ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

四国八十八ヶ寺巡拝 2-上

2017-05-23 09:12:50 | 旅行・秘湯・巡礼 
事情によって 中断していた巡拝は、香川県の観音寺駅からの 再開となった。
レンタカーによる旅は、まず69番札所 「観音寺」で 仁王門から階段を上ると
右前に大きな楠があり その右が本堂で、振り返るように戻って右奥が 68番
札所「神恵院」、コンクリート造りのモダンな壁的建物に入ると本堂があった。
20分ほど東に走り 67番「小松尾山大興寺」へ、創建は奈良時代と言われる
古刹で、境内には弘法大師が植えたと伝わる カヤとクスノキの大木がある。
この日は 琴平の宿泊、夕食の前に785段の石段を上り「金毘羅宮」 を参拝。

二日目は66番札所「雲辺寺」へ、50分程で着いた山麓駅から ロープウエイ
で上り、山頂駅から参道を歩いてゆくと香川県から県境を越えて本堂は徳島
県側、標高が927mあり 霊場中の最高地にあって 気温は低く 境内は広い。
山麓駅に戻って 車で西に50分走り、愛媛県に入って65番「三角寺」を参拝。
急峻な石段を上ると穏やかな雰囲気の境内で、本尊は安産・子育ての仏様。
・・とは言え、 間もなく後期高齢者のひげ爺には 利益も期待できない。

25分走って 松山自動車道のパーキングで昼食、東伊予の名物の 鳥の唐揚
げ「せんざんき」を食べ、さらに30分走り 64番札所「石鉄山前神寺」 に到着。
江戸時代に領主松平氏の庇護を受けたと云い、寺紋は三葉葵を使っている。
そこは霊峰石鎚山の山麓、必然的に 「石鎚神社」 にも立ち寄ることになった。
山門からの参道は 徐々にきつい階段になり、本殿からの眺めは 絶景だった。
『石鎚も木槌も鉄鎚もある、打ち出の「小づち」はどれ?』と、ひげ爺の独り言。
神社でご朱印はいただけたが、お金の出る小槌はどうにも手に入らなかった。
コメント
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