ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地なう[桑実]

2014-06-17 08:59:10 | 食楽・年金ライフ 
6月5日に関東の梅雨入りが報じられると、それ以降は雨の日が続いている。
そんな梅雨の鬱陶しい時期にも、アジサイの花と桑の実が盛りを迎えている。
渡良瀬遊水地内には桑の木が残り、短い梯子や竹棒等で簡単に採取できる。
一時的に晴れた10日、桑の果実「ドドメ」を採りに 遊水地に出かけて行った。
堤防上から見る遊水地は、降り続く雨で水嵩が増し 満水状態になっていた。
ハート湖は周辺部まで水が覆って、中ノ島が浮島のように水に囲まれていた。

桑の実の採集目的は、その実を材料に「マルベリージャム」を作ることにある。
目指した第二調節池は通行止めで、やむなく第一調節池の道脇で採取した。
道路両脇の桑は ちょうど収穫の適期で、停めてある数台の車は先客だった。
実成りの良い木を選んで、手が届く低い枝に付いた実を もぎ取ることにした。
幼少時、学校帰りに道端の桑の実を食べて 唇をドドメ色にした想い出がある。
この日に採集した桑の実の量は680グラムで、ひとまず冷凍庫に保管した。

そして雨続きで畑仕事が出来ない14日、桑の実(ドドメ)でのジャムづくりだ。
先ず実を良く洗って汚れを落とし、水を少し加えて 煮込みながら灰汁を取る。
十分に煮込んだ後、実を潰しながら金網コシ器で濾してヘタや芯を取り除く。
全ては取れず果肉も減るが、濾してまろやかなに仕上げるのが ひげ爺流儀。
別鍋に移して再加熱し、グラニュー糖とレモン汁と食塩を足して水分を飛ばす。
とろみが出たら熱いうちに瓶等に詰めて、「マルベリージャム」の出来上がり。
『出来はマル印、味はvery-goodのマル ベリージャムだ』と、ひげ爺の独り言。
ブルーとブラックの ベリージャムを作るまで、我が家の貴重なトッピング材に。
コメント
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