ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

被災地 福島でクラス会

2011-12-06 09:22:10 | 旅行・秘湯・巡礼 
師走最初の土曜日、高校時代の同窓クラス会が磐梯熱海で開催された。
忍耐剛毅を校風にしている男子伝統校だから、連帯意識が続いている。
そんな旧友の十数名が集まり、親睦目的のクラス会を時々開催してきた。
3月12日に伊香保で予定していた前回、前日大震災が発生し延期した。
その集いの復活には、震災被災地に泊まり 地元の酒を飲み、お土産を
買って 少しでも復興支援が出来れば、と云う殊勝な意見が寄せられた。
放射能については、同僚で頼りになる医学博士が「この歳では余命を云々
する事にはならない」と断言するので、福島県での同窓会実施となった。

別々の所から出発した車2台は、高速道路の途中で合流して昼食と打ち
合せして、猪苗代湖で越冬中の白鳥を眺めたあと磐梯熱海に宿をとった。
今月から始まった「東北三県内の高速道路無料」の恩恵にもあずかった。
宿では、ゆっくり温泉に浸って食事とお酒を味わいながらの楽しい懇親会。
歳のせいで酒量は少し減ったものの、口数は減るどころではない口達者。
混沌とした世相を憂いながらも未来を志向し、それぞれが誠に元気いい。
カラオケは気合いが入っていたし、部屋では遅くまで飲みながら想い出話。

翌日は平田村の酒蔵を訪ね、酒蔵を見学し試飲し正月用お酒の購入だ。
そこは同僚の親戚になるが、支援にほど遠い余計な客ではなかったのか。
その後は高速道路経由で、いわき市の状況を見ながら小名浜に向かった。
道路面の凹凸や工事の現場などに、地震被害の大きさが今もうかがえる。
観光も、表向きは賑わいを見せているが全体的にはまだら模様のようだ。
小名浜漁港で昼食をとり、魚のお土産を購入し常磐道経由で帰ってきた。
「この会は由木 佐久間の両君が主役で、雪は降らなかったがユキ見酒を
楽しみ、サ クマと言う熊は冬眠もせずに元気だった」と、ひげ爺の独り言。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 株価低迷でも円高続く | トップ | 寒さを迎えて野菜の収穫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行・秘湯・巡礼 」カテゴリの最新記事