ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

冬至前に「蕗のとう」を賞味

2010-12-21 09:12:22 | 食楽・年金ライフ 
12月半ば過ぎのこの時期に、わが家の裏庭に蕗のとうが出てきている。
それも一つ二つではなく、例年より数も多く その大きさも十分のものだ。
家には二種類の蕗が植えてあり、その一つは早稲の種類になっている。
早稲種がいつも年の瀬に顔を出し、油味噌炒めや天ぷらで初賞味する。
お正月には、かき揚げや天ぷらの材料にし、香りとしても重宝してきた。
何時も春の便りを最も早くわが家に伝える「蕗のとう」を大切に使っている。

今年は寒さが緩かった上に、雨も適当に降っていたので豊作のようだ。
そのため例年より数も多く、「とう」を出す時期も早くなったものと思える。
早速17日に8個ばかり摘み取り、天ぷらとかき揚げにして初賞味した。
「蕗のとう」の特徴である強い香りと「あく」のある独特の苦味が良いのだ。
蕗のとうにブロッコリーの天ぷら、タマネギや春菊のかき揚げ、小松菜の
吸い物、大根下ろしに白菜の漬け物。夕食のほとんどが自家製材料だ。
家族3人で食べるのだが、好物にしている私がほとんどを食べてしまう。
春まで、焼き餅や蕗味噌炒め、天ぷらの食材や香り材などに使っていく。

柚子も白菜大根などの漬け物やけんちん汁・鍋料理の薬味に使っている。
先日は、聖護院大根の煮物を作り、そのあんかけの添えに柚子を使った。
そして明日22日は冬至、またまた柚子の香りで季節を味わうことになる。
今年の柚子は枝を切り落としたために不作ながら、実は大きく香りも良い。
「今年の柚子は少なく、近所にユズることが出来ない」と、ひげ爺の独り言。
今年は冬至前から冬の香りの柚子と 春の香りの蕗のとうを賞味している。
コメント
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