ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

四国八十八ヶ寺巡拝 2-中

2017-05-27 07:57:52 | 旅行・秘湯・巡礼 
石鎚神社 参拝後は、西に5分走り西条市内の 63番札所「蜜教山吉祥寺」へ。
そこは、全霊場中で 唯一毘沙門天をご本尊としていることをウリにしている寺。
そして同市内にある62番「宝寿寺」へ、この寺は 八十八箇所霊場会を 脱退し
た唯一の寺で、住職不在のなか 係員は巡礼者に親切とは言えなかった。
次は至近距離にある61番「香薗寺」、聖徳太子ゆかりの寺は モダンな鉄筋コ
ンクリートの箱型建物で、本堂はその二階部分にあり 履物を脱いで参拝した。
そこから南に石鎚山系の中腹へ、40分走ると 60番札所 「石鉄山 横峰寺」で、
着いた駐車場から10分歩くと、標高750mの境内は シャクナゲの花が満開。
山の道路は寺所有の有料道路で,料金は高いが歩く遍路を想えば安いもの。
そう思ったのは、金毘羅宮の階段上りの筋肉痛が この頃に出てきたから・・・。

西条市に宿泊して、翌朝はいつも通り ラジオ体操をし朝食を食べ朝ドラを見て
8時半に出発。 北西に70分ほど走り 今治市の59番「国分寺」、そこは伊予の
国分寺で、藤原純友の乱や源平合戦などの焼失から復興を遂げた寺でもある。
次に25分で58番の「仙遊寺」、小高い丘陵の上にあり狭いながら趣のある寺。
北に少し走ると57番札所「栄福寺」、古い本堂と新しい寺務所が対照的だった。
さらに10分進むと、「しまなみ海道」 に接続する 今治インター近くに56番札所
「泰山寺」があり、駐車場から路地的な参道を進むと石垣が特徴の境内に入る。
『この「しまなみ海道」から、広島側に渡って 家に帰れるのだが・・・』 と、独り言。
瀬戸内海に本四大橋が三つ、徳島 香川 愛媛の各県が争って誘致した結果だ。
次は同じ市内の 55番「南光坊」へ、四国霊場で「坊」の付く唯一の寺院である。
西に10分強を走り、54番札所「延命寺」を参拝して松山市に向け車を進めた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする