、大谷昇議事調査課長始め松戸市の職員の皆様
お忙しい中、お世話になりありがとうございました。