新年は「申年」でひげ爺の干支、でも我が家の年越しは静かなものになった。
四十九日法要は済ませたものの、11月に亡くなった母を弔って喪中にある。
いつものお正月とは違い、玄関前に日の丸もなければ入口にお飾りもない。
家の中にも 華やかさはなく、生け花も飾らなければ お供えの重ね餅もない。
除夜の鐘を聞きながら出かける初詣もなく、何とも盛りあがりのない大晦日。
年賀には行くも来るもないから、家族だけでささやかに過ごすお正月になる。
そんな我が家の元旦も、早々に珍客が訪れるというので7時前に起き出した。
するとちょうど日の出の時刻で、初詣がわりに「初日の出」 を拝むことにした。
無風好天のなかで、今年一年が穏やかな年であってほしいと願いを込めた。
少し遅れた7時過ぎ、珍客である「一匹」 が娘家族に連れられてやってきた。
スキーに出かける娘の家族が、愛犬の世話を頼むと立ち寄ったわけである。
その犬は孫娘が飼っている 「トイプードル」で、二日間預かって欲しいと云う。
一瞬賑やかになった我が家、だが愛犬と扱い方メモを置いて行ってしまった。
それから 神棚と仏壇にご挨拶をすませ、新年を祝う形ばかりの朝食になる。
お節料理と云えるほどではないが、それでも 一献いただいてお餅も食べた。
一息ついてお寺に向かう、今年はお墓参りがお正月の唯一の行事となった。
穏やかな日が続いた三が日、外出もせずに イヌとテレビを相手の暇つぶし。
『サル年が明けた途端に、イヌが来ては「犬猿の仲」で』 と、ひげ爺の独り言。
今年は申年でひげ爺の干支もサル、そのサルと犬が仲良く過ごしたお正月。
四十九日法要は済ませたものの、11月に亡くなった母を弔って喪中にある。
いつものお正月とは違い、玄関前に日の丸もなければ入口にお飾りもない。
家の中にも 華やかさはなく、生け花も飾らなければ お供えの重ね餅もない。
除夜の鐘を聞きながら出かける初詣もなく、何とも盛りあがりのない大晦日。
年賀には行くも来るもないから、家族だけでささやかに過ごすお正月になる。
そんな我が家の元旦も、早々に珍客が訪れるというので7時前に起き出した。
するとちょうど日の出の時刻で、初詣がわりに「初日の出」 を拝むことにした。
無風好天のなかで、今年一年が穏やかな年であってほしいと願いを込めた。
少し遅れた7時過ぎ、珍客である「一匹」 が娘家族に連れられてやってきた。
スキーに出かける娘の家族が、愛犬の世話を頼むと立ち寄ったわけである。
その犬は孫娘が飼っている 「トイプードル」で、二日間預かって欲しいと云う。
一瞬賑やかになった我が家、だが愛犬と扱い方メモを置いて行ってしまった。
それから 神棚と仏壇にご挨拶をすませ、新年を祝う形ばかりの朝食になる。
お節料理と云えるほどではないが、それでも 一献いただいてお餅も食べた。
一息ついてお寺に向かう、今年はお墓参りがお正月の唯一の行事となった。
穏やかな日が続いた三が日、外出もせずに イヌとテレビを相手の暇つぶし。
『サル年が明けた途端に、イヌが来ては「犬猿の仲」で』 と、ひげ爺の独り言。
今年は申年でひげ爺の干支もサル、そのサルと犬が仲良く過ごしたお正月。