ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

地域が行う雑草焼き

2010-01-19 07:18:56 | 地域活動・つながり
17日の日曜日は町内の全域で住宅周辺の雑草焼きが行われる。
毎年この時期に、自治会ごと道端や掘り割りの枯草を焼却する。
雑草の焼却除去は、清掃美化の意味に加え病害虫の駆除になる。
自治会は会員が総出で、その領域の雑草を焼いてまわり除去する。
自宅まわりも片づけることで、地域の冬の恒例行事になっている。
今年は好天が続いたので、雑草も乾燥していて燃えやすかった。

朝露が消える10時になると、各人が火種をもって集まってくる。
ある人はタイヤなどのゴム材を、ある人は竹棒に布を巻付けて、
またある人は、灯油を浸した布の固まり使って火種としている。
最近は、市販されている焼却用灯油バーナーも多く使われている。
火種に火を付けて枯れ草に移し、風を利用して延焼させて行く。
風もちょうど良い具合で、地域のあちらこちらから煙が立ち上がる。
町の広報車や消防署の車、消防車が総出で巡回して警戒している。

そんな中で、実際の焼却作業は一時間半ほどで終わってしまう。
2月に利根川の野焼き、3月は渡良瀬遊水地の葦焼きが行われる。
寒いとは言え、平均気温が上昇しているのか青々した雑草も多い。
陽あたりの良い場所では、「芽吹き」を始めた雑草も多く見られる。
「大寒を迎える時、春の準備も始まっている」と、ひげ爺の独り言。
これから、田畑の手入れ、土起こし、そして種まき等が始まるのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする