ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

尾瀬に水芭蕉を訪ねて

2014-06-10 09:53:59 | 旅行・秘湯・巡礼 
前日夜の予報では、翌日から梅雨入りするらしく夕刻より強い雨が降るという。
その6月5日、予定していた那須のゴヨウツツジ鑑賞は 二日目の天候次第と
し、車は塩原経由で南会津から 桧枝岐の七入山荘前をやり過ごして進んだ。
本来はここに宿泊して、翌日予定していた尾瀬行きを 今日に繰り上げたのだ。
そして 尾瀬に入る沼山峠ルートの起点「御池」駐車場に、9時半の到着だった。
幸いに薄日が射す天候の元、シャトルバスに乗り替え沼山峠駐車場に向かう。

バスを降りると 峠に向かう学生の大集団があり、その後をゆっくりついて行く。
気温は12度と低く、木道で整備された登山道も 木陰には残雪が多かった。
峠道は 上りが20分に下りも20分程、大江湿地に出ると水芭蕉の群生地だ。
湿原の木道脇には、白いミズバショウと黄色いリュゥキンカの花が咲いていた。
尾瀬沼の長蔵小屋では、ミネザクラの花と残雪の燧ヶ岳を望み 至福の一時。
時間は11時半、ケトルを持ち出して おにぎりと味噌汁の昼とコーヒータイム。
まだ天候も時間も余裕があり、小淵沢田代を廻って大江湿原への道をとった。
そこでは、ショウジョウバカマや ワタスゲやイワナシなども見ることが出来た。

尾瀬滞在2時間半、団体のガイドは私達の盗み聴き承知の熱心説明だった。
峠道に戻って展望台で一休み、峠を下りてバスで御池駐車場に3時前到着。
車に乗ると小雨の気配も感じたが、途中でモーカケの滝を眺めて宿に入った。
『ご一緒したお年寄り「山ガール」様も、ご満足のようだ』 と、ひげ爺の独り言。
ほかに「沼ガール」「城ガール」「宙ガール」等々、年増の行動派ガアルらしい。
翌日は当然の大雨、那須に廻らず 今市でお蕎麦の昼食をとり早目に帰った。
コメント
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