難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

今日のPC筆記 初期の「筆記による情報支援」の原型かも

2009年12月10日 21時33分58秒 | 日記(つぶやき)
障害者政策研究全国集会の自立支援分科会に参加した。

要約筆記の派遣が受けられなかったので、主催者のスタッフがPCでワードに入力した。
3人が報告者一人ずつ入力を交代するが、30分間一人で入力する。

あれあれ、早いぞ。早いだけでなく、あの機関銃トークの北野先生の話をちゃんと要約しているぞ。

うーむ、そう言えば、パソコン要約筆記の技術は身につけていないし、特定のPC入力者グループに属しているわけではないけれど、講師の話はみな理解していますと言っていたなあ。

誰でもこうできるわけではないが、内容を理解しているというのは重要ということだ。
協会の理事会に来る要約筆記者が内容を理解できないので、ぜんぜん意味の分からない文章を書くのに似ているかも。


ラビット 記

「EAS人工内耳挿入術」を承認

2009年12月10日 07時53分25秒 | 人工内耳
いわゆるハイブリッド型人工内耳のことだ。
意外と承認が早かったという印象がある。

補聴器と人工内耳を併用する難聴者としては良い効果を期待できると思う。
従来の人工内耳とまた違ったマッピングや調整が不可欠だ。それには装用者のフィードバックが重要になる。

装用者がフィードバックする内容を医療界全体で共有できないものか。


ラビット 記
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「EAS人工内耳挿入術」を承認―高度医療評価会議 厚生労働省の「高度医療評価会議」(座長=猿田享男・慶大名誉教授)は12月9日、「EAS(補聴器・人工内耳併用型)人工内耳挿入術」を「高度医療評価制度」の対象とすることを承認した。
また同会議は、「胎児頻脈性不整脈に対する経胎盤的抗不整脈薬投与」と「インスリン依存状態糖尿病の治療としての心停止ドナー膵島移植」を「条件付き適」と評価した。
(中略)

 「EAS人工内耳挿入術」は、低音部に残存聴力を有するものの、高音域の聴取能が悪い「高音急墜あるいは漸傾型の聴力像を呈する両側性の高度感音難聴患者」が適応症。残存聴力を温存するためにEAS人工内耳を使う。従来の人工内耳は内耳の中に電極を挿入するため、残存聴力が犠牲になったという。一方、EAS人工内耳では、低音部の残存聴力を壊さずに活用することが期待できるという。
医療・介護情報CBニュース -より http://www.cabrain.net/news/
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25530.html